>>前回のff通信3月第1弾はこちら
こんにちは!人生はffの管理人、丸田カナです。
先月2月の仮想演奏会は、皆様既にご覧いただけましたでしょうか?
2月は通常の仮想演奏会と同時に、仮想演奏会の一周年を記念した「仮想演奏会を弾いてみた企画」の開催、そしてダイジェスト動画の作成を行いました!
今までを振り返る素敵な演奏会を開催することができました。
ご参加くださった奏者の皆様、ダイジェスト動画へご協力くださったサロンメンバーの皆様、本当にありがとうございます。
まだご覧になられていない方も、ぜひ皆さんの素晴らしい演奏をお聴きくださいね♪
「仮想演奏会」はオンラインで届ける新しいピアノ演奏会♪クラシック・ポピュラー音楽・弾き語りなど、トータル34組の個性豊かで素敵なピアニストさんにご参加いただきました。今月は仮想演奏会一周年を記念して、特別バージョンでお送りします!【第1部】
「仮想演奏会」はオンラインで届ける新しいピアノ演奏会♪クラシック・ポピュラー音楽・弾き語りなど、トータル34組の個性豊かで素敵なピアニストさんにご参加いただきました。今月は仮想演奏会一周年を記念して、特別バージョンでお送りします!【第2部】
「仮想演奏会」はオンラインで届ける新しいピアノ演奏会♪クラシック・ポピュラー音楽・弾き語りなど、トータル34組の個性豊かで素敵なピアニストさんにご参加いただきました。今月は仮想演奏会一周年を記念して、特別バージョンでお送りします!【第3部】
さて今回は、仮想演奏会初エントリーで一周年企画にご参加くださった、三千歳さんにインタビューさせていただきました。
三千歳さんは子供の頃にピアノを習われていましたが、高校卒業時に一度ピアノを辞められ、2年後に再開されますが転職などでピアノからしばらく離れられていたとのこと。
そして14年のブランクがある中、今回仮想演奏会に参加してくださいました♪
お忙しい中で、ピアノを再開するためにどのように練習を進められたかや、時間を有効に使うアイデアなどもお聞きしていきたいと思います!
仮想演奏会奏者、三千歳さんにインタビュー!
まずは三千歳さんの演奏を改めてお聴きください♪
曲名 | Final Fantasy IVより「プレリュード」 |
---|---|
ピアノ歴 | 約30年+ブランク14年+再開2ヶ月 |
メッセージ | 14年ぶりのブランクから12月から再開して初の曲です。
どうせならゲーム音楽で一番印象に残ってる物を選びました。
Official Best Albumより。
ブランク前も大したことはないですが、余計に滑ってます。
動画も初アップでまだ課題山積 |
滑らかでとても美しい音色が心地よく、聴いていると心が洗われるようです!
流れるような運指や優しいタッチで、14年のブランクを全く感じない素晴らしい演奏ですね♪
心癒される優しい音色、いつまでも聴いていたくなります。
それでは、ここからは三千歳さんとの対談形式でインタビューを行っていきたいと思います!
