おうちで自由気ままに弾くピアノ。
好きな曲を自分のペースで弾けるのは、大人になった今ならではですよね!
ピアノ教室に通わずにおうちでピアノを楽しんでいらっしゃる方も多いと思います。
ただ、発表する機会がないと、ある程度弾けるようになると新しい曲を弾きたくなってしまうんですよね・・・。
「どの曲も完璧に弾けず中途半端になってしまっている・・・」
なんてことはありませんか?
それはもったいないです!
好きな一曲を理想通りに、完璧に弾けるようになると、自信もついてピアノがさらに楽しくなりますよ~♪
いつもの練習法を見直すだけで、ミスのない理想の演奏に近づくことができるんです。
ピアノ初心者の読者様向けに、今回の記事では以下のことをお伝えしていきたいと思います。
・おうち練習だとつい忘れがち?練習前の基本を確認
・ミスタッチを減らしたい!ピアノの効率的な練習法
・苦手な部分を克服!理想の演奏に近づくための練習法
この記事を読むと、効果的な練習法を段階を追って理解することができます。
自分の練習法、これで合ってるのかな?なんて不安をお持ちの方もぜひ参考にお読みください。
少しでも上達のヒントがみつかればうれしいです!
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ピアノ練習前の基本を確認。おうち練習だとつい忘れがち?
ついつい忘れてしまう基本のこと。
まずはピアノの基本、正しい姿勢と手の形から確認していきましょう!
このブログで何度かお伝えしているので、知ってるよ~!と思われる方も多いかもしれませんね。
まずはささっと確認してみてください。
ピアニストのような美しい姿勢を意識しよう
はじめに姿勢の確認です。
ペダルに足が自然に届く距離で椅子に座ります。
椅子の半分くらい、浅く座るのがコツ!
鍵盤に手をのせ、手首とひじがなるべく水平になるように、椅子の高さを調節しましょう。
椅子が低すぎると肩に力が入り、肩こりの原因にもなってしまいます。
背筋をまっすぐ伸ばし、背骨が自然なS字カーブになるようにしましょう。
胸をはったり、逆に猫背になったりしないように気を付けてくださいね。
美しい演奏は美しい姿勢からです!
ピアノの手の形もついつい忘れがち
次は手の形です。
手のひらに卵を包むようにふんわりと。
ほんの少しだけ薬指と小指を持ち上げるようすると、動かしづらい薬指と小指にも意識がいきやすくなりますよ。
指は、指先と指の腹の中間部分が鍵盤にあたるようにしましょう。
力を抜いてリラックス&ストレッチ
演奏時に体や手に余計な力が入らないようリラックスしましょう。
肩の力も抜いてリラックス~
肩を上下したり、手をぶらぶらしたり・・・。
みなさん自分なりのリラックス方法があるかもしれませんね。
久しぶりの練習でいきなり弾き始めると、手首などを痛めてしまうこともあるので注意です。
曲を弾き始める前に、ハノンなど指の基礎練習を取り入れてもいいですね。
・美しい姿勢
・ふんわり優しい手の形
・リラックス&ストレッチ
いかがでしたか?
普段からきちんとできている人はすばらしいです!
姿勢はおうちだと崩れてしまいがちですよね。
姿勢が悪いよ!と注意してくれる人がいないので、普段から意識したいところです。
準備ができたらいよいよ練習開始です!
練習も、自分のペースで自由にできるのがおうちピアノのいいところ。
でも、せっかくなら効率的に練習したいですよね?
次は、ミスタッチを減らす効率的な練習法を紹介していきたいと思います。
ピアノ練習のやり方は?ミスタッチを減らす効率的な練習法を知りたい!
ピアノの練習を毎日するメリットを最大限に!!効率的な練習法でもお伝えしているとおり、やはり日々の練習にかなうものはありませんが・・・
忙しい毎日のなかで、少しでも効率的に練習する方法を知りたい!
ミスタッチを減らしたい!
そんな読者様におすすめな練習法を紹介したいと思います。
1.お手本となる演奏を聴く
弾きたい曲を決めたらまずはお手本となる演奏を聴きます。
いまはYou Tubeなどで、お手本となる演奏動画をたくさん見ることができますよね。
練習の強い味方です。
「こんなふうに弾けるようになりたいな~」
まずは自分の理想に近い演奏を聴いて、曲のイメージをつかみます。
2.楽譜を読んで指の動きを確認しながら片手ずつ練習
じっくり楽譜を読みながら、右手・左手と片手ずつ練習します。
指の動かし方もしっかり確認。
片手ずつ時間をかけてしっかり練習してから両手で合わせていきます。
3.パートに分けて練習(両手)
前半だけ上手になって後半が苦手・・・なんてことにならないように、一曲を何カ所かのパートに区切ります。
16小節(長いと感じる場合は8小節)くらいで区切ってみましょう。
そしてそれぞれのパートごとに練習します。
今日は最初のパート、明日は次のパートといった感じですね。
まとまった練習時間がとれない人に特におすすめです!
