ピアノの脳トレ効果って?脳の活性化ならピアノを今すぐ始めよう!

 

近年流行している「脳トレ」とうワード。

 

耳にしたことのある方も多いですよね?

 

そう、脳トレーニングのことです。

 

脳のトレーニングをすることによって得られる効果は・・・

脳トレ効果
  • 記憶力アップ
  • クリエイティブになれる
  • 勉強がはかどる
  • 脳の老化防止

など、いいこと尽くめなんです!

 

そんな脳トレといえば、ゲーム、パズル、クイズ、他には瞑想をする人も増えてきましたね。

 

しかしなんと!ピアノが脳トレに超効果的ってご存知でしょうか?

 

「こどもの習い事はピアノだけでもいい」なんて世間で言われているほど、ピアノはこどもの知的能力アップに最適です。

 

大人にとっても、ピアノが脳に与える影響は嬉しいことばかり。

 

この記事では、以下のことについて詳しく説明させていただいていますので、ぜひピアノ脳トレの参考にしてみて下さいね。

 

  • ピアノが脳トレに効果的な理由
  • ピアノで脳トレをする方法

 

 

研究者が語るピアノが脳トレに良いとされるメカニズム

 

「ピアノが脳トレに良いって、いったい誰が証明しているの・・・?」

 

実は、本でもたくさんの研究結果が発表されており、ピアノと脳トレの結びつきはどんどん世の中に広まっているんです。

 

まずは以下の著書を紹介させていただきます。

 

 

10本の指を自在にあやつり、目にもとまらぬ超高速で1分間に数千個もの音符を打鍵するピアニスト。その超絶技巧と驚異の記憶力を支える脳の神秘のメカニズムとは? 医学博士にしてピアニストという異才が、最新の実験成果から明らかにします。

引用:Amazon.co.jp

 

こちらの著者は音楽と医学を研究し、研究結果に基づいてこちらの本を出版しました。

 

ピアノが脳にもたらす影響や、ピアノを弾く人と弾かない人の脳の構造の違いについて、詳しく書かれています。

 

なんと自身も研究者でありながらピアニストなんだとか。

 

脳科学を研究する人がピアノを弾いているのならば、ピアノは脳トレにピッタリということの信ぴょう性が増しますね!

 

テレビにも出演されている有名な方で、番組内でも「ピアノが脳に良い」ことを語っているんですよ。

 

また、ある研究結果では、ピアノを習っているこどもの知能が他の習い事をしているこどもより高いことも証明されています。

 

 

ピアノを聴いて脳トレ

 

ピアノを聴くとなぜ脳トレに効果的なのでしょうか?

 

以下のことを順番に説明しながら分析してみましょう!

 

  • 癒し
  • クラシック音楽と脳の関係
  • 聴く+動くで得られる効果

 

ピアノを聴くと癒される

 

ピアノの美しい音色は聴いているだけでうっとり・・・。

 

例えばイライラしている時には、落ち着いたピアノの音色がスッと心を静めてくれます

 

そして、明るい音色はどんより心が重い朝に光を照らしてくれますね。

 

ぜひお気に入りの飲み物と一緒に、ゆっくりピアノを聴く時間を設けてみて下さい♪

 

癒し効果は脳トレにどう働いているかというと・・・

  • 脳の疲れをとって頭がスッキリ
  • 精神が安定し、抗うつ効果がある
  • 幸せホルモンが分泌され、人に優しくなれる

 

ピアノの癒し効果についてはこちらの記事でも詳しく紹介させていただいています!

ピアノを聴く・弾くの癒し効果で心身ともに休もう!BGM特集も♬

 

 

クラシック音楽がもたらす脳への効果

 

ピアノ音楽の中でも特にクラシック音楽は、聴くことで様々な効果が得られるんです。

 

仕事中や勉強中にクラシック音楽を流す人も多いようですね。

 

クラシック音楽と脳トレ、これらを結びつけるものに、a波の存在が欠かせません。

 

a波とは、脳波の一つのことであり、a波が増えると私たちの体にとって重要な役割を発揮するのです。

 

実際にa波が増えると、どのような変化がもたらされるのでしょう?

 

  • 集中力アップ
  • リラックス効果
  • 睡眠の質を上げる
  • 自律神経を整えて免疫アップ

 

何気なく耳にしているクラシック音楽でも、聴いているだけでこんなにもイイことがあるなんて♪

 

今日からお気に入りの音楽をクラシックにしてみれば、脳トレがスタートできちゃいます!

 

聴きながら体を動かして脳を刺激

 

ピアノを聴きながらリズムを取ったり、体を動かして踊ってみることによる脳への効果も証明されているんですよ。

 

それは、「聴く・体を動かす」を同時に行うことで脳を刺激し、活性化に役立っています。

 

特にピアノは、音域が他の楽器に比べてとても広いので、音の幅の広い音楽を聴いて脳で処理することが、脳の刺激を助けているとも言われます。

 

実際に、音楽に合わせて体を動かすことは、脳神経のリハビリにも使用されています。

 

また、音楽に合わせて楽しく踊ることができれば、気持ち良く汗を流してストレス発散できちゃいますね!

 

ダンスをしなくても、口ずさんだり唇を動かすことでも脳神経への刺激になって、とてもおすすめな健康法ですよ。

 

ピアノを弾いて脳トレ

 

ピアノを聴くだけでなく、実際に弾いてみることで、更に脳トレ効果がアップするんです。

 

ここからは、なぜピアノを弾くと脳トレできちゃうのかをチェックしていきましょう!

