ピアノを辞める理由って?大人が習い事を長く続けるために大切なこと

 

子供の頃、習い事を「辞めたいな〜」と思ったことは、誰にでも1度はあるのではないでしょうか?

 

私もその1人です!

 

ピアノを小学校で挫折し辞めてしまい、社会人になってから再開しました。

 

今でもピアノに挑戦中ですが、人前で演奏したりと楽しいピアノライフを送っています♪

 

子供の時の辞めたい理由は「楽しくない」「練習するのが辛い」など、気持ちの部分が大きいと思います。

 

今となっては良い経験だなと思っても、その当時はとっても辛いんですよね。

 

私も何度も挫折してきたのでわかります。

 

大人になると、自分の意思だけではなく習い事を辞めざるを得ないような状況になることがあります。

 

今回は、ピアノを辞めようか悩んでいる方、挫折しかけている方に、以下のことをお伝えしたいと思います!

 

  • 大人になってピアノを辞める理由って?
  • ピアノを長く続けるために大切な「時間管理のマトリックス」

 

悩んでいるみなさんに何か良いきっかけになれば幸いです。

 

ちょっとご紹介

当サイトでは、独学でピアノに取り組みたい方はこちらの教材をオススメしています。

30日でピアノがマスターできるプログラムなので、もし良かったらどうぞ。

 

ピアノを辞める理由は大人だからこその理由?

 

大人になってからピアノを始めたり再開したけれど、辞めようか悩む人は意外と多いんです。

 

子供の時だと、ピアノを辞めたい!と両親に伝えてから、両親の許可が下りたら辞める。というのが一般的だと思います。

 

私も子供の時に、心が折れて泣きながら辞めたいと両親に伝えた覚えがあります。(笑)

 

大人になると、自分の意志で簡単に辞めることができてしまうからこそ悩みますよね。

 

ここでは実際にピアノを辞めた人、悩んでいる人の理由について触れていきます。

 

やはり子供の時と大人とでは、理由は大きく変わってくるようです。

 

理由を知ったうえで、自分はどの理由に当てはまるか知って解決策も考えていきましょう。

 

生活環境の変化

大人だからこその理由で1番多いのは、生活環境の変化です。

 

生活環境の変化というと、例えば転勤や転職、引っ越しなどがあります。

 

これらは自分の意志というより一旦辞めざるを得ない状況です。

 

私自身ピアノを弾きたい気持ちはあっても、受験や大学の実習などで環境が大きく変わりピアノと離れていた時期があります。

山あり谷あり?だけどやっぱりピアノが大好き!私の音楽人生

 

環境が変われば、人間まずはそこの環境に慣れようと、目の前にあることを一生懸命頑張りますよね!

 

そうなると趣味であるピアノの優先順位がどんどん低くなり、切り捨てられてしまいます。

 

絶対的な優先順位である、仕事や家庭は生活の大半の時間を占めています。

 

なのでそこの環境が変わってしまうと、慣れるまでにかなりの時間がかかってしまいます。

 

その間は、趣味を楽しむ余裕も時間もなくなってしまい、ピアノをやりたい!という気持ちに蓋をして生活をするんですよね。

 

これが大人になるということなのでしょうか(笑)

 

でも、このように生活環境で仕方なく辞めた人の場合は、私のように環境が落ち着いた時に再開する方も多いです。

 

先ほどから何度も出ている「優先順位」が、ピアノを続けるうえで重要になるのですが、それはまた後ほどお話しますね。

 

時間が確保できない

生活環境が変わることで直結するのが、ピアノの時間が確保できない問題です。

 

生活環境に慣れるまでピアノと離れる時間があることは、仕方のないことだと思います。

 

ピアノをずーっと毎日続けている人もいるかもしれませんが、一度ピアノと離れる時間のあった人は多いです。

 

自分にある程度余裕がなければ、せっかくのピアノも楽しめなくなってしまいますよね。

 

大事なのは、環境が落ち着いて余裕も少し出てきたときに、時間を作る努力をすることです!

 

仕事や育児にしても、忙しい時には波があって、必ず落ち着く時はありますよね。

 

その落ち着いた時に、弾きたい気持ちがあるのなら、ぜひ今の時間の使い方を考え直してみましょう。

 

言葉にすると簡単なように思えますが、これが意外と難しいんです。

 

生活リズムを変えることにもなるので、最初は慣れるまで大変かもしれません。(無理はしないでくださいね!)

