「ピアノ初心者だけど、ピアノを始めてみたい!」
「何から用意したらいいんだろう?」
「練習はどうしたらいい?」
何かを始める前はわからなくて不安が多いですよね。
そこで、今回は以下のことをお伝えしますね!
- 読者様のタイプ別【ピアノの始め方】
- 初心者が挫折しやすい理由
ピアノを始める際に、ぜひ参考にしてみてください♪
当サイトでは、独学でピアノに取り組みたい方はこちらの教材をオススメしています。
30日でピアノがマスターできるプログラムなので、もし良かったらどうぞ。
時間もお金もないけど、スラスラとピアノを弾けるようになるなんて、そんなウマい話はない!!と思っていませんか?楽譜が読めなくても大丈夫です!海野真理先生の「30日でマスターするピアノ教本&DVD」なら、その願いは叶ってしまうんですよ♪
ピアノ初心者は何から始める?自分はどんなタイプか考えよう!
新しいことを始めたいと思った時、読者様は何から始めるタイプでしょうか?
道具などを揃える形から入りたいタイプか、やるなら本格的に基礎をしっかりしたいタイプか、自分のペースで目標を達成したいタイプか。
色々なタイプの読者様がいらっしゃると思います。
ここではピアノの始め方についてタイプ別で紹介していきますので、ご自分に合うものを探してみてくださいね。
【ピアノの始め方】形から入りたいタイプの読者様
ピアノを始めるならしっかり道具から揃えたい!という読者様には、ピアノ本体についてお話ししたいと思います。
ピアノってどんな楽器?
まずはちょっとピアノについて紹介させてください。
誰もが知っているピアノですが、そもそもピアノってどんな楽器かご存知ですか?
実はピアノは1700年代にイタリアで発明されたと言われています。
私はもっと前からあるものだと思っていました。
ピアノができる前までは、グランドピアノと同じ形をした「チェンバロ」という楽器が主流でした。
チェンバロは、ピアノと形は似ていますが全く別の楽器です。
鍵盤を押すと爪で弦を弾いて音が出るようになっていて、ギターや箏と同じ仕組みで音を出す楽器だったんです。
しかし、チェンバロは鍵盤を強く叩いても音の強弱は変わりませんでした。
そこで、もっと音の強弱がつけれるように、鍵盤を叩くとハンマー仕掛けで弦を鳴らすメカニズムが開発されました。
これにより、鍵盤を押す強さで強弱がつけられるようになりました。
それが“クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ”(強弱がつけられるチェンバロ)という楽器で、後にピアノと呼ばれる楽器の原型となりました。
そこからもっと音域や音量を拡大するために改良され、今のピアノの形になったと言われています。
昔の人々の音楽への情熱が感じられますね!
ピアノの種類
では次は、ピアノの種類を紹介していきますね!
一般的に使用されているピアノは大きく分けて3種類あります。
グランドピアノ
グランドピアノは、発表会やコンクールで使用されることが多い大きなピアノです。
弦が地面と水平に貼られていて、壮大な音色を響かせます。
自宅に設置する場合は天井の高い大きな部屋が必要です。
アップライトピアノ
アップライトピアノは、一般家庭に普及している縦型のピアノです。
弦が地面と垂直に張ってあるので縦に長く、グランドピアノに比べて設置が省スペースですみます。
しかしかなり重量があるので、ピアノを置く場所には床の補強が必要なことが多いです。
電子ピアノ
アコースティックピアノ(グランドピアノとアップライトピアノの総称)をデジタル化したもので、アコースティックピアノの音色を録音しておいて、鍵盤を押すと録音した音源が出るという仕組みになっています。
アコースティックピアノに比べてコンパクトで手軽に設置できること、メンテナンスが必要ないこと、ヘッドフォンを使用して時間を気にせず練習できることなどから人気があります。
ピアノにはたくさんの種類がありますが、初心者が始める場合はアップライトピアノか電子ピアノがおすすめです。
値段や種類もたくさんあるので、読者様のライフスタイルに合ったものを購入してくださいね!
ちなみに私は電子ピアノを使っていますよ。
いきなり買うのは心配・・という場合はレンタルもあります。
【ピアノ初心者がやることは?】まずはピアノを準備!おすすめのレンタル&購入
詳しく説明していますので、こちらもご覧くださいね!
