ピアノの音色って素敵ですよね。
最近ではYouTubeを通してピアノを配信している人もたくさんいて、ピアノの音色を聞く機会も増えています。
素敵なピアノの音色、私も出してみたいな。
でも近所にピアノ教室ないし、教えてくれる人もいないな…。
そんな読者様にはピアノの独学をおすすめします!!
ただ、ピアノの独学には不安な要素がたくさんありますよね。
「ピアノを独学したいけど何から始めればいいの??」
「そもそも独学でピアノを学んで大丈夫なの?」
そこで、この記事では以下のことをお伝えします。
・独学で練習するときに注意すべきことは何か
この記事の内容がわかれば、もうピアノの独学は怖くありません!
安心してピアノ人生をスタートさせましょう♪
当サイトでは、独学でピアノに取り組みたい方はこちらの教材をオススメしています。
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時間もお金もないけど、スラスラとピアノを弾けるようになるなんて、そんなウマい話はない!!と思っていませんか?楽譜が読めなくても大丈夫です!海野真理先生の「30日でマスターするピアノ教本&DVD」なら、その願いは叶ってしまうんですよ♪
ピアノを独学したいけど何から始めたらいいの??
まずは、ピアノを独学するときに何から始めたらいいのか、です。
ずばり、「楽譜」を読めるようになりましょう!!
「えー、ピアノを早く触りたい…。」と思った読者様、いらっしゃいますよね?
私もそうでした。
ピアノを習い始めたころ、先生はまったくピアノに触れさせてくれませんでした。
早く、じゃんじゃか弾きたかったのに!!
失礼しました。取り乱してしまいました。
とにかく、ピアノを始めるときは「楽譜」から始めなければいけない理由があるのです。
詳しく、お話していきましょう。
ピアノの独学は「楽譜」から始めるべき理由
改めまして、ピアノを独学する時ははじめに「楽譜」を読めるようになりましょう。
ピアノを独学で学ぶ際に「楽譜」から学ぶべき理由は、大きく2つあります。
- 曲を早く覚えられるから
- 曲の再現性が高まるから
曲を早く覚えられるから
楽譜が読めるようになると、楽譜を見ただけで曲の雰囲気が掴めるようになります。
そのため、初見で弾ける範囲が広くなり、曲を覚えるのにかかる時間が短縮できます。
つまり、楽譜が読めるようになると、効率よく学習できるということです。
上達が早くなるので、モチベーションの維持にもつながります!
曲の再現性が高まるから
楽譜が読めるようになると、曲の再現性が高まります。
人間の記憶力には、限界があります。
一度頑張って練習して弾けるようになった曲であったとしても、自分の頭と手(と足)で永遠に覚えておくことはほぼ不可能でしょう。
それでも楽譜の読み方さえ知っていれば、同じ楽譜を見て同じように弾けばいいので、同じ音楽を奏でることが簡単になります。
また、再現性は自分もそうですが、他人とのつながりにおいても重要です。
ふと誰かと一緒にセッションしたくなった時。
アドバイスが欲しくなった時。
楽譜を用いたコミュニケーションができれば、楽曲に関する認識を簡単にそろえることができます。
「楽譜」を読むって難しいのでは?
ピアノを独学で学ぶとき、楽譜から学んだ方がいいことはなんとなくお分かりいただけたでしょうか。
でも、楽譜っておたまじゃくしのような黒い丸と外国語がところどころに書かれていて、記号だらけで…ちょっと難しそうですよね。
安心してください。
楽譜を読めるようになるのはそれほど難しいことではありません。
楽譜で表現しているものは「音の高さ」と「音の長さ」の2つです。
音の高さを覚える
楽譜の表現の土台となるのは「五線譜」と呼ばれる5本の線です。
そこにまず、「ドレミファソラシド」の音階と呼ばれる”音の高さ“が表現されています。
基準となる「ド」の位置だけ覚えれば、あとは「ドレミファソラシド」の順番に上がっていくだけです。
ここに「#(シャープ)」や「♭(フラット)」と呼ばれる記号が加わり、さらに”音の高さ”の表現が広がります。
音の長さを覚える
“音の長さ“は俗に言う「リズム」のことです。
「♪(八分音符)」や「四分音符」など音を出している時間を表す「音符」のほか、音を休む時間を表す「休符」と呼ばれるものがあります。
「リズム」は、音を出している時間と休む時間の長さの組み合わせに過ぎません。
どうでしょうか。
読者様も、楽譜をあまり難しいと感じなくなりましたか?
