「仮想演奏会に参加してみたいけど、自分が演奏する動画ってどうやって撮ったらいいの…。」
こんな疑問をお持ちの読者様もいると思います。
私はピアノ動画を公開していますが、実は機械に強い方ではありません。
そんな私でも簡単にできました。
スマホが使えれば、演奏動画は撮影できちゃいます!
自分の演奏動画を撮影することには、いろいろといいことがあります。
- 弾いているときには気付けなかった発見ができる
- YouTubeに投稿し、再生回数が増えたり高評価がもらえれば、モチベーションのアップにつながる
- 素敵な交流が広がるきっかけになる
想像するだけでワクワクしてきませんか?
また、初心者の方は特に自分の演奏動画を撮影してみてください!
ピアノの上達にとてもいい方法なのです♪
今回の記事では、以下のことをお伝えしていきます。
- ピアノ動画を撮影する機材は?
- 撮影初心者の注意点は?
- スマホ録画の完成度を上げる方法とは?
あなたの素敵な音楽を成長記録としても動画に残していきましょう♪
演奏動画の録画にはスマホで十分
ピアノ動画の撮影にはスマホがあれば十分です。
初心者の方に演奏動画の撮影をおすすめする理由は、練習の記録が取れるからです。
自分の演奏を外から客観的に見ることができると、いろいろなことに気が付きます。
- 弾くテンポが速い、だんだん速くなっている
- 音や指番号の間違い
- タッチからくる曲のイメージの違い
演奏しているときは弾くことに集中しているため、このようなことに気づくことができません。
それを指摘してくれる人がいると、ピアノの上達が早くなります。
そういう人がいない場合でも、自分の演奏動画を撮影することで上達を早めることができます。
成長に限界を感じている初心者~中級者ほど、自分の演奏動画を撮影して確認してくみてくださいね。
しかし、日々の練習を記録していくのに、大掛かりな機材を使うのには躊躇しますよね。
だからこそ、スマホの録画機能を使うことをおすすめします。
スマホ録画のメリット・デメリット
スマホで録画することのメリットとデメリットは次のようなことです。
- 手軽に録音・録画できる
- 手軽に練習を確認できる
- アプリで完成度を高めることができる
- 外付けマイクなどで完成度を高めることができる
- スマホ本体の固定が難しい
- 音質が悪い
- ネットにアップするときは編集したほうがいい
自分一人で練習を確認する場合は、デメリットを気にする必要はありませんね。
何度も録画と確認を繰り返すうちに、録画操作には慣れてくるでしょう。
ここで録画操作に慣れておくと、この先で動画のクオリティーを高めたいと考えたとき、新たな機材を導入する場合でも躊躇することなく進むことができます。
スマホでのピアノ動画の撮影は、もう立派な自宅レコーディングです!
そう思うとすごくカッコイイですよね!
スマホがあれば手軽に始められますので、ぜひ挑戦してみてください。
スマートフォンが1つあれば次のようなことができます。
- 録音
- 編集
- ネットでの発表
まずは録画操作に慣れることを目標にしてみましょう。
スマホで練習動画を録ってみる
何事も練習を繰り返すことが上達のコツです。
初心者の方は次の3つを意識することで素敵な映像を撮影することができます。
- 機内モードの設定
- スマホは横向きで録画
- 光の調整
機内モードの設定をしておく
まずは録画の邪魔にならないように、スマホを機内モードに設定しておき電波を遮断しておきましょう。
電波を切っておかないと、録画のときに雑音が入ることがあります。
また、録画中に電話やメールがきて演奏が遮られてしまっては残念ですよね…。
演奏に集中する環境づくりのためにも、スマホの設定は機内モードににしておきましょう。
スマホは横向きで撮影しよう
スマホで撮影をするときに、縦向きで撮るか横向きで撮るかを迷うかもしれません。
ネットにあげることを意識するならば、横向きで録音録画する方がいいですよ。
巷では横向きの撮影が主流だからです。
また、人の目は横に並ぶように2つついていますよね?
