「ピアノの曲を聴くのが好きで、リラックスできる曲を知りたい」
「ピアノが脳に与える効果ってなに?」
ピアノの音色にどのような効果があるのか、気になりませんか?
ピアノの音色には、リラックス効果のほかにもさまざまな効果が見られます。
今回は、ピアノがもたらす効果や効能、癒されるためにおすすめのピアノの名曲を紹介します。
この記事を読めば、ピアノが心身に与えるリラックス効果や癒される曲が分かります。
ぜひ最後までご覧ください!
ピアノは心と脳をリラックスされてくれる!
大人になってからピアノを始める理由は人それぞれですが、リラックス効果を求めて始めた方もいます。
ピアノを弾くことによって、指の運動ができるので脳の活性化にもつながります。
脳科学の研究でも、ピアノが脳によい影響を与えることが明らかになっています。
「好きな曲を自由に演奏できる」という環境があれば、開放的な気分になりさらに効果を高められます。
ドーパミンによるストレス解消と脳の活性化、さらにはリラックス効果があるピアノは大人の趣味にぴったりです。
リラックス以外にも!ピアノが心身にもたらす効果
ピアノの主な効果については、次のようなものがあります。
- 自浄効果がある
- 情熱や向上心をアップさせる
- 記憶力を向上させる
それぞれの項目について解説します。
自浄効果がある
自浄効果とは、精神的にふさぎ込んだ状態を緩和する効果のことです。
「職場でトラブルがあって悲しい気持ちになっている」
「家族の言動や態度に対して怒ってしまった」
そんなときにピアノの音色に触れると、ピアノの自浄効果によって心が癒されます。
心的なストレスで気分が滅入っているときは、ピアノを聴いたり弾いたりしてみましょう。
情熱や向上心をアップさせる
「演奏会に出る」
「好きな曲をテンポよく演奏できるようになる」
こうした目標を掲げてピアノをしている方もいるでしょう。
ピアノで脳を活性化させれば、集中力を高められて練習へのモチベーションも上がりやすくなります。
そして、それぞれの目標達成に向けて情熱をもって練習できます。
これには、ピアノによって脳を刺激する脳トレが関係しているとされています。
詳しくは、下記の記事を参考にしてください。
ピアノの脳トレ効果って?脳の活性化ならピアノを今すぐ始めよう!
記憶力を向上させる
ピアノには、記憶力向上の効果もあるといわれています。
音声情報を記憶する脳の領域を刺激して、脳全体の働きを活発にするからです。
ピアノは、まず楽譜を見て脳内で情報を処理しながら演奏するため、かなりの労力を必要とします。
演奏の最中にも、脳の認知機能がフル回転するため脳を鍛える効果があるのです。
ピアノと脳の活性化については、こちらの記事でも紹介しているのでぜひご覧ください。
いきいきとした毎日を送れる
ピアノ以外にも言えることですが、趣味があることでいきいきとした毎日を送れます。
年齢やライフスタイルに関係なく、ピアノは毎日の生活にハリと癒しを与えてくれます。
音楽が苦手でも、ピアノに興味があれば思い切って始めてみるのもよいでしょう。
ピアノ曲でリラックスする方法
ピアノの効果・効能を体感するためには、実際にピアノの曲に触れることが大切です。
曲に触れる方法として、次のような方法があります。
- 実際にピアノを演奏する
- CDアルバムで聴く
- 動画サイトで検索して聴く
それぞれの方法について解説します。
実際にピアノを演奏する
前述したように、好きな曲を好きなときに演奏できると開放的な気持ちになれます。
そして、脳のドーパミンが分泌されてリラックス効果がより高くなります。
ピアノのレベルを問わず、お気に入り曲を見つけて演奏にチャレンジしてみる気持ちが大切です。
初心者の方は、次のような初心者向け動画を参考にしながら演奏してみましょう。
引用:YouTube
CDアルバムで聴く
クラッシックやジャズなど、好きなジャンルのピアノ曲がまとまったCDを購入するのもおすすめです。
CDのジャンル分けには、主に下記のようなものがあります。
- 作曲家別(バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンなど)
- シチュエーション別(朝・休憩時間・夜のリラックスタイム・就寝前など)
- 気分別(悲しいとき、嬉しいとき、癒されたいときなど)
CDショップはもちろん、ホームセンターやディスカウントストアでも、ピアノ曲がまとめられたCDが販売されている場合があります。
好みのCDをチョイスして、好きな時間に楽しんでみてはいかがでしょうか?