 

二重課題で同時にたくさんのことを処理する能力がアップ

 

ピアノは両手で10本の指を動かしながら演奏しますよね。

 

弾いてみたことがある方はお分かりの通り、とても難しく感じ、なかなか初めは思うように指が動かせません。

 

しかし、たくさん練習することでスラスラと10本の指を巧みに動かして演奏できるようになります。

 

そして、ピアノ演奏では「目で楽譜を読む・耳で音を聴く・指を動かす・足でペダルを踏む」これら全てを同時に行っています。

 

これは、二重課題(たくさんの課題を同時に行うこと)と言われ、年齢が上がっていくことで衰えていきます。

 

普段からたくさんピアノを弾いていると、脳でいっぺんに複雑な情報を素早く処理し、脳が鍛えられることがわかりますね。

 

ワーキングメモリの発達

 

ワーキングメモリとは、瞬時に脳の中で情報をかみ砕き、処理し行動に移す能力のことです。

 

この能力を、普段私たちはどのように活用しているのでしょうか?

 

例えば・・・
  • 同時進行で処理していくマルチタスク
  • 問題が起きた時に解決策を導き出す
  • 段取りを決めながらプランに沿って物ごとを進める
  • 状況判断
  • 相手に合わせてコミュニケーションを図る

 

これらは、私たちが生活する上でなくてはならないものですね。

 

テクノロジーの発達により、どんどん人間の脳機能は衰えてきています。

 

同時にたくさんのことを処理しながら音を奏でるピアノ演奏は、まさに人間本来の能力を高められる最適な方法ですね。

 

絶対音感が身に付きやすくなる

 

絶対音感というと、例えば「カラオケで全く音を外さないで歌える人」とか、「音楽を聴いただけで楽譜なしで楽器を弾けてしまう人」のことを想像しませんか?

 

超人的な能力を持った人のようなイメージがありますが、実はピアノを習うことで、絶対音感が身に付きやすくなります

 

絶対音感は、聴力や脳の発達が著しい幼少期にピアノ練習などの訓練をすることで、さらに身に付きやすくなるんだとか。

 

大人になってからはというと、残念ながらなかなか身に付けることが難しいようです。

 

ところで、絶対音感が人間にもたらす凄いこととは、一体?

 

例えば、絶対音感の持ち主は、絶対音感がない人よりもIQが高く、左脳が発達していると言われています。

 

IQが高い人は、頭の回転や記憶力が良く、勉強もよくできて、仕事でも優秀な成績を出せる人が多いですよね。

 

そして左脳が発達すると、合理的で分析や計算、計画性などに優れるようになります。

 

対する右脳はというと、感覚で情報を処理し、創造力や感情が豊かになります。

 

絶対音感が身に付くと、賢くなれることは間違いありません!

 

指先を動かしてボケ・認知症予防

 

「ピアニスト含め、指先を動かす職業の人は認知症になりにくい」と聞いたことはありませんか?

 

指先は脳神経と繋がっていることから、よく動かしていると脳細胞に刺激を与えられ、脳の活性化を促進します。

 

ピアノとボケの関係についてさらに詳しく、こちらの記事で紹介していますのでご覧くださいね!

ピアノによるボケ防止は本当?!気になる疑問を解き明かします!

 

暗譜による記憶力アップ

 

ピアノ演奏者も上級者ともなれば、暗譜(楽譜を見ずに演奏すること)をしています。

 

暗譜をすることで、曲の流れが頭に入っているためにより感情を表現しやすかったり、聴いている人に印象付ける演奏をすることができます。

 

オーケストラでは指揮者を見ながら弾いたりもしますよね。

 

必然的に楽譜に書かれた音符や強弱記号を覚えておかなければいけないため、たくさんピアノを弾いていると自然と記憶力がアップできちゃいます!

 

演奏に表情をつけることで表現力が豊かになる

 

ピアノをただ淡々と楽譜通り音符を追いながら演奏していては、人の心に響く演奏とは言えないですよね。

 

強弱記号に沿ってそっと優しく、時には力いっぱい迫力を出したり。

 

速度をコントロールして、ゆっくり弾いたり速く弾いたり。

 

弾く人によっては同じ曲でも弾き方によって全く違ってきますね。

 

ピアノを弾くことで学べることの中に、「表現力」があります。

 

ピアノ演奏で感情を表せるようになると、普段の生活の中でもどんどん感情豊かになり、表現力が高まります。

 

そう、脳のメカニズムでは右脳が良く働くようになります。

 

右脳が発達すると、クリエイティブで新しいひらめきや直感が得やすくなり、生活をする上で欠かせないスキルが得られるのです。

 

コミュニケーションを図る上でも、心の内側からにじみ出る人間性を表わせる人は、親近感を持たれやすいですよね。

 

聴いて弾いてピアノで脳トレを始めよう!

 

ピアノが脳にもたらす良い影響・・・科学的に証明されているだけあって、恐るべし。

 

聴いても弾いてもピアノは脳トレにとっても効果的♪

 

聴く

  • 癒しでリラックス効果
  • クラシックでa波が増える
  • 聴きながら体を動かすと脳神経を刺激

弾く

  • 同時にたくさんの動作 → 二重課題・ワーキングメモリ増大
  • 絶対音感 → IQアップや左脳を刺激
  • 暗譜 → 記憶力アップ
  • 指先を動かす → ボケ・認知症予防
  • 表現をつけた演奏 → 右脳の発達で感情表現や創造性がアップ 

 

音楽が好きという理由だけでなく、心身ともに健康でいたい方や、知能アップで人間力を高めたい方にもピアノは超おすすめです!

 

子どもの習い事としてもピアノはすごく優れているので、これからの育児・教育を考えておられる読者様にとっても朗報ですね。

 

ぜひピアノをいっぱい聴いて弾いて、脳トレに生かしてみて下さいね!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。