泣ける!切なくなる!ピアノ曲5選【泣いて心のデトックス】

 

「はぁぁ~~、今日も1日ツカレタ。」

 

「・・・なんだかサミシイナ。」

 

「うあぁ~ん、何もかもうまくいかないヨ。」

 

「もう何もしたくない。」

 

誰にでも、つらさや寂しさを感じたり、落ち込んでしまったりすることがあると思います。

 

そんな時、読者様はどんな方法でモヤモヤを解消していますか?

 

スポーツもよし!

 

お笑いもよし!

 

寝るもよし!

 

友だちに愚痴るもよし!

 

人によって方法は様々ですよね。

 

 

私の場合、切ないピアノ曲を聴きながら「泣く」のがいちばんスッキリします。

 

夜の暗い部屋で悲劇のヒロインになりきって、イヤホンでピアノ曲を聴きながらしくしくと泣くのです。

 

目が腫れてしまうので泣きすぎには注意ですが、翌朝はスッキリした目覚めを迎えることができますよ。

 

 

ということで今回は、落ち込んで元気がない時に泣けるピアノ曲を中心に、以下のことをご紹介します。

 

  • 泣ける!切なくなる!ピアノ曲5選♪
  • ピアノ曲を聴いて泣くことをオススメする理由
  • 心のデトックスをして、スッキリ元気!

 

泣いて心のデトックス、結構効き目がありますよ♪

 

 

泣ける!切なくなる!ピアノ曲5選♪

 

「泣くのなら、感動モノのドラマや映画を観る方が早いのでは?」

 

と、お思いになったそこのアナタ!

 

・・・ハイ、確かにそうかもしれません・・・。

 

ただ、泣きたい時にピアノ曲を聴くことをオススメするのにはちゃんと理由があるんです!

 

その理由は後ほどご説明しますので、まずは私がオススメする5曲をお聴きください♪

 

 

ショパン:ノクターン 第20番 嬰ハ短調 遺作

引用:YouTube

 

ノクターンは、日本語で表現すると「夜想曲」といいます。

 

そのまま読むと「夜を想う曲」。

 

それだけで、情緒的で漂うような雰囲気がなんとなく想像できますよね。

 

ピアノの詩人と称されるショパンは、生涯に渡り20曲を超えるノクターンを作曲しています。

 

この曲は、ショパンが20歳の頃、初恋をしていた時期に作曲されたものです。

 

※ 遺作とは、「亡くなってから発表された作品」という意味で、最後の作品ということではありません。

 

ショパンのノクターンといえば第2番が最も有名ですが、第20番は「戦場のピアニスト」の劇中曲として使用されましたので、なかには映画のシーンを思い出す方もいらっしゃるかもしれません。

 

鼻の奥がツンとして、涙が出てくる曲です。

 

ベートーヴェン:ピアノソナタ 第14番 嬰ハ短調 Op.27-2 月光

引用:YouTube

 

ベートーヴェンのピアノソナタのなかでも、美しい旋律が印象的で人気の高い「月光」です。

 

この曲は第1楽章~第3楽章から成り、特に第1楽章がセンチメンタルにさせてくれます(動画では、6:05辺りまで)。

 

「月光」というタイトルから、私は月夜をイメージして曲を聴いていたのですが、実はベートーヴェン本人がつけたタイトルではないということを知って驚きました。

 

ベートーヴェン自身は「幻想曲風ソナタ」として発表したものの、のちに詩人のルートヴィヒ・レルシュタープ氏が「月光」と評したことが人々の共感を呼び、広まっていったそうです。

 

これで想像の幅が広がりました!

