「あんなに楽しかったピアノなのに、最近ぜんぜん弾く気になれないよ・・・。」
「今日はピアノレッスンの日だ・・・どうしよう、行きたくないなぁ。」
あらら?
なんだか最近気が乗らないのは、もしかしたらピアノ練習に対してモチベーションが下がっているのかも?
何事にも続けるにはモチベーションの維持が重要になってきますよね。
長く続けていれば、時には落ち込むことや、嫌になってしまうこともあるでしょう。
ある日突然、ピアノ練習へのモチベーションダウンが襲ってきてしまったら、どうしますか?
大丈夫です、そんなことがあってもモチベーション維持におすすめな方法があるんです!
この記事では、ピアノ練習とモチベーションの関係について、以下のことをお話させていただきますね♪
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- モチベーションの重要性
- モチベーションが下がる原因
- モチベーションをキープする方法
ぜひ参考にしていただけると嬉しいです♪
ピアノを続けるにはモチベーションが大事?
ピアノ練習に欠かせない「モチベーション」。
例えば、もしもモチベーションが全くなかったとしたら、ピアノを弾くことはできるのでしょうか?
答えは「NO」!
これらが備わっていないと、ピアノに対する集中力もなくなってしまい、間違いだらけで上手く弾くことは無理に等しいでしょう。
そもそもピアノの蓋を開けることだって、できないかもしれません。
例え淡々と弾くことができても、心がこもっていない寂しい音色になってしまいます。
自分で自分の演奏を聴いていても、気分がいいわけはありませんよね。
ではモチベーションがあれば、どんな嬉しいことがあるのでしょうか?
モチベーションがあると・・・ | ピアノ練習への効果 |
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練習が続けられ、どんどん上手くなれる |
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やる気に満ち溢れ、たくさんのことが習得できる |
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習ったことが頭にしっかりとインプットされ、ミスも少なくなる |
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楽しく弾くことができ、感情のこもった良い演奏ができる |
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習っていることをマスターしたり、発表会やコンクールまでに上手くなれる |
どれもピアノを練習する上で大切なことばかりですね。
これらがピアノ演奏に合わされば、さらに感情豊かで人の心を揺さぶる素晴らしい演奏ができるはずです。
ピアノ練習でモチベーションが下がってしまう原因
ピアノ練習をしている中で、モチベーションが下がってしまうことは誰にでもあることでしょう。
誰にでも起こりうるモチベーションダウンの原因を知ることができれば、「モチベーションが下がるのは自分だけじゃないんだ!」とホッとしていただけるのではないでしょうか。
ここではよくある5つの原因についてお伝えいたしますね。
体調が悪くなる
ピアノを弾いていると、座りっぱなしで腰痛や肩こりになってしまって、苦痛から練習が続けられなくなってしまう人もいるようです。
特に頭痛や筋肉痛になったときの辛さは耐え難いものがありますよね。
以下の記事では、ピアノと頭痛の関係について説明していますので、よろしければご覧くださいね。
実力が追い付かない
弾いてみたい曲を見つけて、ウキウキ気分で練習を始めたのに、自分の実力がなかなか追い付かず、理想とのギャップに耐えられないことってありますよね。
特にピアノを始めたばかりの頃は、思うように弾くことができないですよね。
覚えることもたくさんで、いつになったら1曲通して弾けるようになるのかなと、お先真っ暗で落ち込んでしまいます。
弾けるようになるまでの道のりが長いと、途中で辞めてしまうことの原因にもなりかねません。
飽きる
レッスンを受けていると、1曲をずっと弾くようにと先生から指導があることも。
「またこの曲なのぉ??」
と、練習の一環と分かっていつつ、いい加減違う曲を弾いてみたくなってしまいますよね。
1曲通しの練習でなくても、部分練習で同じところを集中的に弾く練習が必要なことも。
そして、ピアノ練習を始めたばかりの頃は、覚えることがすごくたくさんあります。
学習することに飽きてしまうのもモチベーションが下がってしまう一因ですね。
忙しくて練習する時間がない
ピアノを弾けるようになりたくて練習を始めたのに、練習の時間をなかなか取ることができないことに、イライラを募らせてしまうことも。
練習する時間がないと、どうしても弾けるようになるまでに時間がかかってしまったり、せっかく覚えたことを忘れてしまいます。
自分自身は練習をしたくてたまらないのに、学校や仕事、家庭のことで練習する余裕がない・・・。
やる気がないわけではないのに、それが実行できないとどうしようもなく苦しい気持ちになってしまいますね。
自信がない
「あんなに練習したのに、間違えてばっかり・・・、向いてないのかな?」
「ある程度上手くなってきたはずなのに、いつも他の人の演奏と比べてしまう・・・。」
そうなると、負のスパイラルに陥ってしまい、弾いても弾いても自分の演奏に満足することができません。
音色にもそれは現れることで、自信を持って弾いていないことで、どこか物足りない演奏になってしまいますね。
ピアノ練習でモチベーションをキープする方法
やる気が湧いてこないことがあっても大丈夫!