 

そのうち新しい生活リズムも慣れていきますし、自分の趣味の時間が増えることは良い気分転換にもなります。

 

そして、ピアノ教室に通っていて時間をとることが難しくなってきた方は、一度家での練習に切り替えることを考えてみましょう。

 

ピアノ教室に通うとなると、通う時間もレッスン時間も含めて、とにかく時間を作らなくてはいけませんよね。

 

家で練習するのであれば、通う時間も考えなくていいので、自分の隙間時間にいつでもピアノを練習することができます。

 

より時間を有効的に使うことができますよ♪

 

中には「実際に人に教えてもらうほうが上達するんじゃないの?」と思う方もいらっしゃると思います。

 

ピアノ教室となると受講者の人や先生など、人前で演奏することが必須ですよね。

 

私も今はだいぶ良くなってきたのですが、始めた最初の頃はあがり症で、人前で演奏することにプレッシャーを感じていました。

 

同じように感じたことがある方は、ぜひ家での練習も考えてみてください。

 

ピアノを楽しみたいのであれば学ぶ環境を変えてみるのもアリです。

 

そして私が実際に使っている教材は一度買うだけなので、ピアノ教室のように毎月レッスン代がかさむこともありません。

 

初心者でも分かりやすく、丁寧に教えてくれるのでおすすめです♪

 

こちらの教材は、また後日詳しくお話しますね!

 

 

ここからは、ピアノ教室に通っていて辞めようか悩んでいる人の理由をまとめてみました!

 

先生との相性が合わない

先生との相性が合わないことは、練習にも集中しづらい環境ですよね。

 

ピアノ教室は探すと、名の知れてる有名な教室から個人の教室までいろいろと出てきます。

 

その分、先生にもいろいろなタイプの先生がいます。

 

実際ピアノ教室に通っている方で、先生との相性が合わず悩んでいる意見もまとめてみました。

 

  • すごい経歴を持っている先生だけれど、先生の方針が合わない
  • 今でも音楽会など活躍されていてレッスン時間をとるのが大変

     

    中には人間的に未熟な先生もいたり、嫌な思いをする方もいます。

     

    先生とは信頼関係がとても大事です。

     

    お金を払って教えてもらうのに、それが苦痛の時間になってしまうなんてもったいない!

     

    ピアノ教室を探すのであれば、自分に合った先生を見つけましょう。

     

    ピアノの先生と相性が合わないことでお悩みの方は、こちらの記事も参考にして下さい。

     

    ピアノの先生と相性が合わないで悩む大人は多い!後悔しないポイント

     

    とはいっても、ピアノ教室もたくさんある中、自分に合った先生を見つけることはとても大変ですよね。

     

    ピアノを学ぶ環境は、ピアノ教室だけではありません。

     

    家でも教材で練習することができるので、先生との相性が合わないのならそれは環境を変えて、ピアノを心から楽しめるような環境で練習しましょう。

     

    ピアノ教室のお金事情を知りたい方はこちらもぜひ参考にしてくださいね。

    ピアノ教室は月謝が高い!?始める前に知っておきたいお金事情

     

    習っていることが楽しくない

    これはピアノに限らず、楽しくないと思っていることを続けることはなかなか難しいですよね。

     

    大人であれば、時間的にも金銭的にも習い事のために何とか都合をつけて習っているはずです。

     

    どんなことでも、初めてのことを経験するのは楽しいですよね。

     

    しかし、時間が経って自分とピアノの相性が分かってくると、通うのが苦痛、金銭的に辛い、練習に追い詰められてストレスなど、いろいろな不満が出てきます。

     

    学ぶ環境を変えてもピアノ自体が楽しくないと思うのであれば、それは一旦ピアノと離れてみるときかもしれません。

     

    時間が経ったら、「またピアノを弾きたい!」と思うときがくるかもしれませんよ。

     

    ピアノを始めるにも、ブランクがあったとしても年齢は関係ありません!

     

    そのときは自分の気持ちに素直になって、辞めることを悪いことだと思わないでくださいね。

     

    大人がピアノを続けるのに大切なのは「時間管理のマトリックス」

     

    序盤でピアノを続けるうえで「優先順位」が大切だとお話しましたが、私が身をもって体験したことがあるのでちょっとお話させてください!