そのため横向きの方が見やすいという特徴があります。
光の調整
最近のスマホは光の調節を自動でしてくれますが、録画時には順光か逆光かを意識してみましょう。
順光・・・スマホの後ろから光が当たっている状態
逆光・・・スマホの正面から光が当たっている状態
撮影するときに後ろから光が当たる順光の方がピアノも自分もきれいに映ります。
女性には順光がおすすめです。逆に男性は逆光だとよりきれいにかっこよく映ります。
スマホで物足りなくなってきたら…
スマホで演奏動画を撮影していて物足りなさを感じるようになれば、次の段階へのステップアップのサインです。
その時点でパソコンやマイク、編集ソフトなどの音楽機材を追加していきましょう。
演奏や録音録画に力を入れだすとキリがありません。
まずはスマホで撮影して、ネットで発表することを目標に頑張ってみてください。
スマホの録画でも完成度をあげる方法
ここからはスマホ録画の完成度を上げる方法をお伝えしてきます。
高い機材を買いそろえたからといって、良い音が録れるわけではありません。
スマホだけでも工夫次第で良い音が録れます。
スマホと専用機材の差は音にあります。
どうしてもスマホそのままで撮影すると音が小さくなりがちです。
そのため、スマホを楽器や演奏者に近づけて撮影してみてください。
また、楽器の位置とスマホを置く位置で音量や音質が変わります。
ピアノの音がきれいに聞こえる位置を探してみましょう。
私は、キーボードの右側にスマホを設置しています。
スマホにプラスする機材
スマホに機材をプラスすることで動画撮影の完成度をあげることができます。
プロがなどが使用する機材に比べると格安で集めることができます。
撮影に余裕が出てきたら導入を考えてみるといいですね!
- 外付けのマイク
- スマホ用の三脚
- スタジオで録音
外付けマイク
スマートフォンは人の声を聞きとるようにつくられています。
なので、楽器の音を録音するときは楽器用のマイクを使うと良い音で録ることができます。
私のおすすめのものをご紹介します。
- ZOOMのTHE iQ7
引用:ZOOM公式サイト
価格:¥8,145
ZOOM iQ7の特徴は次のようなものです。
- 専門知識がなくても使える
- 充電や電池がいらない
- 音が立体的になる
要するに、スマホで高音質な録音ができるということです。
ZOOM iQ7を使うときの注意点があります。
- スマホを充電しながらマイクを使えない
初心者の方が使うマイクにしては少し値段がするように感じるかもしれません。
しかし、これから自分のピアノが上達すると思えば安い投資になるでしょう。
スマホ用の三脚
スマホを三脚にセットすることで、より安定した映像を撮ることができます。
手軽に演奏動画を録音録画したい人におすすめしたいのはこちら。
- PIXI Smart MKPIXICLAMP-BK
引用:Manfrotto
価格:¥4,312
軽くて持ち運びに適していて、どこでも好きなところで録音録画ができます。
ピアノやキーボードの近くにサイドテーブルを置いて、その上にセットするといいでしょう。
サイドテーブルがなくて、大きなスマホスタンドが欲しい人にはこちらがおすすめです。
- ベルボンのポールポッドEX
引用:ベルボン株式会社
価格:¥4,882
- スマートフォン用三脚アダプター
引用:Manfrotto
価格:¥1,650
この三脚とスマートフォンホルダーをセットすることで、ピアノの演奏動画の撮影も手軽に行えるでしょう。
スマホと楽器の位置によって録音される音が変わってきますので、こだわりのある人はいろいろ挑戦してみてくださいね。
スタジオで録音
自宅でピアノを弾くとなると音量が気になることもありますよね。
特にマンションなどの集合住宅の場合、隣近所に迷惑がかからないか心配になります…。
そんな時は、レンタルスタジオを使ってみましょう!
レンタルスタジオにはピアノやキーボードがあるほか、録音機材が完備されている施設もあります。
録音機材の使い方を施設の人が教えてくれる場合があるので、初心者の方は考えてみてもいいかもしれませんね。
意外と簡単!スマホでの演奏動画を撮影してみよう
今回は、スマホで簡単にできるピアノ動画の撮影方法についてお話しました。
- 機内モードの設定をしておく
- 横向きで録画する
- 「順光」と「逆光」を使い分けよう
演奏動画の撮影に慣れてきて物足りなさを感じたら、スマホにプラスできる機材を使って撮影をステップアップしてみてください。
目標を立て、ある程度上達したらスタジオで録音をご褒美にしてみるのもいいですね♪
自分の演奏を外から見てみると、想像と違い自信をなくしてしまうかもしれません。
でも、以前はできなかった動画の撮影ができるようになりましたよね。
そうやって一つひとつ前に進んでいるのです。
ピアノの上達には、現状を素直に受け入れるということも大切です。
ピアノ動画の撮影は自分の演奏を第3者視点で見ることができ、成長の種を発見できますよ!
そして、少し勇気を出してYouTubeに動画をあげてみてください。
自分の演奏に反応があるとテンションが上がりますよ。
YouTubeで動画を公開する方法はこちらをご覧くださいね→誰でわかるユーチューブで演奏動画を公開する方法
今はネットを通して多くの人とつながることができる時代にになりました。
自分のピアノ動画を軸にいろいろな縁を築くことができるなんて考えると素敵ですよね。
これはいろいろな可能性を秘めていて、音楽ってますます素敵だなーと思います♪
仮想演奏会へのエントリーも是非お待ちしております。
ピアノという生きがいと多くの友人ができることを願って…
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。