動画サイトで検索して聴く
動画サイトにもピアノの名曲が充実しています。
スマホやパソコンがあれば、無料で自由に好きな曲を聴けます。(一部有料あり)
例えば、YouTubeで「癒し ピアノ曲」のワードで検索するとピアノ名曲のBGMがまとめられた動画が出てきます。
引用:YouTube
在宅で仕事をするときのBGMやリラックスしたいときなど、心を落ち着けたいときに聴くとよいでしょう。
弾いても聴いてもリラックスできるピアノの名曲
弾いてみるのはもちろん、聴くだけでも癒されるピアノの名曲を紹介します。
- ドビュッシー『月の光』
- ラヴェル『水の戯れ』
- サティ『ジムノペディ』
- ウィリアム・ギロック『森のざわめき』
ピアノ曲で癒されたいと思っている方は、ぜひチェックしてみてください!
ドビュッシー『月の光』
引用:YouTube
フランスの作曲家クロード・ドビュッシーが作曲したピアノ曲です。
1890年頃に作曲され、1905年に改訂版が出ています。
ドビュッシーが若いころに、好きだった女性に贈った夜想曲とされています。
優しい音色ながらも、どこかはかない雰囲気を醸し出している名曲です。
ラヴェル『水の戯れ』
引用:YouTube
1901年に、フランスの作曲家モーリス・ラヴェルがパリ音楽院在学中に作った曲です。
ラヴェルは、ドビュッシーと同様にフランスの音楽界でも印象派として知られています。
曲名のとおり、水のはじける様子やキラキラと輝く美しい光景を表現した曲といわれています。
まるで水が流れるような繊細な曲調で、聴く人をリラックスさせてくれる曲です。
サティ『ジムノペディ』
引用:YouTube
1888年、フランスの作曲家エリック・サティが22歳のときに作曲したピアノ独奏曲です。
曲名の「ジムノペディ」は、古代ギリシアの神様をたたえる儀式から名付けられたとされています。
第1~3番まであり、いずれもゆっくりとした曲調で悲しさや苦しみを表現している曲です。
部屋でくつろぎながらこの曲を聴いてると落ち着けるでしょう。
ウィリアム・ギロック『森のざわめき』
引用:YouTube
アメリカの音楽教育家ウィリアム・ギロックが作った曲です。
森のなかに風が吹き、木々がざわめいている様子を描いた曲で、ギロックの『叙情小曲集』に収録されています。
1分弱の短い曲ながらも、繊細で穏やかなメロディーが心に響きます。
就寝前、心穏やかにして眠りにつきたい方におすすめの曲です。
ピアノ曲を弾いたり聴いたりして心身ともにリラックスしよう!
今回の記事では、ピアノ曲のリラックス効果・効能と癒される名曲について紹介しました。
記事のまとめは次の通りです。
・自浄効果がある
・情熱や向上心をアップさせる
・記憶力を向上させる
・いきいきとした毎日を送れる
・実際にピアノを演奏する
・CDアルバムで聴く
・動画サイト(YouTube・ニコニコ動画など)で検索して聴く
・ラヴェル『水の戯れ』
・サティ『ジムノペディ』
・ウィリアム・ギロック『森のざわめき』
ピアノはリラックス効果以外にも、ダイエット効果もあるといわれています。
気になる方は、次の記事もぜひご覧ください。
【ピアノで痩せる】ってホント?ピアノの運動量と噂のダイエット効果って?
最後までお読みいただきありがとうございました。