モチベーションキープには、とっておきの方法がいっぱいです♪
こちらでは6つの効果的な方法を紹介させていただきます!
ご自分に合った、始めやすいものからチャレンジしてみて下さいね。
ピアノ部屋をキレイにしてみよう
ピアノ練習をしているお部屋は、きちんと片付いていますか?
モチベーションが上がらない原因はもしかしたら、部屋が散らかっているからかもしれません!
これはピアノに限ったことではありませんが、掃除・整理整頓をすると心もスッキリしますよね。
- 練習することがいっぱいで、たくさんの楽譜がぐちゃぐちゃに山積み
- 換気不足で部屋が湿っぽい
- ピアノが埃だらけ
- ピアノに関係のないものが散乱
考えただけでモチベーションが下がってきてしまいます・・・。
まずは一旦いらないものを整理し、ピアノとお部屋の掃除から始めてみると、リフレッシュし前向きな気持ちになれてオススメですよ♪
タイムマネージメントを心がけよう
「ああ忙しい・・・、全然練習する時間がないのはなんで??」
そもそも練習する時間が取れていないと、上達もどんどん遠回りになってしまいますね。
そんなお悩みに効果的なことは、「スケジュールを組むこと」です。
ピアノ練習のスケジュールのことではありません。
読者様の日々のスケジュール、朝起きてから夜寝るまでの時間割を作ってみましょう。
まずは日々の行動内容を振り返ってみると、少しだけでも「空いた時間」が見つかるはずです。
自分がその時間に何をしているか、振り返ってみましょう。
- スマホでネットサーフィンばかりしていませんか?
- なんとなくテレビをつけて、ボーっと無意識に画面に釘付けになっていませんか?
