【ピアノ教室の探し方】自分に合った個人の先生に習いたい!

 

読者様は、ピアノを始める時、教室に通いたい派でしょうか?

 

それとも独学で始めたい派ですか?

 

 

ピアノ教室と独学、どちらにもメリットとデメリットはありますが、特に右も左も分からない最初はピアノ教室に通い、正しいフォームやピアノ表現の基本を教えてもらいたい、という読者様は多いのではないでしょうか。

 

独学で学びたい方はこちらをどうぞ。

 

ピアノ教室には、大手のピアノ教室と個人のピアノ教室がありましたね。

 

しかし、大手のピアノ教室は知名度も高く、駅前など立地が良いところにあるのですぐに見つかるのに対して、個人のピアノ教室を探すのは大変です。

 

(2つの違いとメリット・デメリットは【ピアノ教室の選び方】3つのポイントと確認すべきこととは!?にも詳しく書いてありますので、ぜひ読んでみてください!)

 

 

今回の記事では、個人で教室を開いている先生に習いたい!という読者様向けに、相性の良い先生を見抜くポイントと教室の探し方をご紹介します。

 

・自分に合った先生を見つけるポイント5つ

・個人のピアノ教室の探し方3つ

 

自分にぴったりの先生に出会えれば、ピアノの上達が早くなるだけでなく、毎日のピアノライフがより楽しくなりますよね♪

 

【ピアノ教室に通う前にチェック!】自分に合った個人の先生を見つけるポイント5つ

 

ピアノの先生を探す上でいちばん大切なのが、自分に合う先生かどうかですよね。

 

先生と合わない場合、大手ならば「先生を変えてください」と言えますが、個人ですと先生に直接退会を言いだす必要があるので大変ですよね。

 

かといって、もやもやしたままピアノを続けていても楽しくありませんし、思ったように上達もしなくなってしまいます。

 

 

まずは、ピアノ教室に問い合わせをしたり、体験レッスンをしたりする際に聞いておきたい点を5つご紹介します。

 

ここに注目することで、自分と相性の良い先生により早く出会えますし、「こんなつもりじゃなかったのに・・・」というミスマッチも防げますよ!

 

  1. 大人ピアノの生徒は他にもいるか
  2. 自分の目的に合っているか
  3. どんな進め方をするのか
  4. 自分の今の状況とマッチしているか
  5. 普段の練習時間や環境でOKか

 

大人ピアノの生徒は他にもいるか

このブログの読者様の多くは大人だと思われますが、ピアノ教室に通うのは一般的には子供が多いですよね。

 

同じピアノと言っても大人と子供では指導方法も違いますから、他にも大人ピアノの指導経験があるか、を聞いてみるといいでしょう。

 

大人ピアノの教え方に慣れた先生のほうが、より合った指導をしてくれる可能性は高まります

 

 

発表会に参加する時も、たくさんの子供達の中に自分一人だけ大人・・・というよりも、大人ピアノの人が多いほうがいいですよね♪

 

 

もちろん、「そんなことは気にしない!とにかくこの先生に習いたい!」という先生に出会えたら問題はありません。

 

ぜひその出会いを大切にしてください。

 

自分の目的にあっているか

読者様は、何を目的としてピアノを弾いていますか?

 

たとえば以下の例のように、「こんなふうにピアノを弾きたい!こんなピアノが弾けるようになりたい!」という希望があるはずです。

 

「流行のポップスをたくさん弾きたい」

「時間はかかってもいいからとにかく弾きたい1曲がある」

「基本からクラシックをやり直したい」

 

教室を決める前に、その希望にあったピアノを教えてくれるか、は必ず先生に聞いてみましょう。

 

先生にも得意分野と不得意分野がありますし、目的の認識がズレていると、入会しても自分の思うようなピアノが習えない・・・ということにもなってしまいかねません。

 

どんな進め方をするのか

自分の目的に対して、どんな教え方をしてくれたり、教本を使ったりするのかも聞いてみましょう。

 

具体的に言ってしまえば、「自分はこの1曲だけをとにかく弾きたいから、バイエルなどはしたくない」といった、自分のワガママに沿った教え方をしてくれるのか、を確認しましょう、ということです。

 

 

特に基礎からクラシックをしっかりされてきた先生の中には、基礎を習わずに好きな曲だけを弾いたり、ドレミを譜面に書き込んだりすることをあまり好まれない方もいらっしゃいます。

 

 

ですから、とにかく楽しく好きな曲を弾きたいのか、それともやるからには正確なピアノを身に着けたいのかなど、ピアノについての自分のスタンスを明確に先生に伝え、理解してもらえるか確認するようにしましょう。

 

自分のやりたいように教えてもらえると、満足度もモチベーションもアップしますよね!

