「なかなか弾けるようにならなくて、モチベーションが維持できない」
「大人になってからピアノを始めても、本当に弾けるようになるの?」
大人になると、新しいことに対してつい不安な気持ちが先行して臆病になってしまいますよね。
大丈夫、大人ピアノを始める人は、みんな読者様と同じ気持ちですよ。
今回の記事では、ピアノ初心者の大人にありがちな3つの悩みとその解消法をお伝えします。
読み終わったときに、またピアノに向かいたくなるはず♪
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時間もお金もないけど、スラスラとピアノを弾けるようになるなんて、そんなウマい話はない!!と思っていませんか?楽譜が読めなくても大丈夫です!海野真理先生の「30日でマスターするピアノ教本&DVD」なら、その願いは叶ってしまうんですよ♪
【ピアノ初心者の大人が陥りやすい悩み】1. 楽譜が読めない
意気揚々とピアノ人生をスタートした、大人初心者の前にまず立ちふさがる高い壁、楽譜。
この壁を乗り越えるのが、ピアノ人生を豊かにする第一歩なのですが、非常に手ごわい相手ですよね!
そんな【楽譜読めない問題】に対する解消法を、3つお伝えします。
音名とその位置だけは覚える
楽譜には、その曲のすべての情報が凝縮されています。
その分、初心者が楽譜の情報すべてを弾きこなすのは無理!と言っても過言ではありません。
とにかくまずは、音名(ドレミファソラシド)の位置を覚えましょう!
え、あたりまえじゃない?と思いますよね。
では、この音はなんでしょう?
引用:ぷりんと楽譜
パッと答えられない、という方も意外に多いのではないでしょうか?(逆にこれがわかれば、初心者より一歩踏み出していますよ!)
ですので、まずは音符の長さや休符といった細かいことは置いておいて、最初に音名の位置を覚えましょう。
覚えるコツは、目印となる音符をつくること。
例えば「ド」と「ソ」の位置さえバッチリ覚えておけば、あとの音名の位置があやふやでも簡単に数えることができますよ。
どの位置を目印にするかは人それぞれのようで、ピアノの先生から「ファ」を目印にするように習ったという方もいました。
読者様にとって、覚えやすい目印を作ってくださいね。
音名で弾き歌う
小中学校の音楽の時間を思い出してみてください。
新しい曲を鍵盤ハーモニカで練習するとき、まず音名(ドレミ)で歌いませんでしたか?
カエルの歌やドレミの歌など、多くの大人が音名で歌えるのではないかと思います。
自分が弾きたい曲のメロディーを音名で歌えるようになると、そのうち自然に音名と鍵盤の場所が一致するようになります。
その繰り返しでだんだんと弾けるようになってきます。
ぜひ、音名で弾き歌いしてみましょう♪
スキマ時間に本で勉強する
楽譜の読みは、ピアノがなくても練習できるんです。
ドリル形式のテキストがいろいろと販売されているので、通勤時間などのスキマ時間を利用して勉強してみてはいかがでしょうか。
引用:ヤマハの楽譜出版
ドリルで楽譜を勉強するメリットはこんなことがあります。
- ピアノの練習に煮詰まったとき、気分転換になる
- 逆に「ピアノを弾きたくて仕方がない!」という気持ちの時、ピアノがなくてもできる
- パズル気分で楽しい
- 脳のトレーニングにもなる
楽譜が読めるようになると、練習がとってもスムーズになります。
これからのピアノライフの幅を広げるためにも、ぜひ覚えてみてくださいね。
楽譜の基本の読み方については、こちらの記事でもご紹介しています♪
「ピアノを弾いてみたいけれど楽譜の見方がわからない・・・。」とお悩みの読者様!楽譜は複雑に見えて、実は規則的で意外と簡単です。この記事では基本的な楽譜の読み方についてご紹介しています。音符や記号を覚えて、実際にピアノを弾いてみてくださいね!
【ピアノ初心者の大人が陥りやすい悩み】2. 指が動かない
小指で「ラ」を弾きたいのに「ソ」を弾いてしまった時のあの脱力感・・・言葉では言い表せませんよね・・・。
特に利き手と反対の手の薬指と小指なんて、日常生活でほとんど使わないので、動かなくて当然です。
そんなお悩みにおすすめの解消法は次の2つです。
全部の指をそっと鍵盤に乗せてゆっくり弾く
パソコンのキーを打つ時、使っていない指もキーボードの上にそっと乗っていませんか?
