ピアノは脳の活性化に効果あり。大人から始めても遅くない!

 

ピアノを大人になってから始めると、どんな良いことがあるのでしょうか?

 

ピアノを弾く際、左右の手がバラバラに動くので、脳に良い気がしませんか?

 

そう、実はピアノは脳の活性化にとても効果的なんです!

 

しかも大人になってからピアノを始めても、しっかり効果を実感できるんです。

 

今回は、大人になってからピアノを始めると、どのように脳の活性化に効果があるのか?について調べてみました。

 

  • ピアノは脳の活性化に良い
  • ピアノを習うと実感できる効果
  • 大人からでも遅くない理由

 

ぜひ、参考にしてみてくださいね!

 

ちょっとご紹介

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ピアノは脳の活性化に効果あり!大人からでも遅くない理由

 

ピアノは左右の手、そして足も動かしますよね。

 

複雑な動きをするので脳神経をたくさん刺激しています。

 

ピアノは大人の脳の活性化に良いのでしょうか?

 

答えは【ピアノを始めると脳の活性化にもよく、大人からでも遅くない】です。

 

まずは、ピアノによる脳の動きやメカニズムについて等調べてみましたので、解説していきます。

 

脳は色々な働きをしている

脳が普段どのような役割を果たしているのか?

 

普段はあまり気にしないかもしれませんが、脳は主に4つに分かれていて、その役割は個々にちがいます。

 

引用:STナビ

 

脳の役割
  • 前頭葉 (思考・判断・運動)
  • 頭頂葉 (空間認知・感覚)
  • 側頭葉 (聴覚・記憶)
  • 後頭葉 (視覚を処理する)

 

主に脳が発達する順番は後ろからと言われています。

 

ではピアノを弾くことによって、脳のどの部分を使って活性化していくのでしょうか?

 

実はすべてをまんべんなく使っているのです。

 

すごいですね!

 

ではピアノを弾くと、どのように脳を使い活性化していくのかをお話します。

 

ピアノを弾いている時の脳の動き

ピアノを弾くという動作は、色んな動きをするため脳はフルで一色懸命働きます。

 

  1. 楽譜を読む⇒後頭葉で視覚を処理
  2. 楽譜を記憶する⇒側頭葉頭頂葉で視覚で処理した楽譜をたくわえる。
  3. ピアノを弾こうとする⇒鍵盤の位置や空間を認識するのに頭頂葉を使う
  4. 指や足などの体に指令を出す⇒前頭葉で指令をだす
  5. 聴いて、間違いがないか理解する⇒側頭葉で聞いた音の情報を受け取って前頭葉で理解する
  6. フィードバックする⇒脳の深い所(脳幹・視床下部など)も深く連携する

 

引用:中外製薬

 

このように、脳のすべてを使ってピアノを弾いています。

 

また、ピアノを弾く際「楽譜を先に読みその後手を動かす」という動作を繰り返します。

 

その為、ピアノを弾けば弾くほど脳のすべての箇所を使い活性化し、ボケ防止にも効果的なんですよ。

 

 

大人からでも諦めなくて良い!脳は活性化していく

ピアノを始める時期によって、脳の活性化の速さや発達はかわります。

 

やはり、子どものころの方が発達するのは間違いありません。

 

しかし、大人だから発達しないというわけでもありません。

 

継続期間が長ければ長いほど脳は活性化されるので、大人からピアノを始めても、ずっと続けていけば徐々に脳に効果があらわれるのです。

 

また、覚えてすらすら弾ける同じ曲を何度も弾いていても脳は活性化はしていますが、弾きなれている曲よりも新しい曲に挑戦しどんどん覚え続けた方がより効果的です。

 

普段、脳をあまり使ってないなぁと感じる読者様。

 

ピアノを毎日の習慣に取り入れる事で、大人でも脳全体を毎日使えて一石二鳥ですね!

 

他にも、ピアノを始めて得られる嬉しいメリットはたくさんありますよ~。

 

 

ピアノを続けて得られる嬉しい効果

 

ピアノをずっと続けていくことで、脳にはどのような効果があるのでしょうか?

