読者様はピアノの魅力について考えたことはありますか?
音そのものに癒されたり、鍵盤を押さえるだけで次から次へといろんな音を出せたり、音を重ねて美しい和音をつくることも可能です。
ピアノは習い事としても自宅で奏でるだけにしても、楽器の中でトップクラスの人気を博しています。
その人気の理由とは?人気になる要素はなんでしょうか。
「楽器の王様」とも言われているピアノの魅力に、今回は迫っていきたいと思います!
大人になった今こそピアノを始めようと考えている方や、ピアノ練習にちょっと疲れたなと感じている方に読んでいただくことで、ピアノの魅力を確認してもらえる機会になればと思います。
モチベーションアップや読者様の背中をポンっと押すことに繋がればとても嬉しいです♪
楽器の王様・ピアノの6つの魅力とは?
ピアノは他の楽器にはない魅力があると思いませんか?
ピアノソロも素敵ですが、弾き語りしてみたり連弾してみたり。
単にピアノの音が好きだという方も多くおられます。
以下にピアノの魅力をまとめました。
- すぐに美しい音で演奏できるうえ達成感も得られる
- たくさんの音を同時に出せる
- 広い音域をもっている
- 多様な音色が出せる
- コミュニケーションの一つになる
- 大作曲家たちに愛された
お~!たくさんの魅力がありましたね!
ではこれから一つずつ詳しくみていきます♪
1. すぐに美しい音で演奏できるうえ達成感も得られる
ピアノはすべての楽器の中で最も簡単に音を出すことのできる楽器です。
フルートやトランペットのような管楽器、ヴァイオリンやチェロのような弦楽器はそれらしい音を出すまでに一苦労し、それだけでめげてしまう方も中にはいるほどです。
ピアノの場合は並んだ鍵盤を押すだけで気持ちのいい音が返ってきます。
その上、ドレミの位置さえ覚えれば曲を弾くことができ、子どもから大人まで初めて親しむ楽器として最適と言えます。
さらに右手と左手・ペダルを思いのままに操るとなると簡単には上達できないところが、すぐに飽きてしまわずに満足感が得られ、一曲が完成したときに弾きこなせた達成感と充実感がかなり大きいのも魅力の一つです。
2. たくさんの音を同時に出せる
両手を使って演奏することで片手でメロディーを、もう片方の手で伴奏を、と同時に楽しめますよね。
ピアノは88つの鍵盤がありますが、構造上88音を同時に出せる楽器なんです。(あまりそういった機会はありませんが(笑))
だからメロディー・ハーモニー・リズムという音楽の三要素を一台のピアノで表現することができて主役にも最高の脇役にもなれる楽器と言えます。
他の楽器は一度に一つの音しか出せない単旋律のものがほとんどです。
それ一つで曲を完結させることは難しく、単旋律では物足りなさを感じてしまいますよね。
ちなみに弦が4本あるヴァイオリンも厳密には4つの音を同時に出すことは困難です。(2つの音を同時に綺麗に出すことすら私には難しかったです(苦笑))
ピアノは指が多くあればあるほどたくさんの音を同時に出すことができるので、2人4手や3人6手の連弾も楽しめるわけです♪
人数が増えるほど迫力が出て曲の厚みが増し、ダイナミックな演奏を楽しめるだけでなく合奏感覚を味わうことができますね。
個人的には、いつか娘と連弾したいな~と思っています♪(お披露目できるかな…(笑))
3. 広い音域をもっている
ピアノは1つの楽器で7オクターブもの音を出すことができます。
つまりオーケストラのすべての楽器をカバーする音域をもっているんです。
オーケストラで最低音をもつコントラバスよりも低い、お腹に響くような音から最も高いピッコロのような可愛らしい音までも出すことができます。(ステキっ!!)