 

さらにいろんなシーンをイメージして泣けそうです。

 

ラフマニノフ:幻想的小品集 エレジー Op.3-1 変ホ長調

引用:YouTube

 

ラフマニノフの幻想的小品集は5曲ありますが、「エレジー」はその1曲目にあたります。

 

日本語では「悲歌」。

 

その名のとおり、悲哀に満ちた心の叫びを感じます。

 

しかも、ラフマニノフが19歳の時に作曲したというのですから、何が彼をそんな気持ちにさせたのでしょう。

 

引用した動画は、ピアノロールに記録したラフマニノフ本人の演奏を復刻したものです。

 

ピアノロールとは、オルガン式オルゴールや自動ピアノに取り付けて使用する、演奏情報が穿孔された紙製のロール(巻き紙)のこと。

引用:Wikipedia

 

ただでさえ切ない旋律なのに、本人の演奏(に近い)と思うだけで涙が出てきます。

 

坂本 龍一:戦場のメリークリスマス

引用:YouTube

 

「戦場のメリークリスマス」は、誰もが知っている坂本龍一さんの曲ですね。

 

1983年に公開された映画の主題曲で、ご自身も出演されています。

 

世界で活躍されている坂本龍一さんですが、私は子どもの頃「ダウンタウンのごっつええ感じ」が好きでしたので、どうしてもその時のイメージがぬぐえません。

 

アホアホマン・・・。

 

ファンの方、大変申し訳ありません!!

 

 

~閑話休題~

 

 

この曲は、「しんしんと雪が降っているなぁ」といつも思いながら聴いています。

 

私は、静寂に包まれた中で雪が降っている夜がたまらなく好きです(北陸在住)。

 

戦場のメリークリスマスを聴くとこの情景が思い起こされて、とても感傷的な気持ちにさせられます。

 

鬼束 ちひろ:Infection

引用:YouTube

 

これはちょっと反則の1曲ですね。

 

ピアノの切ない伴奏だけでなく、歌詞と歌声が合わさって涙が止まらなくなるからです。

 

鬼束ちひろさんは2000年にデビューしたシンガーソングライターで、Infectionは翌年にリリースされた5枚目のシングルです。

 

リリースの直後にアメリカの同時多発テロが起き、テロを連想させる歌詞があるということで大々的なプロモーションを自粛した過去があります。

 

ただ、メロディの美しさと哀愁は、彼女の曲の中でも間違いなくトップクラスです。

 

精神的に不安定な時期もあったようですが、私は応援しています♪

 

 

泣きたい時にピアノ曲を聴くといい理由~想像は無限大~

 

人間の情報処理(獲得)は、視覚によるものが80%以上を占めるといわれています(実際は、根拠がはっきりしていないようです。)

 

読者様も感覚的に、見ることから得られる情報が多いことを感じていると思います。

 

なので、単純に泣きたいだけなら、やっぱり感動モノのドラマや映画を観る方が早いのかもしれません。

 

それをふまえたとしても、私が「泣きたい時にピアノ曲を聴くことをオススメする理由」は次の3つです。

 

  1. ピアノの音色は癒し効果
  2. 聴くことは想像を膨らませる
  3. ここを訪れる方は、間違いなくピアノが好き

 

もちろん個人差はあるでしょうが、ピアノの音色は眠りを誘う、癒しをもたらす、リラックスできるというのはよくききますね。

 

また、聴くということは想像を無限に膨らませることができます。

 

作曲家が曲に込めた想い、時代背景、宗教、人々の生活様式といった曲そのものに思いを馳せることもできますし、曲を聴くことで自分の過去の記憶がよみがえってくる方もいらっしゃるでしょう。

 

結局は、私も含めてピアノ好きさんだからピアノ曲がいいということです。笑

 

 

泣いて心のデトックス、スッキリして気持ちを入れかえましょう♪

 

人間誰しも、嫌なことがあったり失敗したりすると、気分が落ち込みますよね。

 

そうなると、「明るい気持ちにならなきゃ!この状況をなんとかしないと!」と無理矢理自分を奮い立たせようとするかもしれません。

 

はたまた、「大人なんだから、泣くなんてみっともない!」と我慢するかもしれません。

 

泣きたい時は泣いていいんですよ。

 

デトックスは心の浄化。

 

思いっきり泣いて、スッキリしましょうね♪

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。