「うちの子、せっかくだからピアノを習うなら、伸びる子にしてあげたいな♪」
「最近子どもがピアノを始めたんだけど、ちゃんと伸びる子になるのかしら・・・?」
子どもがピアノ教室に通っている読者様の中で、ちゃんと伸びて欲しいと願ったり、上達スピードや練習の取り組みについて不安を抱えたりする方も多いようですね。
「ピアノが伸びる子」と一言で言っても、何をもって伸びると位置づけるのでしょうか?
それは、「ピアノを好きになり、楽しんで弾き続けられること」ではないかと思うんです。
この記事では、我が子をピアノが伸びる子にしてあげたい読者様に向けて、以下のことをお伝えしてまいりますね。
- ピアノを習う子どもが増えているわけ
- ピアノが伸びる子の特徴
- ピアノが伸びる子にしてあげるには
ぜひ参考にしてみてください♪
【ピアノが伸びる子】ピアノを習う子どもが増加中?
ピアノを通していっぱい学び、伸びる子になって欲しいと思って、子どもの習い事をピアノに決めた読者様、グッドチョイスです♪
子どもの習い事の中で、常に人気上位はピアノ。
では人気の度合いはどんな感じなのでしょうか?
株式会社バンダイが2019年に行った「子どもの習い事に関する意識調査」の結果をご覧ください。
引用:バンダイ
総合ではピアノは3位、性別では女の子で2位です!
子どもの習い事でピアノの人気が高い理由は何なのでしょうか?
- 脳の発育を助ける
- 暗記ができるようになる
- 感情豊かになる
主にこの3つが理由として注目されているんです。
脳の発育を助ける
ピアノを弾いたことのある方ならご存知の通り、ピアノは手・足・脳・目・耳・体幹を同時に働かせる必要がありますね。
わたしも習い始めの頃は、思い通りに両手を動かすことができず、とっても苦戦しました・・・。
体のたくさんの部位を同時に動かす必要があるピアノは、いつも脳内が忙しく動いているので、脳へのいい刺激になります。
ピアノを習うことで、脳の活性化が発育へつながると思って、子どもに習い事としてオススメするママも多いようですね。
実は脳トレ効果もあると言われている理由はここにあり?!
ピアノの脳トレ効果って?脳の活性化ならピアノを今すぐ始めよう!
暗記ができるようになる
ピアノで暗記が必要な場面とはどんな時でしょうか?
それは、暗譜をすることですよね!
ピアノ練習では、楽譜を覚えて暗譜するトレーニングを受けられるので、それは自然と暗記のトレーニングになり、記憶力がついて学習能力もアップするんですね。
感情豊かな子になる
ピアノレッスンでは、曲に感情を込めることを学べるため、自然に感情表現ができるようになりますね。
感情豊かな子になると、どんなメリットがあるのでしょうか?
- コミュニケーション能力の向上
- 優しさが芽生える
かわいい我が子にたくさんお友達ができて、大人になってからもたくさんの人と関わって、楽しい人生を送ってくれたら嬉しいですよね♪
コミュニケーションを図ることは、生きていく上でとっても重要なことです。
悲しい曲や怒りを込める曲ばかり弾いていて、ネガティブな子になっちゃうかも?!
そんなことはありません、大丈夫です!
悲しみや怒りを表現し、実際に感じることで、「悲しみや怒りは辛いことだから、人に与えてはいけない」と気づき優しい心が芽生えるのです。
ピアノが伸びる子に共通する事
それではピアノが伸びる子は実際にどんな子なのでしょうか?
4つの特徴としてまとめてみました!
ピアノレッスンを楽しんでいる
ピアノを伸ばしてあげようとしても、ピアノのレッスンに行ってくれないことには、始まらないですよね。
まず「ピアノレッスンに積極的に通えること」。
それが最低条件になるのではないでしょうか。
楽しくレッスンに通っている子は、レッスンの日が楽しみで自分から行きたがったり、レッスンまでに自主的に練習できたりするでしょう。
レッスンに通う時は楽しみにしているか、嫌々行っていないか。
普段の子どもさんの様子を、注意深く観察してみてくださいね。
ピアノの先生が子どもに合っている
ピアノの先生と子どもの相性を見てあげることも大切ですね。
- 先生が子どもに合った指導をしてくれているか
- 子どもが先生を慕っているか
ピアノは大好きでも、先生との相性が合わなかったら、レッスンへの足取りが重くなってしまうでしょう。
せっかくピアノを始めたなら、続けさせてあげたいですよね!
「子どものピアノの上達は先生次第」とも言われているので、先生選びは慎重に行う方が多いようです。
音楽が好き
ピアノがまだ弾けなくても、音楽自体がとっても好きで、聴くことや歌うことまたは踊ることが好きであれば、十分伸びる子になれる可能性を秘めています!