「音の高さ」「音の長さ」をまずは覚えて、楽譜を見ても「うっ…」とならないくらいに慣れましょう。
初歩的な楽譜の読み方については、こちらの記事でもご紹介しております。
よろしければ参考にしてください♪
「ピアノを弾いてみたいけれど楽譜の見方がわからない・・・。」とお悩みの読者様!楽譜は複雑に見えて、実は規則的で意外と簡単です。この記事では基本的な楽譜の読み方についてご紹介しています。音符や記号を覚えて、実際にピアノを弾いてみてくださいね!
「楽譜」を学ぶときにおすすめの教本
ここで私から、楽譜を学ぶときにおすすめの教本を2冊ご紹介します。
できる ゼロからはじめる楽譜&リズムの読み方 超入門 (CD付)
引用:Amazon
教科書系のおすすめ一冊目は「できる ゼロからはじめる楽譜&リズムの読み方 超入門 (CD付)」です。
この教科書のおすすめポイントは、まず、CD付きなので教室のように耳から学ぶことができる点です。
また、「音の長さ」である「リズム」から、なじみやすい言葉(ラーメン、カロリーなど)を用いて解説されています。
教科書っぽい硬い雰囲気がないので、飽きることなくアッという間に読みきれてしまいます。
よくわかる楽典の教科書 (ゼロからすぐに身につく本)
引用:Amazon
教科書系のおすすめ二冊目は、「よくわかる楽典の教科書 (ゼロからすぐに身につく本)」です。
こちらは、教科書というより「用語集」のような感覚の教本になります。
楽譜を読むために必要な知識が、音楽初心者にも分かりやすい言葉とイラストで解説されています。
それぞれの音符や記号の定義や意味を、知識として知りたい方にぴったりでしょう!
個人的には、ページのデザインがとても見やすくて、手元に置いておきたい本だなと思いました。
ピアノ独学で注意すべきポイント
ここからは初心者がピアノを独学で学ぶときに注意すべきポイントについて、少しお話します。
どんな技術、スキルでも言えることだと思いますが、初心者のうちに気をつけなければならないある͡コトがあります。
それは、「正しい癖をつけること」です。
逆に言えば、「間違った癖をつけないこと」が大変重要です。
今回はピアノ初心者のうちにつけておくべき癖を、2点ご紹介します。
ぜひ、本格的にピアノを弾き始める前に、押さえておいてくださいね!
姿勢
ピアノ初心者のうちにつけておくべき癖、1つ目は「ピアノを弾くときの姿勢」です。
ピアノはほぼ常に椅子に座った状態で演奏します。
手を前に出し、重心を前にかけるので、自然と前のめりになることが多いですが、このとき絶対に「猫背にならないように」してください!
猫背とは、背中が丸まって、首が前に出てしまっている状態です。
たいていの人は、意識しなければすぐにこの猫背の状態になってしまいます。
でも、猫背になってしまうと、指先に正確に力が行きとどかず、しっかりした音が出せなくなってしまいます。
また、見た目も美しくないです。(腰にも悪いです。)
教室に通っていると、先生に「背中!」としごかれて意識することができますが、独学ですと叱咤してくれる人がいませんので、シッッカリ意識しておきましょう。
手の形
ピアノ初心者のうちにつけておくべき癖、2つ目は「ピアノを弾くときの手の形」です。
ピアノを弾くとき、手はまず脱力します。
手に力が入っていると、音の強弱をつけにくくなってしまいますので、しっかり力を抜きましょう。
そして手のひらで丸いアーチを描くような形で、そっと鍵盤の上に手を置きます。
手のひらで丸いアーチを描くような形は、「うやめしや~の時の手」や「猫の手(野菜を包丁で切るときに抑える方の手)」など具体的に想像するとよいでしょう。
ちなみに、私は先生に「優しく卵を握っているような手で」と言われました。
良ければ、採用してみてください!(笑)
手は脱力して、丸いアーチにする、です。
ぜひ、覚えておいてくださいね!
ピアノを弾くときの手の使い方について、詳しくはこちらの記事も参考にしてください♪
ピアノの音色を美しくする指の使い方について悩んでいませんか?この記事では、ピアノの音色を良くするための基本である脱力とタッチについて、コツと練習方法を解説しています。実際の手の画像もあるので、指の位置や打鍵にお悩みの方は参考にしてください!
【ピアノ独学】何から始める?独学するときの注意点もご紹介! まとめ
ここまで、ピアノ独学を何から始めたらいいのか、注意点も合わせてお伝えしました。
以下にポイントをまとめます。
- ピアノの独学は、「楽譜」から始める。
- 独学で学ぶ際は「姿勢」と「手の形」に注意する。
読者様がピアノ独学を不安なくスタートさせる、一助となれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。