4.ゆっくり通しで弾いてみる(両手)
最初はゆっくり、確実に弾けるスピードで練習します。
間違えずに弾けるようになってから、少しずつスピードアップ!
間違えたからといって最初からやり直さず、最後まで通します。
5.間違えるところを部分練習
間違えるところ、スムーズに弾けないところを重点的に練習します。
いつも間違えてしまう部分は、楽譜を見なくても弾けるくらい練習しましょう!
1.お手本となる演奏を聴く
2.楽譜を読んで指の動きを確認しながら片手ずつ練習
3.パートに分けて練習(両手)
4.ゆっくり通しで弾いてみる(両手)
5.間違えるところを部分練習
一見遠回りに思える練習法ですが、ミスタッチを減らすために効果的!
もちろんこの通り練習しなければいけない!なんてことはありません。
いつもの練習に取り入れられそうなところがあったらぜひ試してみてくださいね。
次は、いつもの練習にもう少しプラス!
理想の演奏に近づくための練習法を紹介します♪
いつものピアノ練習にひと工夫!理想の演奏に近づくための練習法
ある程度スムーズに弾けるようになってきたら、自分の演奏を録音して聴いてみましょう。
お手本の演奏と比べてみてどうでしょうか?
足りないなと思うところをチェックしてみてください。
☑音の大きさがバラバラできれいなメロディーになっていない・・・
☑力を込めすぎて乱暴な演奏に聴こえてしまう・・・
☑集中力が続かず、最後まで気持ちを込めて弾けていない・・・
この中のどれかに当てはまりましたか?
今回はこんなお悩み別の練習法を紹介します。
音の大きさがバラバラできれいなメロディーになっていない
指がそれぞれ独立して自由に動かせておらず、均等に力を入れられていない状態です。
音の粒がそろったなめらかな演奏にならず、ガタガタしてしまっています。
こんな場合は、いつもの練習にプラスして指の基礎練習を加えてみましょう。
指の練習ではハノンなどが代表的です。
いわゆる指の筋トレですね。
無理せずに1日5分、10分から取り入れてみてください。
指のなかでも薬指や小指は日常であまり使わない指なので、特に動かしづらいんですよね・・・。
両手を机の上にかるく置き、薬指を持ち上げるストレッチも効果的ですよ!
指を独立して動かす練習を取り入れてみる
力を込めすぎて乱暴な演奏に聴こえる
ついつい力を込めすぎてしまう場合は、こちらも最初に紹介したピアノの手の形を意識しながらの練習がおすすめです。
手の形はふんわり。
鍵盤を叩く瞬間だけ力を入れ、叩いた後は力を抜くようなイメージで弾いてみてください。
読者様のお使いのピアノは電子ピアノですか?
電子ピアノの種類によっては鍵盤を押す強さに対するタッチ感(音の強弱)が変更できます。
強いタッチで弾かないと大きい音が出にくい設定に変更してみましょう。
最後はピアノの表現力アップのための練習法です。
集中力が続かず、最後まで気持ちを込めて弾けていない
気持ちを込めて弾く。
子供のころは苦手でした・・・。
今では上手になってきましたが、最後まで気持ちを込めて弾き続けるのって難しいですよね。
ある程度上手に弾けるようになってくると、集中力も途切れがちです。
演奏しながら時々違うことを考えてしまったり、なんてことはありませんか?
そんな場合は、暗譜(楽譜を見ないで弾く練習)に挑戦してみましょう!
完璧に暗譜しなきゃ!と思わなくても大丈夫です。
楽譜は開いたまま。
楽譜を見ずに、指を見ながら演奏してみます。
練習ですらすら弾けるところは楽譜を見なくてもある程度弾けると思います。
つまりは、弾けないところが苦手なんだな~と確認することができます!
そこを楽譜で確認しながら練習!
楽譜を見ないようにすることで音にも集中でき、最後まで気持ちを込めて弾けるようにもなります。
部分練習が苦手な人にもおすすめな練習法です。
好きな曲が暗譜でも弾けるようになると喜びも倍増です!!
楽譜をなるべく見ずに弾く練習を取り入れてみる
一曲が理想通りに弾けるようになって、ピアノをもっと楽しもう!
誰かに聴かせるわけでもないし、ここまで練習しなくてもいいんじゃない?
なんて思ってしまいましたか?
ピアノは楽しむものなので、「完璧に弾きこなさなくては!」と思うと楽しくないですもんね。
理想の演奏に近づくために、今回した練習法を少し取り入れてみようかなと思っていただけたらうれしいです。
苦手な部分を克服する練習は大変ですが、好きな曲が理想通りに弾けるようになった際の喜びは格別なはずです♪
きっと誰かに聴かせたくなるはずです。
ぜひあなたの演奏を仮想演奏会で聴かせてください!
それでは最後に、今回の記事のまとめです。
・おうち練習で忘れがちな練習前の基本をしっかり意識しよう
・ミスタッチを減らすための練習法をとり入れてみよう
・理想の演奏に近づくために、苦手な部分の練習をプラスしてみよう!
最後までお読みいただきありがとうございました!