三千歳さんの快活なお人柄やユーモアのあるエピソードにもご注目です♪
Q1.これまでのピアノに関するご経歴やエピソード
カナ:はじめに、三千歳さんの今までのピアノのご経歴に関して、ピアノを始められた理由やピアノを習っていたころのエピソードなどを聞かせてください♪
子供時代、厳しい先生の元で
三千歳さん:ピアノ、というか「音楽教室」に通い出したのは3歳の頃です。
ヤマハの幼児科ですね。
3歳なんできっかけは多分親に連れられてだとは思うのですが、初めて行った日の朝はなぜかまだ記憶にあるのですよ。
もう、うん十年前の話なのに(笑)
朝の空気が白くてすごく楽しみにしていたのを覚えています。
で、幼児科って小学校入学で「Jr.アンサンブル」か「ピアノ科」を選択するんですね。
それで、確か当初はそのままアンサンブル(エレクトーンのやつ)に行く予定で手続きしていたと思います。
が、なぜか私の中で途中でいきなり理由は覚えていませんが、「ピアノにする!」と言い出したらしく、入学前でピアノに変えたんだと思います。
それでヤマハの先生は…今思えば優しかったですね(そしてすごい美人だった)。
当初はそれでもおっかなかったのですが、あまりに私が練習しないからということで、うちの母が個人のレッスンに変えたのです。
確か小学校4年の頃。
その後本当に先生が厳しかったです。
確か某音大の首席卒の先生で…。
練習しないと楽譜で頭ひっぱたかれたり、ペダルを間違えると上から踏まれて修正されたりと。
まぁ、私が練習すれば良かったのですけどね。
今子供のレッスンを見ていて、練習してないのにすごく教室がゆるいなぁ…と正直驚いています。
子供って練習を自分からするぞ!って考えってよほどやる気がないと起きないと思うのです。
ただ、個人の先生って必ずと言っていいほど生徒に「趣味で続けるか音大目指すか?」と確認すると思うのですが、私そもそも音大って何やるところだか分からなかったので、「?」という感じだったのですが…。
その時に先生は察してくれたようです。(笑)
でもなんだかんだと高校卒業まではその先生についていきまして、大学の浪人時代で一度ブランクが2年ほどあります。
忙しい大学生活の中で、「自主的に」楽しむピアノへ
その後大学に入ったときに、大学のピアノの同好会に誘われまして、そこでピアノをまた再開しました。
今度は家にほとんどいない生活をしていたくせに真面目に練習時間を作ろうと思い、都心にある空いていればいつでもその教室で練習ができるレッスンを探して、そこで授業・バイト・練習・大学の演奏会と往復していたような思い出があります(他にも遊んでましたが)。
その時くらいからでしょうかね、練習しようって自分で思えるようになったのは。
多分自分のバイト代でレッスン費用を出していたこともある。
その時に先生に言われた言葉、
「あなたは舞台で間違っても誤魔化して弾くのが素晴らしく上手」←褒めてる?けなしてる?
「本当に曲調が気分で変わるので、コンディションがすぐにわかる」←え、そ、そうですか…。
「ここでレッスンを受ける意味は、譜読みはできて当たり前。で、曲の作り方や表現を学ぶの」
と、一番下の言葉が今でも印象に残っていて、今思ってみると確かに1回の短い時間でハノンやってツェルニーやってたらショパンのバラードとか10分くらいかかる曲がレッスンにならないよなぁ…と。
これを子供時代の自分に伝えたかった…。(涙)
その後大学を卒業して8年ぐらいたった後にちょい体調を壊しまして、転職と同時にピアノを辞めてしまったのです。
14年のブランクを経て、ピアノを再開!「発表会に出たい」という目標
その後結婚して出産して、あれよあれよという間に今になりまして。
ただ、この前引越しをして、実家のアップライトを今の家に持ってきたのですね。
これは執念でした。
で、子供がやらないなら私がやる!と思いまして…。
ただ、どうしてもレッスンに通うには私のレッスン代の捻出もあるし、私「自由に弾きたい!」って感覚もあったし、そもそもレッスンに通うのは技術向上もありますが、それよりも「発表会出たい」ってことだったので、とりあえずどうしようと思っていた時にここのサロンに行き当たったのです。
カナ:たくさんのエピソードをお話しくださり、ありがとうございます♪
3歳の時のピアノを始められた時のこと、覚えていらっしゃるのですね!
小さい頃のことでもワクワクすることや楽しかったことって何となく記憶に残っていますよね。
個人レッスンになった後の先生はとても厳しかったのですね。
それだけ厳しいと、練習やピアノを習うのが嫌にはなりませんでしたか?
子供の時はどうしても自分の目標をしっかりと持って、というのも難しいですよね。
大学に入られてからは、ご自分の意志で練習をしたい!という気持ちが強くなったのですね!
大学の授業とバイト、そしてピアノの練習ととてもお忙しかったと思いますが、同好会の発表会なども目標になっていたのでしょうか?
先生からのお言葉、私も小さいころピアノを習っていた時に真面目じゃなかったので身に染みます。(汗)
体調を崩されたり、転職や結婚・出産などでしばらくピアノから離れていたのですね。
現在に至り、仮想演奏会が「ピアノを再開して発表会に出たい!」というお気持ちに応える場となれて嬉しいです!