好んで音楽を良く聴いている子は、自然とリズム感や音感にピアノ以外で養われている可能性があります。
そして、弾いてみたいと思える曲があったり、知らない曲でも興味を持てたりと、前向きにピアノ練習に取り組める子が多いです。
家でも進んでピアノを弾いている
お家での子どもさんの様子はどうでしょうか?
ママの「練習しなきゃダメでしょ!」の一声があってやっとピアノへ向かう・・・。
もしかして嫌々ピアノを弾いていませんか?
「ママにピアノレッスンに行けって言われるから・・・。」
だからレッスンの時にピアノを弾くだけ。
お家では違う遊びばかりしていて、ちっともピアノを弾きたがらない・・・。
それとは反対に、ママに言われなくても自らピアノに向かって練習している子は?
ピアノに触れる時間がそれだけ多いので、練習に長く打ち込むことができて、結果的に上達していくんですね。
ピアノが伸びる子にするには?ママやパパができること
ピアノが伸びる子には、共通して特徴があることが分かりましたね。
では、ここからはピアノが伸びる子にするためにご両親ができることをお伝えして行きますね!
子どものピアノレッスンに関心を持ってあげる
レッスンをするのは子どもでも、ママやパパが子どもの状態を把握してあげるのは大切なことです。
- どんなところでつまずいているのか
- 楽しく取り組んでいるか
- 得意なことは何か
そして、先生にお家での子どもの様子を伝えられると、子どもの状態に寄り添った指導がしやすくなることも。
子どものピアノ練習に関心を持ち、家庭内で常にコミュニケーションを図ることは、ピアノが伸びる子にとって不可欠ですね。
たくさんほめてあげる
「子どもが最近まったく言うことを聞いてくれなくて・・・。」
そんな時に無理やりピアノへ向かわせようとしても、逆効果かもしれません・・・。
親に反抗ばかりしている子どもに、注意を促しても聞いてはくれませんよね。
振り返ってみて、思い当たることはありませんか?
「何度言ったら分かるの?!ここはこうじゃないでしょ!」
なんて、熱心に間違いを正してあげることに集中しすぎて、ほめることを忘れていませんか?
ほめてもらえると、子どもは嬉しくてもっと褒めて欲しいと思って意欲的になってくれます。
それが結果、ピアノ練習の継続に繋がるんですね。
いっぱいほめてあげて、子どもに自信をつけさせてあげて下さいね!
集中力を途切れさせない
子どもはなんでも夢中になると、辞めさせるまでずーっと続けていることってありませんか?
ピアノ練習の途中にママが・・・
「もういい加減にしなさーい!」
なんて無理やり練習をストップしてしまうと、せっかくの集中力が途切れてしまいます。
集中力を身につけさせてあげることは、ピアノに限らず学習やスポーツにも役立ちますね。
ピアノを夢中で弾いていたら、それは集中力を養うのにとっても良い兆候なので、そっと見守ってあげましょう!
技術ばかりを追求しない
子どもに早くピアノが上手になって欲しくて、テクニックばかりが気になっていませんか?
実は、ピアノの技術ばかりを追い求めてしまって、子どものやる気を奪ってしまうことが多いようです。
まずは「ピアノを楽しんで弾いているか」に注目し、楽しく弾けていれば口や手を出したくなっても我慢しましょうね!
例えあまり上手じゃなくても、楽しく続けられていたら技術は後からしっかり付いてきます!
ピアノが伸びる子に一番大切なこと
子どもの発育に大いに役立つピアノは、子どもの習い事として不動の人気を誇っていますね。
今ピアノを習っていなくても、子どもに習ってもらいたいと思い始めたり、もしくは子どもが習いたいと言い始めたりするかもしれません。
ピアノが伸びる子にしてあげたい、その願いを叶えるために一番大切なこと、それは「子どもの気持ち」です。
子どもがどんな気持ちでピアノを練習しているのかを、しっかり見てあげるといいですね。
- 楽しい
- ピアノや音楽が大好き
- 面白い
- 止めたくない
- もっと上手になりたい
- ピアノの先生が好き
- あの曲が弾きたい
以上はピアノが伸びる子が秘めているであろう気持ちです。
そして、子どものピアノに対する気持ちに以下のことが合わさったら、更に近道になっちゃいます!
- 子供のレッスンに関心を持つ
- ほめてあげる
- 夢中になっていたら無理に止めさせない
- 技術ばかりにこだわらない
ピアノが伸びる子になるには、本人の努力ややる気以外にママやパパのサポートが必要なのです。
ぜひ暖かく見守ってあげて下さいね。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。