アンジェラ・アキさんみたいに弾き語りができたらカッコいいな~
弾き語りが出来るようになりたい!
読者様はピアノで弾き語りをやってみたいと思いますか?
コードを知っていれば弾き語りが始められるとも言われていますが、コードの勉強は面倒!
コードを知っていることと弾き語りが実際にできるかは、話が別!
実はコードを勉強しなくても、伴奏を○○すれば弾き語りできるようになるんです。
今回は弾き語りの基本と私の弾き語り習得法をお伝えします。
この記事を読んで、読者様も一緒に弾き語りを楽しみませんか?
ピアノ弾き語りの基本をレクチャーします♪
大人ピアノの楽しみ方の一つとして弾き語りが挙げられると思います。
私もずっと弾き語りに憧れていた一人です。
弾き語りの楽譜を買ってきては挑戦をしていましたが、全然うまくできませんでした。
でも、できなかったのはなぜか?ということも今の私にはわかります。
弾き語りはピアノ初心者でもできる?
弾くことと歌うことを同時にするなんて難しいに決まってる!
そう思われるかもしれません。
ピアノ初心者には難易度が高めかもしれませんが、練習すれば必ずできるようになります。
毎月15日に仮想演奏会を丸田カナさん主催でおこなっているのですが、ピアノを始めて1か月でも弾き語りができるようになった人を私は知っています。
なので、弾き語りを始めるのにピアノ歴やスキルは関係しないということがわかりますよね。
ピアノ弾き語りとピアノソロの違い
弾き語りの練習法をお伝えする前に、ピアノ弾き語りの基本のキについてです。
ピアノ弾き語り
ピアノで伴奏を弾きながら歌を歌うこと。
歌がメインとなって曲を表現します。(ここ重要です!)
ピアノは、歌の音程が崩れないように歌の補助的な役割をします。
伴奏として主にメロディー+ベースや和音+ベースを弾きます。
ジャンルはポップスや合唱曲などで、弾き語り用の楽譜の難易度は中級程度のものが多いです。
ピアノソロ
両手やペダルを使って一人でピアノ演奏すること。
ピアノだけで音楽をつくって表現します。
一般的に「ピアノを演奏する」、「ピアノを披露する」ときはこのピアノソロが多いかと思います。
曲のジャンルが豊富で、レベルも初級から上級までとアレンジされていて楽譜の選択肢が多いです。
さぁピアノ弾き語りをやってみよう
ピアノソロとの違いがわかったところで、実践に移りましょう。
弾き語りとピアノソロは音楽の表現方法が異なるため、弾き語り専用の練習が必要です。
1. まずは選曲
普段からよく口ずさんでいる曲やカラオケの十八番のこの曲!と決めて練習しましょう。
この曲を弾き語りしてみたい!という強い思いがあれば、できるようになるまでの期間が短い傾向にあります。
2. 伴奏をアレンジする
なるべく伴奏はシンプルに!
楽譜から音を減らすアレンジをしていきます。
弾き語りは歌がメインなので伴奏はシンプルでいいんです。
自分好みにアレンジすることで、伴奏が弾きやすくなり弾き語りの練習がスムーズに進みます。
- 元の楽譜はピアノソロ用でも弾き語り用でもいいので和音を使っているものを選ぶ(アレンジにより和音+ベースとする)
- コード(和音)が変わるときだけピアノを弾くようにアレンジ(上の楽譜のカッコ内は弾かなくてOK)
- フレーズのつなぎ目や間奏はピアノ伴奏をそのまま残してOK(歌っていない箇所は伴奏が歌につられる心配なし)
- 全体的にはシンプルな伴奏でも、ところどころ動きを残すことで華やかさや聴きごたえを出すことが可能
3. 伴奏を練習する
弾き語りは、弾きながら歌を歌う同時作業。
伴奏を完璧にしておく必要があります。
ピアノ演奏を安定させるためしっかり伴奏を練習しましょう。
4. 鼻歌で歌いながら弾く
ピアノ伴奏が安定したら、歌うことのイメージを持たせるため鼻歌で弾き語りを始めます。
この段階で、アレンジした楽譜での演奏と歌の響きに違和感がないか確認しておくと良いでしょう。
演奏と発声のリズムを合わせることを意識して練習します。
感覚的には、演奏 > 発声でできる程度です。
少しずつその感覚をシフトしていき、発声 > 演奏となってもミスしなくなるまで練習していきます。
5. 歌詞をつけて弾く
少しずつ形になってきましたね!
完成は近づいてきていますよ。
全体の流れを意識しながら、歌詞を歌って弾き語りをしてみましょう!
あとは練習あるのみ。
上手くいかなければピアノ伴奏だけの練習に戻ってみてくださいね。
私が弾き語りにつまづいた理由
ピアノを弾こう弾こうとし過ぎていたことです。
弾き語りは歌がメインだということを分かっておらず、ピアノを弾く意識が強かったのです。
また、初めて弾き語りをしようとしている自分には伴奏が複雑すぎたのも原因です。
失敗を繰り返すうちに、メロディーラインを弾きながら歌うことが難しいことに気付きました。
「どうしても伴奏が歌につられてしまう。」
その逆もありました。
ピアノ演奏にばかり集中してしまうと弾き語りができないのです。
ピアノソロしか経験がなかった私は、アレンジを一切せず譜面どおりにきちんと演奏し弾き語りをしようとしていました。
アレンジによって伴奏を簡単にし、ピアノ演奏への意識を極力なくすことで弾き語りができるようになりました。
弾き語りに慣れてきたら
弾き語りのメインは歌だということをお伝えしました。
次のステップとして、ボーカル力を鍛えることを目指しましょう!(これは私の課題でもあります)
原曲をしっかり聴いて、それを参考にしながら魅力ある歌声になるように練習します。
お風呂で歌う練習をしても良いですし、本格的に歌のレッスンを受けるのも良いと思います♪
歌声が変われば、弾き語りの完成度がもっと上がっていくはずです。
ピアノ弾き語りの基本 まとめ
- ピアノ弾き語りは歌がメイン
- 伴奏はシンプルに!
選曲 ⇒ 伴奏アレンジ ⇒ 伴奏練習⇒ 伴奏+鼻歌 ⇒ 伴奏+歌詞(弾き語り)
この順で準備をすれば、簡単な弾き語りができるようになるはずです。
少なくとも私はこの方法で弾き語りができるようになりました。(歌が上手い下手は別としてです)
だまされたと思ってぜひ試してみてください(^^)
コードを勉強すれば弾き語りの幅が広がるのは確かです。
しかしコードの勉強はしなくても弾き語りできることが今回分かりましたね。
みなさんも歌とピアノで自分を表現してみませんか?
弾き語りをレパートリーに入れて、よりハッピーなピアノライフをお過ごしください♪