三千歳:習うのが嫌…正しくソレです。(笑)
一時期、そんなに練習したくなきゃするなと、ピアノに鍵をかけられたのもいい思い出…。
あと親に「一つ習い事をやめるなら全部やめさせるから」と言われていたのですが(と思っていたのですが、本気ではなかったらしい…)、それでピアノをやめたら他のお稽古事もなくなってしまう…と思ってやってた節もあります。
なんというか、どの習い事も好きでもなく嫌いでもなく、でもやめたらなんか悔しい、的な。(笑)
社畜みたいな考え方と言われたらそうですけど、なんか嫌だったんですよ。
ただ、ピアノ曲とかクラシックは昔から好きでそれを弾きたい、しかも簡単アレンジはヤダという生意気なお子様だったのもあり、それも目標にありました。
今考えるとポップス系って、お子様のピアノレッスンってないんですよねぇ…。
なので、それが全てって考え方にあったのかも。
大学の同好会は年に4回大学のホールで開催されていたので、適度に刺激になったのですよね。
あと、同好会にはそれこそ卒業後に音大入り直すレベルの人から、始めたばかりの人も公平にいたというのと、コンサートの参加も自由だったので、自分のペースで弾けたっていうのもあります(あまり進度が遅いとレッスンの方で怒られますが)。
なので、空気感がここのサロンと似ているのです(そういや小学校の通知表の欄にいつも、「マイペースな生徒」と書かれていた気が)。
ブランク中は、「弾きたいのに弾けない→辛いのでピアノのことは考えない→そのうち気にならなくなる…気がする」という感じで思考が変わってきて、「これじゃまずいかも」という思いはどこかにありました。
ただ、おかげで一度ピアノから離れたから自分のピアノの得意なことや不得意なことを考えられたのかもしれないですね。
その意味では、ビバ・ブランクという気もします。(笑)
カナ:ピアノに鍵!親さんの厳しさも三千歳さんの負けん気を起こさせたのですね!
社畜みたいな考え方(笑)
確かに、練習が憂鬱で嫌なのに、辞めなさいと言われると、辞めてやるもんか、となるんですよね。
奏者のレベルがさまざまであることや、マイペースに参加できる点、仮想演奏会と共通する部分ですね♪
マイペースに楽しめることが、大学生活でお忙しい中でもピアノを継続するモチベーションに繋がったのですね!
一度ピアノから離れたことで、逆にピアノへの気持ちなどを客観的に捉えられたのですね。
そういった面も、再開後のピアノ練習の進め方を考える上で重要になりそうですね!
Q2.仮想演奏会へ初めて参加したご感想
カナ:今回仮想演奏会へ初めて参加していただき、しかも一周年企画でのエントリーをしていただきました。
仮想演奏会へご参加くださったご感想をぜひ聞かせてください。
三千歳さん:もともとの目標が演奏会に参加するためにこのサロンに入ったので、参加することにためらいは全く無かったです。
で、そこに企画ものがあったので、どうせなら「お初だし企画乗っちゃえ!」いうことで課題曲を見てみると、結構自分が過去に引いた曲があったのです。
最初はその中から選ぼうとは思ったのですが、「待て、これなら今までレッスンの時に選べなかったポピュラー系を新しく弾いてみよう」という考えが浮かび、選曲しました。
実際に練習をしてみると、企画には明確な締め切りがあるので、気合が入りましたね…。
選曲したのが12月の頭で、さらに楽譜探して取り寄せて…時間がない!とかいう感じだったので…。
後は並行して録音機材どうしよう問題がありました。
結局は焦っても仕方がないと思ってスマホにしたのですが、皆さんのようないい音質を目指せないのが悔しいですね。(笑)
あとは画像編集能力!そこらへんはピアノの練習と合わせて同時課題です(是非ともメルマガ等で取り扱っていただきたい、生活音含めた録音環境の話)。
練習にはスマホで録音アプリを使っていたのですが、自分で聴き返してこれは練習に使えるな、と思いました。
そして本番でなぜか一発勝負ではないのに、録音してますよ状態だと緊張しますね(笑)、あれ、何でだろう。
要は慣れだと思うので、演奏会の数をこなすことが大切だとは思いますが、こんなに緊張するとは思わなかったです。
なので、毎日何曲か録音して一番に良いものを残す、数日経って何曲か残ったものをまた精査するという感じで決めました。
あと、うちの旦那が「自分で確認していいと思っていた演奏、一週間後に聴いてみ。そこで黒歴史演奏になるか否かが分かれ目」と言われたので、実際にやってみました(そして黒歴史誕生)。
今回の動画はその中をかいくぐっているので、今のところはまだ自分でも聴けています。
カナ:サロンに入会された際に、一周年企画へのご参加を検討してくださっていると聞いていたので、エントリーしてくださった時はとても嬉しかったです!