 

自分の今の状況とマッチしているか

大人の場合、仕事などのせいでいきなりピアノ教室に行けなくなってしまったり、毎週同じ曜日や時間に通い続けるのが難しかったりする場合もありますよね。

 

 

ちょっと聞きづらいですが、トラブルにならないように、振り替えや休会といった制度はあるのか、お休みはいつまでに伝えればいいのか・・・などをあらかじめ確認しておきましょう。

 

いい先生だとしても、条件面で合わないと通い続けることは難しくなってしまうからです。

 

 

スポットでの授業を行ってくれるか、年間何回授業なのか(長期休みなどはどうなっているのか)、コースによっての値段の差などについても聞いておくと安心ですね。

 

普段の練習時間や環境でOKか

でに少しピアノをやっている人は、普段の練習時間や環境についても、先生に聞いておくと安心です。

 

電子ピアノやキーボードを使っている、1日に何分程度練習している・・・などです。

 

 

まだ何も準備していなくてこれから始める、という人も相談をしてみたほうがいいでしょう。

 

 

先生によっては、「1日に1時間は練習必須」「やはりアコースティックピアノを買ってほしい」と言われることもあるからです。

 

それはもちろん、自分のところでピアノを習ってもらうからには、上手に弾けるようになってほしいと思っているから。

 

 

しかし、そうは言っても合わないときついですよね。

 

 

また、こちらの状況を伝えておくと、先生も宿題や練習方法を指導しやすくなります。

 

スキマ時間での練習方法や、ピアノに触れない時の練習なども一緒に考えてくれますよ。

 

 

楽しく続けるためにも、最初に相談しておくことをオススメします♪

 

個人のピアノ教室の探し方3つ!

 

自分の目的や進め方の希望がまとまったら、つぎはその希望にあったピアノ教室を探しましょう!

 

 

とは言っても、なかなか個人のピアノ教室って見つけづらいですよね。

 

次は個人のピアノ教室の探し方について、3つご紹介します♪

 

  1. インターネットを利用する
  2. 口コミに頼る
  3. 市民ホールなどをチェックする

 

インターネットを利用する方法について

何かを調べる時に、まずインターネットで検索してみる、という読者様は多いのではないでしょうか。

 

ピアノ教室も最近はホームページを持っている所が増えてきており、ネットでたくさんのピアノ教室を探せます。

 

 

インターネットを利用してピアノ教室を探す時は、ピアノ教室検索専門サイトや習い事のポータルサイトを利用する方法と、グーグル検索などを利用する方法との2つがあります。

 

メリット
  • 家にいながらにして手軽にピアノ教室の情報が手に入る
  • ブログが併設されていることが多いので、先生の人となりがわかる

 

デメリット
  • インターネット上に情報のないピアノ教室もある
  • ピアノ教室の「いい点」しかわからない

 

ピアノ教室検索専門サイト・ポータルサイトを利用する方法

地域を選ぶだけで、簡単に自宅や職場の近くのピアノ教室を見つけられます。

 

サイトごとにフォーマットが決まっていて分かりやすいので、どこに問い合わせればいいのか分からない・・・などの悩みもありません。

 

その反面、先生のメッセージやプロフィール、教室の写真などがあまり載せられないので、どのような先生なのか、教室の雰囲気がどんなものなのか、などのイメージがつかみにくい場合があるかもしれません。

 

 

習い事全般の検索サイトよりも、ピアノ教室検索の専門サイトの方がおすすめです。

 

というのも、地域だけでなく指導ジャンルや指導対象、発表会のあるなしなどから検索でき、簡単に自分の条件にあったピアノ教室を見つけられるように工夫されているからです。

 

〈オススメ検索サイト4選〉

ピティナ・ピアノ教室紹介

 

8000人以上のピティナ(一般社団法人全日本ピアノ指導者協会)の会員が開く、全国のピアノ教室を検索できます。

 

圧倒的なピアノ教室数なので、希望の場所にあるピアノ教室がきっと見つかります!

 

 

ピアノ教室.net

 

全国のピアノ教室を地域ごとに探したり、条件ごとに検索したりことができます。

 

月謝の金額で検索できたり、金額順で並べたりできるのが嬉しいですね。

 

問い合わせだけなら住所や電話番号を先生側に知らせずにできる点も安心です。

 

 

ピアノ教室ネット

 

カワイ音楽教育研究会の先生が開くピアノ教室を紹介してくれるサイトです。

 

こちらは地域ごとに検索することしかできませんが、プロフィールページにブログ欄があります

 

普段の授業の様子などが書かれているので、どんな人となりの先生なのかが分かりますね♪

 

 

11音楽先生(いいおんがくせんせい)

 

このサイトの特徴は、一気に3人までの講師に詳細の問い合わせができることです!

