突然ですが、読者様はピアノが弾けますか?
「子供の頃から習っていて今でも弾いている」
「習っていないけれど何となく弾ける」
と人によって、様々だと思います。
そして、ピアノを弾く上で大切なことは、『指を柔らかくすること』ではないでしょうか。
こんなことをお伝えすると、決まってこういう声が返ってきます。
「私は指が固いから、ピアノを弾くことはできないのかな・・・」
- 大人になってからピアノを始めよう。
- 子どもの頃に習っていたピアノを再開させたい。
そう思っている読者様にとっては、「指が固い」=「ピアノは難しい」かもしれません。
そこで今回は『指を柔らかくするトレーニング方法』についてご紹介したいと思います。
ぜひ、最後までお読みくださいね。
- 指が固くなってしまう原因
- 指が柔らかくなるトレーニング方法!
指が固くなってしまう原因
まずは『どうして指が固くなってしまうのか』について説明しますね。
- 手首が動いてしまうため
- 指が離れられずに音が重なってしまうため
- 慣れていない黒鍵に苦手意識があるため
それでは1つずつ詳しく見ていきましょう。
手首が動いてしまうため
手首が動いてしまうのは、指が滑って思うようにピアノが弾けない時に多い主な原因の1つです。
ピアノを弾いている時に手首も一緒に動かしてしまうと、音の粒が揃わないので、メロディーがガタついてしまいます。
では一体どうしたら良いのでしょうか?
答えは簡単です!
ピアノに対して手首が平行になるように固定すれば、綺麗な音を弾けるようになるんですよ!
手首が動かないようにするためには、下記の2点に気をつけてくださいね!
- 弾く時には、手首ではなく「指を動かしながら」を常に意識すること
- 指使いが複雑なときは手首を上下しなくても、移動できるクセをつけること
ピアノと手首を並行にして、指を使って弾くように心がけるようにすれば、きっと弾けるはずです!
初めは辛いかもしれませんが、常に意識してやれば、必ずできるようになりますので、自信をもって続けてくださいね!
ピアノを弾く時に脱力する方法を知りたい方はこちら
指が離れられずに音が重なってしまうため
音が重なってしまうのも、ピアノを習っている方のよくある悩みですよね。
手首はきちんと固定されているのに、指が固くなっているために音が重なってしまうのです。
この場合、どのようにすればよいのでしょうか?
こうならないためのポイントをお伝えしますね。
- 指先に力を入れて弾くことを常に意識する
- 今弾いている音の指の状態を確認してから次の音を弾く
1つずつ説明していきますね。
指先に力を入れて弾くことを常に意識する
音が重なるということは指の力の弱さが原因なんですね。
指の力が弱いために前の音が鍵盤から離れていない状態で、次の音の鍵盤を弾く形となってしまうのです。
指の力が弱い方は、指の力を強くすることが大事なんです。
指の力を強くするためには、固い指を柔らかくするトレーニングが必要となってきます。
指を柔らかくするトレーニング方法は次の章でご紹介しますね。
今弾いている音の指の状態を確認してから次の音を弾く
指の力を強化することもですが、指が独立した状態で次の音を弾く感覚をつかむことも大切です。
初めはスローテンポから始めてみて、音がクリアなことを確認しましょう。
自分の耳で確認しながら、大きくゆっくりと指を動かして弾くようにしてみてくださいね。
こちらでも練習方法をお伝えしています!
→ピアノ練習で指が動かないのはなぜ?今日から改善できる練習方法
慣れていない黒鍵に苦手意識があるため
ピアノには白鍵と黒鍵があります。
黒鍵は白鍵に比べると細いので苦手だという読者さまもいるでしょうね。
実際、黒鍵が出てくると、上手く弾けない方もたくさんいらっしゃいます。
黒鍵に苦手意識がある方は次に紹介するポイントを参考にしてくださいね。
- 始めに調を確認して、どの音にシャープやフラットが付いているかを知ること
- 黒鍵を弾くときの指番号を把握しておくこと
これも詳しく説明していきますね。
始めに調を確認してどの音にシャープやフラットが付いているかを知ること
ピアノを習い始めたばかりの頃は、どの音にシャープ(♯)やフラット(♭)が付いているかわかりませんよね。
でも、心配する必要はありません。
初心者向けの楽譜ではシャープやフラットは2つまでのものが多いです。
初めはその範囲内での調を覚えてみてくださいね。
弾いていくうちに、黒鍵の位置に慣れてきます。
そうなると、徐々にミスも少なくなってきますよ。
※調とは、基準になる音を第1音(主音)とする音階でできた曲のことをいいます。
黒鍵を弾くときの指番号を把握しておくこと
『指番号』とは楽譜の音符の下に書いてある数字のことをいいます。
この1〜5の数字は、親指・人差し指・中指・薬指・小指のことを指しています。
なぜ楽譜に指番号が書かれているのか?
初心者はどの指を使えばいいのかわからない場合が多いです。
そのために、不自然な部分でメロディーが切れてしまう時があります。
そうならないためにも、楽譜に指番号が書かれているのです。
黒鍵をどの指で弾けばいいのかわからない。
この時も、指番号が書いてあれば、迷う必要がありませんね。
黒鍵を含んだメロディを弾く時は、どうしても指が固くなりがちです。
それを防ぐためにも、どの指を使うかということを覚えるようにしましょう。
指番号について知りたい場合はこちらをどうぞ。
指を柔らかくするお勧めのトレーニング方法!
ここから指を柔らかくするトレーニング方法をご紹介します。
引用:YouTube
動画でご紹介したトレーニング方法をまとめましたので、参考にしてみて下さいね!
左右で同じ動きをする
①ドレミファソファミレド
②ソファミレドレミファソ
と弾く
※ゆっくり弾いたり早く弾いたりを繰り返してみてください!
左右対称の動きをする
右:ソファミレドレミファソ
左:ドレミファソファミレド
※反対の指でも同じ動きをしてみて下さいね。
小指(5)と薬指(4)の体操
左右同じく 5454545454 と弾く
※それ以外にも
- ドソミソドソミソ
- レファレファレファレファレファ
- ミソミソミソミソミソ
- ドミドミドミドミドミ
- ソファソファソファソファソファ
- ソファミレミファソファミレミファ
などがあるので、いろいろと試してみて下さい!
このトレーニング方法を毎日続けていくうちに、固かった指は自然と柔らかくなり、ピアノが弾きたくなるような指に変わっていくことでしょう!
柔らかくなった指で、ピアノが楽しく弾けるようになるといいですね♪
指を柔らかくする方法でピアノを楽しもう!・まとめ
今回は『指を柔らかくする方法』として「指が固くなる原因」や「指の強化トレーニング方法」を紹介してきました。
もう一度おさらいをしてみましょう。
- 手首が動いてしまう
- 指が離れられずに音が重なってしまう
- 慣れていない黒鍵に苦手意識がある
上記の3点が指を固くしてしまう原因でしたね。
また指の強化トレーニング方法として、下記を紹介しました。
- 左右で同じ動きをする
①ドレミファソファミレド
②ソファミレドレミファソと弾く
- 左右対称の動きをする
右:ソファミレドレミファソ
左:ドレミファソファミレド
(左右の手を変えてもやること!)
- 小指(5)と薬指(4)の体操
左右同じく 5454545454 と弾く
(他にもあるのでいろいろと試してみること)
毎日続けていくうちに、固かった指も少しずつ柔らかくなっていくでしょう。
指が柔らかくなれば、念願だったピアノを弾くことができますよね!
この記事が読者様の参考になってもらえたら、嬉しいです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
すごい弾けるようになりましたwwwww。
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