今まで弾いたことのある曲ではなく、新しいジャンルの曲に挑戦するために今回の曲を選ばれたのですね♪
録音や動画の撮影についても悩まれたのですね。
他の参加者の方も、音や映像にとてもこだわって撮影をされていますよね。
録音や動画編集についてのメルマガの希望、承知しました!
スタッフ内でまた相談させていただきます。
録音時の緊張、とても分かります。
誰かが聞いているわけでもないし、撮り直せることも分かっているのに練習のようにいきませんよね。
毎回数回ずつ撮るなど工夫をされて、エントリー動画を作成されたのはナイスアイデアですね♪
旦那さんの言葉も核心をついている気がしますね。(私も黒歴史をたくさん作成しています!笑)
録音に苦労された分、自分の演奏を後で振り返って確認することで、課題がたくさん見えてより完成された演奏になりそうですね。
三千歳さんは演奏会ご参加の前にffサロンへ入会していただきましたが、サロンに入会されたご感想もぜひ聞かせてください♪
三千歳さん:いわゆる「オンラインサロン」というものに入ったのはここが初めででして。
今までオンラインサロンって「意識高い人の集まり」という感覚があって、敷居高いなぁ…というイメージがありました。
ただ、ここのサロンから発信している情報(サイト)を入る前からピアノの調べ物をしていると結構ヒットしていて、これは…!?と思い入会してみたのですが…、
いい意味でゆるい。(笑)
なんというか、発信したい時だけ発信してもいいんだよ的な空気がたまらないです。
毎日の生活で何か発信できることってあまりないし。無理に発信する必要もないじゃないですか。
今のところ、私から質問を投げるってことはないのですが(機材の質問をしようと思いましたが、まだこちらも調べている途中だったので)、質問すれば返してくれる予感はします。
カナ:サロン入会前にもサイトの情報を見てくださっていたのですね!
確かにサロンというと少し固いようなイメージがありますよね。
忙しい中でもピアノを楽しんでいらっしゃる方が、気軽に参加できるサロンを目指したいと思っているので、そのように言っていただけて良かったです♪
やはり録音や撮影の機材については、ご要望のある点ですね!
またぜひご質問していただければ、お答えさせていただきたいと思います。
Q3.今回のエントリー曲での練習で苦労された点や意識された点
カナ:では次に、今回の演奏会での演奏について聞かせてください。
ブランクがある中での演奏だったと思うのですが、とても滑らかで美しい演奏に聴き入ってしまいました!
感覚を取り戻したりすることも苦労されたのではと思いますが、練習をするうえで苦労された点や意識された点はどのようなところでしたか?