 

実際脳は、ピアノを続けることで活性化され強化していきます。

 

そうすると、脳梁(のうりょう)と言う左脳と右脳の連絡橋のような役割の所が太くなります。

 

太くなることで、左脳と右脳のバランスが取れるのです。

 

また、小脳や海馬も発達し、【運動・知能・感情・記憶力】すべての機能がアップします。

 

また、ピアノを弾くという動作は、先読みした情報を脳に取り入れ、その後手を動かしますよね。

 

  • 譜面を読んで脳で処理する
  • 脳に取り入れた譜面の情報を指を動かしてピアノを弾く

 

この2つの動作を常に行いながら弾きます。

 

この動作では、一時的に情報を記憶としてとどめておくワーキングメモリーを使っており、このワーキングメモリーの能力を高めると、違う動作や作業をいっぺんに行うマルチタスクが簡単にできるようになっていきます。

 

このマルチタスクの能力が高まれば、普段の生活や仕事にかなり役に立ってくるはずです。

 

そして、脳に取り入れ弾くという動作を続けるという事は、インプットとアウトプットをくりかえしているということです。

 

その動作を1曲弾ききるまでずっと繰り返すということは、簡単に言うと【脳トレ】をずっと行っているのと同じことといえます。

 

習い事でここまでまんべんなく、脳を使う事ができる習い事はそうそうないようです。

 

 

人間性知能(HQ)とは?

読者様はIQという言葉はよく耳にしたことがあるかと思います。

 

ただ、HQという言葉はあまり耳にすることはありませんよね。

 

HQは【人間らしさの知能】のことをいいます。

 

テレビによく出演されている、脳科学者の澤口俊之先生をご存じでしょうか?

 

澤口先生は『習い事はピアノが1番良い。ピアノはまんべんなく脳を育て地頭をよくする』と提言しています。

 

人間性知能(HQ)がピアノをすることで向上するようです。

 

とても説得力がありますよね。

 

このHQが高い人は、このような特徴があります。

 

  • 目標や夢をしっかりもっている。
  • 目標にむかって行動でき、努力をすることができる。
  • 情緒が安定し、感情のコントロールが自身でしっかりできる。
  • 理性と社会性をもてる。
  • 相手の気持ちをうけとめ、思いやりがある。

 

HQは人間が人間らしく生きるためのベースになるもので、必要不可欠という事です。

 

また、このHQが高ければ高いほど、幸せな人生が過ごせる可能性が高くなります。

 

夢や目標があれば毎日が充実し、思いやりや社会性の協調があれば友人関係や恋愛もうまくいく可能性もあります。

 

このHQがピアノを通して向上するので、人間性を高めるならピアノはベストだといえるでしょう。

 

大人がピアノを楽しく続けながら上達させるためのコツ

 

脳の動きは子どもと大人では若干違います。

 

子どもは経験や練習したことにより急速に脳に発達を促しますが、大人は子どもに比べると発達はよりゆるやかです。

 

しかし、子どもに比べて大人は今まで培った経験が豊富であり、それをいかしながら上達していけるのです。

 

大人のピアノ上達のコツ
  • 先生のピアノの演奏を真似する。
  • 好きな曲を弾く。
  • 事前にこれから弾く曲を聴いたりし、予習をする。
  • 関連付けをしながら曲の練習をする。

 

子どもは丸暗記で覚えるのが得意ですが、大人は何かと関連付けて覚えることを得意とします。

 

よって、事前に曲を聴いて予習(イメージトレーニング)をしたり、先生のお手本を模倣することも可能です。

 

曲の分析をしたりすることで関連付けをすると、スムーズに曲を弾きやすくなります。

 

何よりもこの曲を弾きたい!という意欲は、記憶が海馬に刻み込まれやすいという事もあり、意欲的に練習もはかどるので弾きたい曲を弾くことが一番の上達方法になります。

 

ピアノは脳の活性化に効果あり。大人から始めても遅くない!まとめ

 

今回は、ピアノが大人の脳の活性化に効果があることについてまとめました。

 

ピアノを始めると脳に良い効果
  • 脳をまんべんなく使うことができる
  • 脳が発達し左右の脳のバランスがよくなる
  • マルチタスクが得意になれる
  • 脳トレと同じ効果がある
  • HQが高くなり心豊かな人になれる
  • 大人からでもコツコツ続ければ脳は活性化していく

 

ピアノは脳の活性化にとても良く、脳全体を使えるばかりか、人間的にも成熟できる趣味といえます。

 

今ピアノを始めようとしている読者様、ピアノを始めたばかりの読者様、ピアノを楽しく続けてたくさん脳を刺激していきましょう!

 

ゆっくりでもその効果に驚く日が来るに違いありません。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。