ピアノを弾く時の「ラ」の指使いをマスターしよう!|初心者でもスムーズに弾けるコツを紹介!

ピアノ初心者の方には、「ラ」の位置や指使いは意外とつまずきやすいポイントではありませんか?

 

「ラ」でつまづくポイント
  • 鍵盤のどこが「ラ」?

  • 右手と左手で指の使い方が違う?

  • よくあるミスや指が届かない原因って?

 

この記事では「ラ」の鍵盤の位置や左右の指番号、スムーズに弾くための運指のコツまで、易しく解説します。

 

実践的な練習法、よくあるミスの対処法もご紹介しています。

 

この記事を読むことで、「ラ」の運指に迷わず、自信をもってスムーズに演奏できるはずです。

 

ぜひ最後までお読みくださいね。

 

この記事からわかること

 

「ラ」の鍵盤の位置を確認しよう

「ラ」を弾くときの基本的な指使い(指番号)とは?

「ラ」の運指のパターンと練習方法

「ラ」の指使いでよくある間違いとその対処法

まとめ|ピアノの「ラ」はスムーズに弾けるようになる!

 

 

「ラ」の鍵盤の位置を確認しよう

 

 

ピアノの鍵盤は、「白鍵(はっけん)」と「黒鍵(こっけん)」があります。

 

黒鍵は2つのグループ(2つ並び/3つ並び)のグループで交互に配置されています。

 

この黒鍵の並びを目印にすると「ラ」の場所もすぐに見つけられますよ。

 

「ラ」の鍵盤位置の図解(イメージ)

 

 

「ラ」は、黒鍵3つのグループの一番右の黒鍵のすぐ左の白鍵です。

 

「ラ」を弾くときの基本的な指使い(指番号)とは?

 

 

では次に「ラ」の指使いを見てみましょう。

 

指番号とは?

ピアノでは、各指に「指番号」が振られています。

 

  • 右手:親指(1)、人差し指(2)、中指(3)、薬指(4)、小指(5)

  • 左手:小指(5)、薬指(4)、中指(3)、人差し指(2)、親指(1)

 

指番号は、運指(どの指で弾くか)を決めるためのルールのようなもので、楽譜にもよく記載されています。

 

↓こちらのイラストを参考にしてください。

 

 

右手で「ラ」を弾く場合

右手では、「ド」から親指(1)から始まり、「ミ」は中指(3)を使います。

 

その後、「ファ」は再び1(親指)に戻る「指くぐり」というテクニックを使います。

 

この「指くぐり」はとても大事なテクニックです。

 

↓こちらの動画を参考に、しっかり練習してできるようにしましょう。

 

引用:YouTube

 

左手で「ラ」を弾く場合

左手では、右手とは逆で「ド」は小指(5)からスタートします。

 

音を進めていく中で、「ラ」をで弾中指(3)で弾くのが一般的です。

 

指番号をしっかり覚えておくと、両手の運指が自然に身についていきますよ。

 

引用:YouTube

 

キーボードの動画となりますが、手の動きがよくわかるのでぜひ活用してみてくださいね。

 

「ラ」の運指のパターンと練習方法

 

 

次に「ラ」の運指のパターンと練習方法について見てみましょう。

 


スケールの中での「ラ」の位置

スケールとは、決められた順序で音を並べたものです。

 

たとえば、最も基本的な「ドレミファソラシド」も一つのスケールです。

 

 

「ラ」はドレミファソラシドの6番目に位置します。

 

つまり、ドから始まるCメジャースケール(ハ長調)では、6音目に出てくるです。

 

スケール練習では、「ラ」の指使いがきちんとできていないと、手がねじれたり、動きが不自然になりがちです。

 

実践的な練習フレーズ

まずは「ドレミファソラ」までの6音を片手ずつでゆっくり弾いてみましょう。

 

  • 右手:1(ド)→2(レ)→3(ミ)→1(ファ)→2(ソ)→3(ラ)
  • 左手:5(ド)→4(レ)→3(ミ)→2(ファ)→1(ソ)→3(ラ

     

    このとき、指を鍵盤に対して自然なカーブで保つことを意識すると、手の形が崩れにくくなります。

     

    さらにレベルアップしたい方は、ハノンの「第1番」などの基礎練習曲を活用して、「ラ」を含む運指のパターンを繰り返し練習してみましょう。

     

     

                引用:ハノン 1番薬指(4)と小指(5)のストレッチ

     

     

    是非練習して、「ラ」の指使いの強化に努めてください。

     

    
    

    「ラ」の指使いでよくある間違いとその対処法

     

    
    

    「ラ」の指使いで起こりやすいミスとその改善方法を見ていきましょう。

     

    よくあるミス①:「ラ」が届かない・指がつっぱる

    「ラ」を弾くときに、無理な指の動かし方をすると、手がつっぱったり、不自然に形が崩れがちです。

     

    対処法
    • 肘や手首を固めすぎず、手全体を柔らかく動かす意識を持ちましょう。
    • 特に「指くぐり」を使う際は、手首を少し浮かせて、親指をなめらかにくぐらせると動きがスムーズになります。

     

    よくあるミス②:黒鍵に指が引っかかる

    「ラ」は白鍵ですが、すぐ近くに黒鍵(ソ♯やラ♯)があるため、指の角度や位置がずれると黒鍵に触れてしまうことがあります。

     

    対処法
    • 鍵盤の手前側ではなく、やや奥(黒鍵のそば)を弾くようにすると、他の鍵にぶつかりにくくなります。
    • 手首や腕の位置も意識してみましょう。

     

    まとめ|ピアノの「ラ」はスムーズに弾けるようになる!

    本記事では、ピアノ初心者がつまずきやすい「ラ」の鍵盤の場所や指使い、練習方法、そしてよくあるミスの改善方法について解説しました。

     

    本記事のポイントまとめ
    • 「ラ」は黒鍵3つの右端のすぐ左の白鍵

    • 指番号は右手・左手で異なる(右:1〜5、左:5〜1)

    • 指くぐりや運指のルールで弾きやすくなる

    • 黒鍵の位置にも注意して弾くとミスを防ぎやすい

     

    「ラ」がスムーズに弾けるようになると、スケール全体の流れのレベルが格段に上がります。

     

    ピアノの運指に「絶対の正解」はありませんが、スムーズで弾きやすい方法を選ぶことが上達のコツです。

     

    最初は少し戸惑うかもしれませんが、毎日の練習で自然と指が動くようになりますよ。

     

    肩の力を抜いて、少しずつ「ラ」も弾けるようになっていきましょう♪