三千歳さん:これは結果論になるのですが、最初引っ越してきてからアップライトを持ち込んだ際、いざ弾くぞ!!となったのですが、
「はて、これは何を弾けばよいのだ?」となったのです。
過去に弾いた曲も何曲か弾いたのですが、いまいちしっくりこない。
そして自分がどのレベルまで戻ったのか分からない。
そもそも、「目標」が、ない…と。
そうだ、発表会だ!と思いましたが、我が家の家計や子供たちの習い事の関係で「そうそうすぐにレッスンは入れないな」と思っていたのですが、「悩んでいる暇あったら練習すりゃいいじゃん、指が動くようになれば何か考えが浮かぶっしょ」となりまして、そこで色々と動画を漁ったのです。
今は本当に便利ですよねぇ…プロの方や音大の教授までレクチャー動画を出してくれているのです。
そこで私の過去の弾き方を見ていると、やっぱり細かいところ、オクターブ連弾や指の動き、独立が弱いなと思いました。
「それじゃあとにかく弾くなら、まず基礎練習、ハノン、ツェルニーだ!どうせ何弾いていいか分からないのなら、とにかく目的に沿ったものをひたすら基礎連!」という結論に達しまして、以下の教材を用意しました(ブランク中に処分してしまったので)。
- コルトーのピアノメソッド
- ハノン
- ツェルニーの8小節の練習曲集
コルトーは新品なのですが、ハノンとツェルニーは予算の都合上がっつりとメルカリ、書き込みありです。
それも結果的には良かったのですが、書き込みって要はその方が先生のレッスンで「先生が書き込みをした」ということで、いろいろアドバイスが書いてあるのですよね。
なんてお得(セコイの承知です)。
ちなみにコルトーは筋トレ、鬼です。
ツェルニーは多分、40番とか弾き出すとそれだけで練習時間が終わるので、125の練習曲よりちょっとレベルが上の8小節の練習曲集にしました。
これなら短いです。
後はグリッパーで物理的に握力と指を強化したことですね(実はこれで最初、指を痛めました)。
そんなこんなで1ヶ月これしかやらずにいたのが功を奏したのか、発表曲の練習に入った時は比較的すんなり入ることができました。
ただ、技術的にというか譜読み的にですが、ポピュラー系っていろんな方のアレンジがあったり、そもそも指使いが書いていないものが多いですね。
最初は譜読みと指使いから考えてソレを書き込んで…、という作業が続きました。
あと、私は昼間の在宅の休み時間で30分お昼30分練習ということで、作業PCのすぐ後ろにピアノを開けっ放しにしてあります。
性格と過去の経験則から、億劫になるときはまずピアノの蓋を開けるところから無理というのを知っているので、そういう面倒な工程をひたすら排除しました(開くと練習できるのですよね、なぜか立ち上がりが腰が重い)。
そうすれば短時間でもできるという感じですね。
カナ:最初の1ヶ月はガッツリと基礎練に打ち込まれたのですね!
その際に、ご自身の課題をしっかりと振り返っているのがさすがです。
教本をメルカリで購入した際の書き込み、その発想はありませんでした!
先生のアドバイス付きと思うととってもお得ですね♪
基礎練も自分に必要なもので、短めな曲集を選ぶことで効率よく行われたのですね。
やはり指や手の筋トレは大事ですよね。
グリッパーはちょっとした空き時間や「ながらトレーニング」としても行えそうです。
ピアノの蓋を開けたままにしておくのも納得です!
蓋が開いていると何となく「ピアノを触ろう!」という気持ちになりますよね。
在宅ワークや火事でお忙しい中で、どのように練習の時間を確保されているのか気になっていたので、色々なアイデアをお聞きできてとても参考になります♪
Q4.今回の仮想演奏会で気になった参加者
カナ:では次に、今回の仮想演奏会で気になった参加者の方はいらっしゃいましたか?
三千歳さん:本当に皆さんすごくて非常に迷うのですが…、すごく悩んで1部2部3部で1人ずつとしたら、1部は「ゆきかざさん」、2部は「ゆんゆんさん」、3部は「Chikaさん」でしょうか。
ゆきかざさんは音の1音1音がすごく好みなのです。
響きがキレイ。
不安定な感じが全くしません。
ゆんゆんさんはもう震えました。
この方の今回の動画、実は結構リピで聴いています。
Chikaさんのアレンジの才能、素晴らしすぎます…私はまず無理です。
お三方とも本当に「大丈夫かな?」という音が全く感じられず、絶対的な安定感が聴いてて非常に心地良いのです。
私も見習わないとまずいですね。
人に演奏面で不安を感じさせないというのが目標です。
カナ:ゆきかざさん、毎回とても安定した演奏で、今回も1音1音をとても丁寧に弾かれていて、とても美しい音色ですよね♪
ゆんゆんさんの演奏、とても楽曲を大切に弾かれているのが伝わってきて、ピアノってこんなにも聞く人の心に訴えかけることができるんだ、と感動しました。
Chikaさんの演奏、弾き方も中盤からのアレンジもとてもかっこよくて素敵ですよね!