 

もし自分の条件に合う先生が見つからなくても、条件を伝えれば会社が代わりに先生を探してくれます。

 

検索エンジンを使って直接探す方法

Googleやヤフーなどの検索エンジンを利用して、直接ピアノ教室のホームページを探す方法です。

 

「(地域名) ピアノ教室」「(地域名) ピアノ教室 個人」などで検索してみましょう。

 

 

ピアノ教室のホームページを直接見ると、先生のプロフィールの詳細や教室の写真が掲載されているので、雰囲気や求めている生徒像をつかみやすくなります

 

しかし、振り替えや月謝の詳細などについては先生によっては書いていなかったり、書いていても分かりづらい場所だったりすることがあり、1つ1つの教室を見て比較するのには時間がかかってしまう場合も。

 

また、自分のホームページを維持・運用するのは大変なので、ピアノ教室検索サイトを利用した場合よりも見つかる先生の数は少なくなってしまいます

 

口コミに頼る

職場の仲間や友人などに「ピアノを習いたいんだけど、良い教室を知らないかな?」と聞いてみましょう!

 

以前習っていた人や、近所にピアノ教室があるという人、子どもにピアノを習わせている人などが、きっといいピアノ教室を教えてくれるはずです。

 

もしかしたら、今大人のピアノ教室に通っている・・・という同志もいるかもしれませんね。

 

 

大人気でわざわざネットで集客する必要のない先生や、地元で長年ピアノ教室を経営している先生など、口コミでしか知り得ない先生もいます。

 

メリット
  • ネット上に情報を出していない、いい先生に会えるかも
  • 生徒目線のリアルな評判を教えてもらえる
  • 先生の性格や進め方など、いい点も悪い点もわかる

 

デメリット
  • 「先生と合わない」と思っても辞めづらい
  • 口コミはあくまでその人の主観になってしまう
  • 職場と家が離れている場合などには利用できない

 

市民ホールなどをチェックする

市民ホールや市報などをチェックしていると、ピアノの発表会やピアノ教室の開催が告知されていることがあります

 

それをもとに問い合わせもしてもいいですし、可能であれば発表会を見学してみるといいでしょう。

 

 

発表会の見学ができれば、どんな先生なのか、どういう年齢の生徒層が習っているのかが一目瞭然なので、自分が求めるピアノ指導をしてくれる先生かどうかがすぐに分かります。

 

メリット
  • 生徒の弾くピアノ曲の系統によって、どんな先生かがだいたい分かる
  • 教室の雰囲気や、大人の生徒がいるかどうかが分かる

 

デメリット
  • ピアノ教室に巡り合うまでに時間がかかる
  • 発表会がなかったり、先生の自宅で発表会をするタイプの教室には出会えない

 

 

また、この他にも「個人経営の楽器店に聞いてみる」ことでも近くのピアノ教室を教えてもらえますが、初心者ですとそもそも楽器店に質問する・・・ということに対しての心理的なハードルが高いですよね。

 

また、最近では個人の楽器店を見かけることも減ってきていますし、先生もアマゾンなどで楽譜やCDを購入することが増えてきています。

 

ちょっと難易度の高い方法と言えるかもしれませんね。

 

ピアノ教室に通いたい!自分に合った個人の教室を見つける方法

 

今回は、個人のピアノ教室を決める時に相性のいい先生と出会うためのチェックポイント5つと、教室を探す方法3つについてご説明しました。

 

相性のいい先生と出会うためにチェックする点5つ
  1. 大人ピアノの生徒は他にもいるか
  2. 自分の目的に合っているか
  3. どんな進め方をするのか
  4. 自分の今の状況とマッチしているか
  5. 普段の練習時間や環境でOKか

 

個人のピアノ教室を探す方法3つ
  1. インターネットを利用する(ピアノ教室検索サイト・直接「(地域名) ピアノ教室」で検索する)
  2. 口コミに頼る
  3. 市民ホールや市報をチェックする

 

自分にピッタリの先生に習えたら、よりピアノが楽しくなりますし、より早く上達できるようになるので、練習へのモチベーションもアップしますよね。

 

 

そうは言っても、自分の条件に合う先生がいなかった、通える範囲に先生がいなかった・・・ということもあると思います。

 

その場合には、独学でピアノをするという方法もあります。

 

独学でピアノを習う方法については、こちらにご紹介しています→ピアノを独学で弾きたい!始め方とオススメの教材をご紹介!

 

 

読者の皆さまが、自分に合った方法でピアノが学べますように♪

 

 

お読みいただき、ありがとうございました!