     

    もともと私はマイペースな性格もあって、物事の予定を立てることがとても苦手でした。

     

    あれもやらなきゃこれもやらなきゃなんて、いろんなことに一気に手を出してしまって、結局全部が中途半端な状況になることは日常茶飯事。

     

    それは仕事でも影響してしまい、仕事が上手くいかない日々が続く時期がありました。

     

    「この状況を打破するにはどうしたらいいの、、、」なんて打ちひしがれて自己啓発書を読んだことがきっかけで、優先順位の大切さを知ったんです。

     

    そして、これがピアノを再開するきっかけでもありました。

     

    優先順位の付け方を勉強して、今の自分に置かれている状況を把握し、緊急度と重要度が高いものから手を出していくことを心掛けるようにしました。

     

    そのような生活が続いて、たしかにスムーズに物事が進むようになってきていい感じ♪なんて思ったのは、つかの間。

     

    「ピアノを弾きたいのに全然できてない!」と、ストレスを感じるようになってしまったんです。

     

    緊急度と重要度だけで優先順位をつけていく方法は落とし穴があって、趣味のピアノやマッサージに行きたいなどプライベートの優先順位が低くなってしまうんですよね。

     

    そしていろいろ調べてたどり着いたのが、この「時間管理のマトリックス」なんです!

     

     

    時間管理のマトリックス
    ①エリア → 自分がしたくて、緊急度・重要度が高い 
    ②エリア → したいけど、さほど緊急・重要ではない
    ③エリア → したくないけど、緊急度・重要度が高い
    ④エリア → したくもなく、緊急度も重要度も低い

     

    これだと「自分のしたいこと」も考えて優先順位をつけられるので、仕事とプライベートの時間をバランスよく考えることができます。

     

    私はここで、ピアノを弾きたい気持ちを尊重して、優先順位を下から上に変えて生活するようにしました。

     

    ピアノの優先順位を上げることで、自然とピアノの時間を作るためにどうすればいいか、自分の生活サイクルを見直すことができたんです。

     

    見直していくと、意外と一日の隙間時間があることに気づき、ピアノに対しての取り組み方も変わってきました。

     

    今までなんとなく過ごしていた隙間時間をピアノの時間に充てたり、1日くらいいっか!と少し家事をサボって、それもピアノ時間に充ててみたり。

     

    そうすることでプライベートも充実し、気持ちの面でも満たされるようになってきました。

     

    そして取り組む気持ちが変われば、目標も自然とできて目標のためにはどうすればいいのか、また考えて達成するために頑張りますよね。

     

    ピアノの優先順位が低いままだと、今までのような悩みにぶつかりやすく辞めてしまうことを考えてしまうかもしれません。

     

    ピアノを弾きたい!という気持ちがあるのであれば、ぜひ1つのきっかけとして試してほしいです。

     

    その際には、ピアノの優先順位を今よりも高くすることを忘れないでくださいね!

     

    大人がピアノを辞める理由と解決策まとめ

     

    大人になってピアノを辞めようか悩んでいる人の理由を紹介しました。

     

    もう一度おさらいしますね!

     

    辞めようか悩む理由で多いもの
    • 生活環境の変化
    • 時間が確保できない
    • 先生との相性が合わない
    • 習っていることが楽しくない

     

    自分の悩みに当てはまっているものはありましたか?

     

    自分だけでなく、みんないろいろな悩みを持っていると思うと少し気持ちが楽になりますよね。

     

    また、実際私がこれまでピアノに取り組んできて有効だと感じた解決策もまとめてみました。

     

    解決方法の提案
    • 生活環境が変わったとしても自分に余裕ができたら、ピアノの時間を作る努力をする
    • 今の時間の使い方を考え直してみる
    • ピアノを辞めたいと感じたら、学ぶ環境を変えてみよう
    • 心から楽しめないときは一旦ピアノから離れてみて、また自分のやりたい気持ちが出てきた時を大切に!

     

    ピアノは息抜きとして楽しむ人や老後の楽しみ、演奏会を目指す人など様々です。

     

    ずっと続けているから、必ず上手くなるわけではありません。

     

    環境によってピアノと離れてしまう時間は大人になれば必ずあります。

     

    そんな時は自分に余裕がでてきたら、私のように再チャレンジしてみましょう。

     

    みなさんにとって素敵なピアノライフになりますように♪

     

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