ピアノを弾くボランティア活動とは?音楽でハッピーをおすそわけ♪

 

「ピアノ演奏が楽しくなってきた!できればもっとたくさんの人に演奏を聴いてもらいたいな・・・。」

 

「自分のピアノの知識をもっと人に伝えたい。」

 

密かにそんな願望を抱き始めている読者様!

 

実は、ピアノを弾くボランティア活動があることをご存知ですか?

 

もしかしたら読者様の演奏やピアノの知識で、知らない誰かをハッピーにしてあげられるかもしれません!

 

ピアノを弾くボランティア
  • 活動内容
  • 応募の仕方
  • ボランティアになる方法

 

これらはあまり情報が見つからなくて、挑戦したくても何から始めていいか分からない方が多いようです。

 

せっかくピアノを弾けるのにもったいな~い!

 

ピアノを弾くボランティア活動によって得られるものは

  • モチベーションの維持
  • 人前での演奏の場数が経験できる
  • スキルの上達ができる

 

 

この記事では、ピアノを弾くボランティアに興味のある方へのお役立ち情報を、ふんだんに盛り込んでおりますので、ぜひご覧ください♪

 

 

ピアノを弾くボランティア活動とは?

 

そもそもボランティアとは、どういった活動内容を指すのでしょうか?

 

日本において、ボランティアとは一般的に、自発的に他人・社会に奉仕する人または活動を指す。ボランティア活動の基本理念は、公共性、自発性、先駆性である。

引用:ウィキペディア

 

要約すると、社会全体に対して自ら率先し、役立つことや助けになるようなことを見返りを求めず行動することですね。

 

幼少の頃、すでにボランティアを経験した方も多いのではないでしょうか?

 

小学生が地域の為にゴミ拾いなどの清掃をしたりする、「奉仕作業」のことですね。

 

ではピアノを弾くことで、どんなボランティア活動ができるのでしょうか?

 

それは・・・

 

• ピアノを披露する
• ピアノを教える

 

上記2通りの活動になります。

 

場所は、学校・病院・老人ホームなどの施設が一般的であり、ボランティア活動によって発育、リハビリ、ケア、リラクゼーションなどを促します。

 

 

ピアノを弾くボランティアの活動内容

 

それでは、実際にボランティアの方々が、どんな活動をしているのかを説明させていただきますね!

 

ピアノ演奏を披露する

ボランティアとしてピアノを披露する場合、個人またはボランティア団体の一員として演奏する方法があります。

 

他楽器の奏者者との共演もめずらしくはありません。

 

様々な楽器と一緒に、コンサート形式で曲を演奏することになりますね。

 

演奏スタイルは二通りです。

 

• ピアノを聴いてもらう
• 演奏に合わせて歌ったり踊ってもらう

 

ピアノを聴いてもらう

ピアノ演奏は、聴く人に癒しを与え、時には元気を与えたり、勇気づけたりしてくれます。

 

ボランティア対象の方の中には、療養中などで体や心の不調を訴える人も多いでしょう。

 

そういった方達にピアノ演奏を聴いていただくことで、たとえ一瞬でもささやかな安らぎを与えてあげられる、それがボランティアの醍醐味ですね!

 

演奏スタイルは、ピアノのソロ、ピアノ伴奏、コーラスの伴奏など様々です。

 

歌える曲を選んで一緒に楽しんでもらう

ボランティア対象者に合わせて、一緒に口ずさんでもらえるような楽曲を選ぶこともオススメです。

 

その場合、事前に歌詞をプリントして用意してあげたり、演奏前に一緒にリハーサルをしてみたり

 

ちょっとした簡単な振り付けで体を動かせるプログラムもいいですね!

 

できるだけ一緒に楽しんでもらえる様に工夫してみましょう。

 

ピアノを教える

ピアノのレッスン料を受け取らない、もしくは有償でもあくまで手助けを目的とする「ピアノを教える」ボランティアも。

 

対象は子ども~お年寄りまでと幅広く、対象者によってレッスン方法を合わせる必要がありますね。

 

特に障害をお持ちの方や療養中の方へのレッスンは、対象となる方の障害や病気への理解が必要になるでしょう。

 

ピアノレッスンは子どもから障害をお持ちの方、療養中の方、お年寄りとどの方にも、身体的・精神的どちらにも良い効果を与えることができます。

 

ピアノがもたらす癒し効果については、以下の記事を参考にしてみてください!

ピアノを聴く・弾くの癒し効果で心身ともに休もう!BGM特集も♬

 

ピアノを弾くボランティアの応募方法

 

ボランティアを探す方法はいくつも存在し、簡単に見つけることができますので、気になる方は以下を参考にしてみてくださいね♪

 

ボランティア団体・ボランティアセンター

ボランティア活動を専門で行う組織であり、定期的に各施設へ音楽演奏を含む奉仕活動を行っています。

 

お住いの地域で登録できるかどうか、インターネットで検索しましょう。

 

定期的にボランティア活動を行っている団体が募集をかけることも多いため、コンスタントにボランティアをしたいという方にはオススメです。

 

ボランティア募集サイトなら【ACTiVO(アクティボ)ボランティア】

「たくさんのありがとうに出逢おう」がキャッチフレーズのアクティボ

 

日本最大のボランティア情報サイトで、活動希望エリア(国内・海外)や希望分野から簡単に検索できます。

 