「あ!この時間をピアノ練習に当てられる!」と気づいたら、次はたとえ10分でも15分でもその時間にピアノを弾くと決めましょう。
「ちりも積もれば山となる」 = 毎日少しずつでも積み重ねたら、きっと大きな結果がついてきます♪
とりあえず好きな曲を練習しよう
好きな曲や聞き慣れた曲は、すでに曲のイメージを持てていることから、取り掛かりやすいですよね。
何より好きな曲は、自分が弾けた時の達成感が最高です。
「好きな曲なら何でもいいの?」
残念ながら、「何でもオッケー」とは言い切れません。
ご自身のレベルに程遠い難しい曲を選んでしまうと、なかなか弾けるようにならず、モチベーションダウンの原因になってしまいます。
もしも読者様がまだピアノを始めたばかりなのであれば、以下のことを意識して曲を選んでみて下さいね。
- ゆっくりな曲
指を素早く動かせるようになるには時間がかかる - 左手の伴奏がシンプル
右手より左手が苦手な人が多いため - 和音が少ない
和音が増えると難易度アップ - 長すぎない曲
1曲が長いとマスターするまでに時間がかかる
自分が弾く曲を録音したり、弾く姿を動画に撮ってみよう
自分のピアノ演奏を録音したり、動画撮影をしたりすることは、モチベーションアップにつながるだけでなく、上達にもとても効果的なんです。
ピアノを練習するならば、自分の達成度を知りたくなりますよね。
録音・録画することで、足りていない部分が見つかって練習の励みになったり、逆に良く弾けている自分に気づけてテンションが上がったり。
動画共有サービスなどで自分のピアノ動画を上げてみるのもおすすすめです。
ピアノを誰かに聴いてもらえる喜びを知ることができ、知らない誰かでもピアノを通して関わり合えるようになります。
刺激し合える仲間がいると心強く、継続する上でも頼もしい存在ですね。
自分の姿を改めて見てみることも大切です。
正しい座り方、弾き方、姿勢かどうかをチェックし見直すことには、美しい音色を奏でられるヒントになります。
腰痛や肩こりなど、姿勢からくる体の不調を改善するきっかけにも気付けるかもしれません。
ピアノ録画に挑戦してみたい方へは、こちらの記事がおすすめですよ♪
演奏動画をスマホで録ってみよう!初心者でもできる簡単な録画方法
たくさんのピアノ演奏を聴こう
モチベーションを維持するために、常に他の人のピアノ演奏を聴くことも大切です。
素晴らしい腕前の人の演奏を聴けば、「わたしもこんな風に弾けるようになりたい!」とやる気が湧いてくるはずです。
そして、ピアノは聴いているだけで、脳にも良い刺激を与えられて、私たちのマインドを整えるのにとても効果的なんですよ。
モチベーションが下がってしまってやる気が出ない時は、美しいピアノの音色に助けてもらいましょう!
ピアノを聴くことは、脳トレにも効果的なんです!詳しくは以下の記事をどうぞ♪
ピアノの脳トレ効果って?脳の活性化ならピアノを今すぐ始めよう!
演奏会やコンクールに出てみよう
モチベーションをキープする方法の一つに、「目標を定める」ということが挙げられます。
ピアノ以外でも、勉強ならテストまでにこれをマスターする!とか、課題を〇〇までに仕上げる!と目標を立てますよね。
そこまでの道のりは長くても、そこへ達した時の自分を想像すると、体の内側からどんどんやる気が湧いてきちゃいます。
当サイトでは、毎月オンラインで仮想演奏会を行っております!
読者様も、最近モチベーションが上がらないと思ったら、仮想演奏会を目標に練習してみませんか?
気になるご質問には、こちらで詳しく回答させていただいています♪
無理せずモチベーションと上手く付き合っていこう!
ピアノ練習をしている人なら、誰にでも「辛い、思うように弾けない、気分が乗らない」と思うことはあるはずです。
モチベーションが上がらない時に、無理やり自分を練習へ追い込んでも、逆効果になってしまうことも。
もしもひどく落ち込んでしまうようなことがあっても、決して自信を無くさずに、自分を責めないで下さいね。
ピアノ経験者ならば、モチベーションダウンは通り道。
私だけじゃないんだ!と思っていれば、へっちゃらです。
やる気が出ない時は、リフレッシュも兼ねて少しピアノから離れることもオススメです。
避けなければいけないことは、「ピアノを辞めてしまう」ことです。
少し休憩を取ってみれば、自然とまたピアノを弾きたい!という気持ちになれるはずです。
モチベーションキープのコツ
- ピアノ部屋を掃除・整理整頓してみる
- タイムマネージメントを意識
- 好きな曲を聴いたり弾いたりする
- 自分のレベルに合わせて練習し、録音・録画してみる
- 目標を立てる
- 無理して自分を追い込まない
- 時にはモチベーションが下がる自分も受け入れる
■モチベーションが下がるのは自分だけじゃない!■
■とにかく楽しむ!■
読者様のピアノ人生はまだまだこれから!
落ち込むことがあっても、無理せず自分を励ましながら、モチベーションをキープしていきましょう♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。