「安定して弾く」というのは前提としたい部分でもありますが、実際には曲をしっかり解釈して練習を重ねないと本当に難しいですよね。
聴いている人に不安を感じさせない演奏、奥深いです。
Q5.今後挑戦したいことや弾きたい楽曲
カナ:先ほど演奏の目標についてもお話しくださいましたが、今後挑戦したいことや、弾きたい楽曲などがありましたら教えてください♪
三千歳さん:仮想演奏会の存在を知ってからやりたいことが多すぎて、思考がとっ散らかっているのですが、大きく分けるとこんな感じです。
- 苦手意識のある技法を虱潰しに練習していく
- ポピュラーの楽曲を増やしてみたい
- 夢は一人もしくはオンライン連弾
「1」は先に申し上げたように、多分苦手意識を放置していると、いつまでたっても自信のある演奏ができないので、せっかくの時間を有効に使っていきたいのです。
いつ克服されるかは謎ですが…。
「2」は、結局小さい頃どうしても先生に習うとクラシックしか弾けない、大人になってもあまり先生にはポップスは歓迎されなかった記憶があるので、この際はいろいろと挑戦してみようかなと思っています。
とりあえずFF10(ファイナルファンタジー10)をクリアしたら「ザナルカンドにて」を弾く予定です。
「3」これは、仮想演奏会で拝見したのがかなーり衝撃的でして。
機材の工夫とか機材の工夫とかはもちろんありますが、努力すれば不可能ではない!
努力半端ないかもしれないいですが、それでもやってみたいのです。
一応健康に過ごせればあと寿命で死ぬまで40年はあるので、それまでまだまだ時間たっぷりありますし、健康なら何とかなるでしょう。(笑)
カナ:これからさらに練習する中で目標もより明確になるのかと思いますが、既にしっかりと3つの目標があるのですね!
苦手意識のあることってどうしても目を背けてしまいがちですが、時間を有効に使う工夫をしながらそこにアプローチされていてすごいです。
ポピュラーの楽曲など自部の弾きたい曲を自由に弾けることも、大人になって練習するピアノの楽しみの一つですよね♪
「ザナルカンドにて」、とても美しい曲ですよね!
またぜひ仮想演奏会でお聴きできると嬉しいです。
仮想演奏会でも一人連弾やリモートアンサンブルを披露してくださる方がいらっしゃって、演奏を聴いているととても楽しそうですよね♪
私が前回インタビューをさせて頂いたししーさんも、以前一人連弾で参加してくださり、ししーさんの5回参加記念のインタビューでも一人連弾の練習についてもお聞きしました。
リズムを合わせる工夫や動画の編集など、難しい点もあると思いますが、挑戦されたら演奏をぜひお聴きしたいです!
たくさんの目標があり、聞かせていただいてとてもワクワクしました♪
三千歳さんが目標を実現できるお手伝いを、私たちも少しでもできたら嬉しいです。
三千歳さん、たくさんの質問をさせて頂き、インタビューにご協力くださり、本当にありがとうございました!
仮想演奏会という新しい発表の形で、ピアノライフを楽しもう♪
今回三千歳さんにインタビューさせていただき、お忙しい中でもエネルギッシュにピアノ練習に取り組まれていることをお聞きできて、私もとても刺激を受けました。
ご自身の課題をしっかりと分析して、それに対しての基礎練の行い方や時間を有効に使う工夫など、三千歳さん流の様々なアイデアがあり、ピアノ再開組や独学で練習されている読者様にも参考になるのでは、と思います!
ご自身の苦手な部分にしっかりとアプローチをしながら、新しいジャンルの曲にチャレンジして、再開されたピアノを楽しまれている三千歳さん。
今後の三千歳さんの演奏がとても楽しみですね♪
三千歳さんもインタビューの中でおっしゃられていましたが、仮想演奏会は演奏者のレベルを問わず参加でき、またクラシックやポップスなどご自分のお好きなジャンルの曲を演奏できます。
読者様もオンラインでの発表会という新しい形で、あなたの演奏を披露してみませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
勇気を持ってチャレンジ!
ピアノ人生を輝かせる仮想演奏会
仮想演奏会は、演奏動画を投稿することでだれでも気軽に参加できる新しいピアノ演奏会です。
ピアノ初心者・再開組大歓迎!自宅にいながら発表の場を持つことができますよ♪
さぁ、一緒に画期的なピアノ演奏会を体験しましょう!
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