ボランティアに興味を持つ、70,000人以上もの人が登録しており、ピアノを含む音楽ボランティアの募集も見つかります。

 

中にはオンラインでのボランティアや、小・中・高校生ボランティアの募集も。

 

興味のある方はぜひご利用してみてくださいね。

 

求人情報

アルバイトなどの求人情報サイトでも、ボランティアの仕事を見つけることができます。

 

検索項目に「ボランティア」と入力してみると、一般求人の他にボランティアの求人もヒットします。

 

市区町村役場で尋ねる

お住いの市区町村役場では、福祉課という所でボランティア関連について尋ねることができます。

 

もしくは、社会福祉協議会という外郭団体があり、各市区町村に設置されていますので、お住いの地域の社協に問い合わせてみましょう。

 

地域の福祉サービスやボランティア活動を行っています。

 

各施設へ直接問い合わせる

学校・病院・老人ホームなどの施設へ直接問い合わせてみることもオススメです。

 

特に季節ごとのイベント付近では、ピアノを含む音楽ボランティアがたくさん必要になり、募集を多くかけるようです。

 

 

ボランティア活動保険って?

 

ボランティアへの応募資格の中に、「ボランティア活動保険」というものが目に入ると思います。

 

どんな保険かというと、「ボランティア活動で発生しうるケガや事故等の補償」。

 

自分への被害だけでなく、万が一誰かに被害を与えてしまった時も想定されます。

 

保険加入対象者 ・他人・社会に自発的に貢献する目的での国内の活動

・無償の活動(交通費などの支給があっても無償となる)

・社会福祉協議会に登録された団体

・非営利のNPO活動

・所属団体の会則に則り立案された活動

加入方法 各市区町村の社会福祉協議会窓口
保険料 250円~ 1,400円 
保険期間 1年間

参照:Yahoo!保険-ボランティア保険

 

ボランティアの現場では、お年寄りや障害を持った方など、普段から接し慣れていない方と関わる機会も多い為、予想外のことが起きるかもしれません。

 

安全にボランティア活動をする上で、加入必要の有無は必ず確認しましょう。

 

 

ピアノを弾くボランティアになるには?

 

ボランティアをやってみたいけど、誰でもできるものなの?

 

募集内容によっては、ピアノがある程度弾ければ「Yes」です!

 

しかし、ボランティアに参加するなら、ピアノ演奏を披露したり、または教えたりできた方がいいですよね?

 

そしてもっと本格的なら、音楽療法士という資格も存在するんです!

 

以下で詳しく説明させていただきますね。

 

ボランティア活動で演奏・教えられるレベルになる

ボランティアでピアノを弾く場合、特別な資格がなくても参加できることが多いです。

 

しかし、まずはご自身のピアノレベルが、「人前で演奏できるかどうか」または「人に教えることができるかどうか」把握する必要がありますね。

 

あくまでボランティアは誰かの役に立ちたい、助けたいという目的で活動するものです。

 

ピアノのレベルがボランティア本来の役割を果たせるかどうか、活動を開始する前に確認しておきましょうね。

 

音楽療法士の資格取得

リハビリや心のケア、発育、リラクゼーションなどを目的とし、音楽を利用した療法、それが「音楽療法」です。

 

音楽を利用して病気を治したり、誰かを救えるかもしれないなんて、素敵ですよね!

 

資格取得には、日本音楽療法学会認定校(大学)にてコースを受講する、または学会主催の制度に参加し、試験・面接を受ける必要があります。

 

 

ボランティアだけにとどまることなく、専門的な知識を生かして働くことができますね。

 

本格的に音楽療法を学んでみたい方はぜひ挑戦してみて下さい!

 

 

ピアノを弾くボランティアはピアノの上達にも効果あり!

 

ボランティアがもたらす効果は、実はボランティアをする側にも発揮するんです!

 

• 演奏や教える機会が増える
• 感謝してもらえる喜びが得られる

 

それらが結果的に、ピアノを続けるために必要なモチベーション維持となります。

 

たくさんの場所や、様々な対象者の前で演奏を披露することにより、「場数」を踏むことができます。

 

場数を踏むと、今までは演奏を披露する度に緊張していたのに、自然と慣れていき、堂々と弾くことができるようになります。

 

ピアノを教える立場の場合はどうでしょうか。

 

「学んだことはアウトプットした方がいい」と言われるように、練習で学んだことを人に教えてあげることで、スキル上達にもなるんですね。

 

例え無償であっても、それが将来的に自分にとって糧になることならば、トライしてみたくなりませんか?

 

ピアノを弾くボランティア活動によって得られるものは

  • モチベーションの維持
  • 人前での演奏の場数が経験できる
  • スキルの上達ができる

 

そしてピアノを弾くボランティアの一番の喜びは・・・

 

• 感謝されること
• たくさんの人の笑顔が見られること

 

見返りを求めないことで、そのボランティア精神に一層感謝されるんですね。

 

そして世の中には、誰かに手を差し伸べて欲しい人がたくさんいます。

 

その人達が、ピアノを通じて何か感じ取ってくれたり、元気に笑ってくれたりしたらとっても嬉しいですよね。

 

読者様のピアノで、知らない誰かを笑顔にしてあげることができるかもしれません♪

 

最後までお読み下さり、ありがとうございました。