ピアノも同じです。
プロの演奏が見た目からしてかっこいいのは、必要以上に腕や手首が動いていないからというのもあります。
初心者だと、つい鍵盤から手が離れすぎて目的の鍵盤だけを弾きがちです。
そうすると、目測を誤ったり指が回らなかったりして弾き間違えてしまうんですよね。
そこで意識したいのが、全部の指をそっと鍵盤に乗せてひとつずつゆっくりと丁寧に弾いてみること。
利き手と反対の手は、重点的に弾いてみましょう。
引用:YouTube「大人の初めてピアノNo.1★指をスムーズに動かすコツ」
こちらの動画では、指をスムーズに動かすコツを紹介してくれているので、参考になりますよ♪
テクニック本を使ってトレーニングをする
指の練習なら、テクニック本を使うのがおすすめです!
ピアノによく使う指の動きに特化しているので、どんな曲にも応用できるのが利点です。
例えばこちらは、1975年に刊行された超有名テクニック本「バーナムピアノテクニック」。
「歩こう」「階段をのぼろう」などのテーマに合った1~3段程度の短い曲で構成されています。
ごく短いので練習前のウォーミングアップにもなりますよ。
左手が難しい!とお悩みの方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
ピアノ初心者に立ちはだかる最初の壁、左手。この記事では、初心者にありがちな左手のつまづきに対して、「左手がうまく動かない」「右手と合わせるとうまく弾けない」といった悩み別に練習方法をご紹介します。楽しく練習して、脱・初心者を目指しましょう!
【ピアノ初心者の大人が陥りやすい悩み】3. モチベーションが維持できない
ピアノを弾く姿に憧れて始めてみたけれど、一向に弾けるようにならない・・・。
忙しい毎日の中での練習しているのに、なかなかうまくなった実感が持てない日には、心が折れそうになりますよね。
ここでは、モチベーションを維持する方法を2つご紹介します。
弾けるようになりたい曲を決める
仮想演奏会にも出演いただいた海苔漁師の徳永義昭さんは、全くの初心者だったにもかかわらず、ラ・カンパネラを弾きたいという熱意から練習に練習を重ねたそうです。
この曲を弾きたい!という熱意は、ピアノを練習するモチベーションになります。
まだ目標とする曲が決まっていない読者様は、ぜひ目標曲を決めてみてくださいね。
もちろん自分が好きな曲が一番ですが、初心者はできれば♯(シャープ)や♭(フラット)が少ない曲がおすすめです。
あとはクラシックでもJ-POPでも、大好きで何度でも聴きたい!と思える曲にしましょう。
弾けるようになってきたときに得られる嬉しさは格別で、「もっと練習したい!」と思えるはずですよ♪
どの曲がいいかわからない!という方は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
ピアノを始めた方、何か曲を弾いてみたいと思いませんか?本記事では初心者でも弾ける曲や簡単にアレンジされた曲を8曲紹介しています。指使いの練習や抑揚をつけた練習、次のレベルにステップアップできる曲などもあるので、上達したい方にオススメです。
徳永さんのインタビュー記事はこちらです。
カンパネラおじさんこと、海苔漁師の徳永義昭さんが仮想演奏会に参加してくださいました。嬉しくも、演奏会後インタビューにも応えてくださったので特別にffサイトの読者様にお届けします。非公開エピソードも盛りだくさんですので、ぜひご覧ください!!
仲間を作る
読者様は、グループダイナミクスという言葉をご存じですか?
日本語では集団力学と言い、「集団だからこそ発揮される力」のことです。
学校行事や受験の時に、周りのみんなも頑張っているから、自分も頑張ろう!と乗り越えられた経験がある方も多いのではないかと思います。
ピアノの練習は、孤独です。
でも、同じように頑張っている仲間がいると、自分も頑張りたい、頑張らないとと思えるんです。
ぜひ仲間をつくりましょう!
そしてできれば、仲間はひとりでなくて複数(グループ)がおすすめです。
なぜなら、ひとりだとその人と自分を比較してしまうから。
あの人はうまくなっているのに自分はできない・・・もうやめたい、となってしまっては本末転倒ですね。
その点グループなら、いろんな人がいて、いろんな悩みがあります。
この人とはここが似ている、この人がつまづいている理由は自分と同じだな、といろいろな人と少しずつ共感することが、長い目で見たモチベーションアップにつながります。
実生活で仲間を探すのが難しければ、SNSで探してみるとたくさんの仲間が見つかるはずです。
当サイトでも、仮想演奏会やffサロンといった大人ピアノのモチベーションを維持する仕組みをご用意しています!
完ぺきな演奏になるまでは人に聴かせられない・・・と思うと、先が長すぎてくじけてしまいます。
「おっ前よりうまくなったね!」と言ってもらえる場を作ることが、大人ピアノを続けるにはとっても大切ですよ♪
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大人初心者ならではの悩みを解消して、楽しいピアノライフを
真剣に取り組んでいるからこそ、たくさん壁にぶつかって悩みますよね。
でも悩んでいるということは、それ自体が昨日よりも一歩前進している証拠です。
そう思うだけで、ちょっと気持ちが軽くなりませんか?
ちょっとずつ「できた!」を積み重ねて、今日も楽しくピアノライフを送ってくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。