【ピアノの始め方】基礎をしっかりしたいタイプの読者様
基礎からしっかり学びたいタイプの読者様は、ピアノ教室に通うことをおすすめします!
先生がいることで、練習曲のアドバイスはもちろん、自分の癖なども指導してもらえるので独学に比べて上達が早いです。
また、家で1人で練習していると練習をサボってしまうこともあるかもしれませんが、教室に通うことで環境が変わり、気持ちの切り替えもうまくいきます。
ピアノ教室では定期的に発表会などもあるのでモチベーションが保たれやすいのもポイントですね。
- 適切な指導やアドバイスがもらえる
- 教室に行くことで気持ちが切り替わる
- 発表会などがあり、モチベーションを保ちやすい
一方で、ピアノ教室に通うデメリットもあります。
まず1番は先生と相性が合わないことがあるかもしれないということです。
こればかりは通ってみないとわからないので不安がありますね。
また、教室によってはレッスンの振替規則が厳しいところもあります。
仕事で予定通りに通えないとレッスン代がもったいなく感じてしまうこともあるかもしれません。
- 先生と相性が合わないことがある
- 教室によっては振替などの融通が効かず、十分に通えない可能性がある
- コストがかかる
メリットとデメリットを照らし合わせた上で、先生のサポートを受けたり、基礎からしっかり学ぶためには教室に通うのがおすすめです。
教室に通う方向けの教本
教室に通う場合は、先生の進め方通りに練習していくのが一番良いと思いますが、副本として2冊紹介させてもらいます。
とても有名な教本なので、もしかしたら先生からも購入するように話があるかもしれないですよ。
私も小学生のときに練習に使っていた懐かしい教本です。
ブルクミュラー25の練習曲
引用:Amazon
ピアノの基礎や奏法を学ぶことができる教本です。
1曲は短いですがとてもメロディーが綺麗で、弾けたときに達成感がある曲が多いです。
ブルクミュラーには知っている曲もあると思うので、楽しみながら練習ができると思いますよ♪
ツェルニー100番練習曲
引用:Amazon
ツェルニーは定番の楽譜で、ピアノ上達には欠かせないといっても過言ではないです。
100番練習曲というだけあって、100曲分の楽譜が1冊にまとまっています。
でも1曲1曲はとても短いので、初心者が練習するにおすすめなんですよ。
先生と相談しながら取り入れてみてくださいね♪
【ピアノの始め方】自分のペースで目標達成したいタイプの読者様
自分のペースで進めたい読者様には独学がおすすめです。
最大のメリットは、何をするにも自由に選択できるという点ですね。
ピアノ教室ではある程度レッスン内容が決まっていて、先生の指定する教本に沿って進めていくことが一般的です。
独学で練習する場合は、弾いてみたい曲を中心に練習できます。
また、レッスン時間が決まっていないので、好きな時間から好きなだけピアノを弾くことができます。
仕事が忙しく、毎週決まった時間に通うのが難しい方にもおすすめですよ。
最初にピアノと教本を用意したあとはレッスン代がかからないのもポイントですね!
- 気軽にマイペースに始められる
- 好きな曲から練習できる
- 時間を気にせず練習できる
- コストがかからない
では、独学で進めるデメリットは何でしょうか。
練習が自己流になるので、ピアノ教室で習うよりも上達スピードはゆっくりになる可能性はあります。
好きな曲だけを弾いていると基礎練習が不十分になるため、特にクラシック曲を弾くのは難しいと感じることがあるかもしれません。
また、定期的なレッスンや誰かに披露することがなければモチベーションが保ちにくく、挫折してしまう方もいます。
- アドバイスがもらえず上達がゆっくりになる
- 基礎練習が不十分で弾ける曲が限られる可能性がある(特にクラシック)
- モチベーションを保つのが大変で挫折しやすい
続けるには強い意思も必要となりますが、人と比べて焦るのが嫌だったり自分の好きな曲だけマイペースに練習したい読者様には独学が向いていると言えますね。
独学の方向けの教本
独学で始めたいと思ったときに不安になるのが、「1人で楽譜をみて弾けるようになるのか?」「楽譜をみて指の動かし方がわかるか?」ということだと思います。
安心してください。
今はDVD付きの教本もあるんですよ♪
ピアノを始めようと考えている初心者の読者様には、DVD付きの教本がおすすめです!
ピアノが用意できたら、DVDをみながら練習できるんです。
自分のペースに合わせて何度も繰り返し見返して練習できるのは助かりますよね。
では、さっそく紹介していきますね!
大人のためのピアノレッスン 上巻
引用:Amazon
この教本は練習手順がとても詳しく書かれていて、この本の通りに練習すれば1曲弾けるようになります。
DVDで解説を確認しながら進めていけるのもポイントです!
ただ、DVDの映像はやや古めですので少々気になるかもしれません。
そこは音楽だけに集中してくださいね(笑)
楽譜が読めない全くの初心者の方におすすめの一冊です!
こちらは下巻も出ているので、上巻が終わったら下巻にステップアップしてみてくださいね♪
ピアノの教科書
引用:Amazon
こちらもDVDではなくQRコードから動画視聴が可能なんです!
現代的ですよね♪
押さえる鍵盤の位置と楽譜もでてくるので、タブレットなどでみながら進めるとわかりやすいと思います。
両手で弾けるようになるようにしっかりサポートしてくれていますし、本もオールカラーでとても見やすいです。
基礎からしっかり学びたい方におすすめです。
ピアノの楽譜の読み方にも自信がない・・。という読者様は、こちらの記事も参考にしてくださいね!
初心者が挫折しやすい理由
よし、これで準備バッチリ!と思って始めたけど、なかなか続かない・・。
そんな経験はありませんか?
そこで、ピアノ初心者が挫折しやすい理由についても考えてみました。
練習が大変、上達が感じられない
私もそうだったのですが、コツコツ練習を続けるのってとても大変なんですよね。
それに、コツコツ練習していても急激に上達するわけではありません。
毎回同じところで躓いてしまう・・それを繰り返すうちにどんどん嫌になってしまうんですよね。
初心者の場合は、1曲通して練習するよりも、部分練習や右手、左手のみの練習から始めることがおすすめです!
苦手な部分を少しずつ克服して、通しで1曲できるようにすることが近道だと思います♪
部分練習をすることで、できたという達成感も得られやすいです。
ぜひ意識して取り入れてみてくださいね。
目標がなくやりがいを感じない
一生懸命練習しても目標がないと途中で挫折してしまう方も多いかと思います。
そういう時は、目標の設定をしてみましょう!
例えば、今週中にこのページを弾けるようにする、今月中にこの曲を弾けるようにするという感じですね。
あとは弾けるようになった曲を披露する機会を設けるのもモチベーションアップに繋がります!
でも始めたばかりで人前で演奏するのはとてもハードルが高いですよね。
そんな読者様には「仮想演奏会」がおすすめです♪
仮想演奏会の良いところは、1人で楽しく演奏できるところと、顔が映らないところです!(笑)
家で動画を取るので、人前で発表するよりもリラックスして演奏できますよ♪
私もそうなんですが、披露するという目的ができると練習をサボらずに続けられますし、違う曲も練習しなきゃ!と気合が入ります。
現在、少しずつ仮想演奏会へ参加してくださる方が増えているんです。
それに、リピーターさんも多くてとても嬉しいですし、続けてエントリーすれば成長具合もわかるので、自分の記録としても役立つんですよ♪
上手か下手かではなく、楽しいという気持ちを表現するのにもってこいの場所なんです。
これをきっかけに、仮想演奏会にも参加してみませんか?
みなさんの「楽しい」が伝わってくる心がほっこりする演奏会です。
ぜひ覗いてみてくださいね。
楽しくピアノを始めてみよう♪
子供の頃は、習い事をしていると親から「毎日練習しなさい。」と言われてイヤイヤ練習した、なんて記憶がある読者様も多いのではないでしょうか。
大人になってから始めることには誰にも何も言われません。
自分の気持ち一つで継続したり辞めたりできちゃいます。
でも、せっかくピアノをやってみたいと思ったなら、ぜひ続けて欲しいです♪
このサイトでは、日本のどこかでピアノを楽しんでいる仲間と繋がることができます。
ぜひ一緒にピアノを楽しみましょうね♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。