重厚な響きも軽快な響きも持ち合わせているピアノは、オーケストラのような壮大な音楽を奏でることができるのです。
ご存じの方もおられるかと思いますが、オーケストラの原曲がピアノ曲として編曲されることも多いです。
たとえば、ベートーヴェンの9つの交響曲はフランツ・リストによりピアノ曲として忠実に編曲されています。
作曲家自身がオーケストラ曲をピアノ曲に編曲したり、その逆をしたりすることもあります。
オーケストラなら指揮者やさまざまな楽器パートが必要ですが、ピアノ独奏の場合は自分が指揮者であり奏者でもあって、自分の思いのままに音を操り奏でることが出来るため、個人技が好きな方にも向いている楽器と言えます。
連弾ができることを考えると、人と呼吸を合わせて奏でるアンサンブルが好きな人にも向いていて、ピアノが多くの方に好かれる理由がわかります。
広い音域をもっているピアノだからこそ色んな楽しみ方がありますね♪
4. 多様な音色が出せる
同じピアノで同じ曲を弾いているのを聴いても、弾き手によってこの人の演奏が好きだな~と思うことがあると思います。
それは表現の違いによるものだということです。
ピアノは指先のタッチの具合で音に表情を付けることができ、感情をこめて弾くことで音色を弾き分けることが可能なんです。
ささやくようなピアニッシモから嵐のようなフォルテッシモまで、音の強弱を自由につけることができます。
また足元のペダルによって音の長さを自在に変えることができます。
鍵盤とペダルの両方を上手く操作することで多様な音色を出すことができることになります。
上級者ほど音の量と質を操ることができてその幅が極めて豊かです。
それはピアノの豊かな表現力につながり、ピアノという楽器をどのくらい歌わせることができるかはピアニストにとって最も重要な要素と言われています。
広い観点で見ると、初心者が弾くバイエルなどの練習曲からプロのピアニストが弾く超難曲まで、それぞれが個性を発揮でき魅力的な音色となって表れてくれる楽器だとも言えます。
ピアノは限りなく豊かな表現が可能、つまり誰でも生きた音楽を表現することができるのです。(だから生演奏は心に響くんですね~)
そして表現力なら群を抜いてグランドピアノが圧倒的な素晴らしさをもっています。
力強い音が出しやすく繊細な音も表現しやすいグランドピアノを日頃から弾くことで、自然と演奏技術を高めることができると言われています。
グランドピアノがもつ形や内部構造などからイキイキとした表情を付けることが可能なんです。
多くの人がグランドピアノに憧れをもつ理由が納得できますね。
グランドピアノを弾いてみたいと思われた方はこちらの記事をご覧ください→本格ピアノが弾けるホテルやまちかどピアノ
ストリートピアノとしてピアノが身近な存在になっていることも、ピアノの人気が高く愛好家が増えている証です♪
5. コミュニケーションの一つになる
誰もが自由に奏でることのできるストリートピアノは老若男女問わずたくさんの人々の音を紡いでいます。
SNSではその日出会った人、気の合った人とストリートピアノを用いて連弾しているような動画が投稿されていることもあります。
これって、ピアノを通じてコミュニケーションをとっているんですよね!
またピアノを話題としたSNSを発信していると、いろんな国の人とつながっていることを感じます。
ピアノはボディランゲージのように国境を越え、コミュニケーションの一つとして楽しめる素晴らしいものです。
地球の裏側に住んでいる方々とも共通の感動を分かち合うことができるんです。
ピアノを始めたばかりの頃は目の前のことで精一杯かもしれませんが、ピアノを続けていればこれほどに広く深い世界が広がっていることに実感がもてるようになってくると思います。
ピアノの世界が私たちの生活を豊かにしているといっても過言ではありません♪
こちらのお部屋では小さなものから少しずつ世界が広がってきています。よかったら覗いてみてくださいね!
一緒に始めませんか?「ピアノ」を通して、もっと楽しいこと。web上で誰でもピアニストになれる時代。超初心者でも臆することなく楽しめる全く新しい会員制ピアノコミュニティ、それがffサロン。この機会にぜひお気軽に参加してみてくださいね!
6. 大作曲家たちに愛された
歴史に名を残している作曲家たちは皆、ピアノに向かって曲を書きあげました。
ピアノの原型がイタリアで発明されてから300年以上にも及ぶ歳月が流れ、ピアノの歴史はそのまま音楽の歴史となっているほどです。
バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、リスト、ラフマニノフなどの大作曲家たちは優れたピアニストであり、作曲家として数多くのピアノ曲を書きました。
それは他の楽器にはないピアノの幅広い表現力が作曲家たちの創造力を刺激したからだと言われています。
ピアノの名曲は非常に多いです。
それゆえにピアノ奏者にとってレパートリーの豊かさも魅力の一つと言えます。
端整なクラシックから情緒豊かなジャズ、流行のポップスまでジャンルを問わず表現することができるピアノ。
初級から上級まで幅広くアレンジされ、それらの楽譜がすぐに手に入る時代です。
初心者から上級者までずっと飽きることがありません。
だからピアノは一生の趣味、一生の楽しみにできるんですね。
ピアノは一生の楽しみにできる最高の楽器!!
今回の記事では、「楽器の王様」と呼ばれるピアノの魅力を6つご紹介しました。
- すぐに美しい音で演奏できるうえ達成感も得られる
- たくさんの音を同時に出せる
- 広い音域をもっている
- 多様な音色が出せる
- コミュニケーションの一つになる
- 大作曲家たちに愛された
ピアノはビギナーからプロまで愛好家の多い楽器です。
時代は移り変わっても、ピアノのもつオリジナリティ溢れる音色に惹かれ演奏してみたいという人が後をたちません。
ピアノの音色が好きであればピアノを奏でることがたまらなく楽しい時間になりますね♪
もうピアノのない人生は考えられない!
もしかしたらそんな読者様もいらっしゃるかもしれませんね。
あなたも一緒にピアノライフを楽しみませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました。