こんにちは！丸田カナです。
今年も残すところあとわずかとなりましたね！
大掃除や年越しの準備など忙しい時期ですが、どうか体調に気を付けてお過ごしくださいね。
今回はffピアニスト「のぴあさん」の自己PR記事をお届けします！
自己PR記事は今回が初めてとなりますが、仮想演奏会での素晴らしい演奏に加えて、仮想演奏会以外の演奏活動やピアノ以外の趣味など、のぴあさんの魅力を存分にご紹介させていただきたいと思います。
「のぴあさん」のプロフィールをご紹介♪
まずは今までのインタビューでお伺いした、のぴあさんのプロフィールをご紹介します！
- ピアノ歴は小学1年～高校2年までと、ブランクが空いて最近の7年間
- 学生時代はクラシックを習われていたが、現在はポップスや弾き語りを弾かれることが多い
- ピアノの他にもギター弾き語りやイラストをご趣味とされている
仮想演奏会でもポピュラー音楽を中心に、優しい雰囲気で奏でられる演奏や弾き語りが印象的なのぴあさん。
どんな思いを込めてピアノの練習や演奏を行われているか気になりますよね。
ピアノの演奏で意識されていることや他のご趣味の活動の様子など、いろいろとお聞きしていきたいと思います！
のぴあさんのYouTube
それではお待ちかね、のぴあさんの演奏をお聴きしましょう♪
今回は仮想演奏会での演奏、そして仮想演奏会以外の動画から1つずつピックアップしていただきました。
演奏をお聴きいただきながら、のぴあさんへのインタビューをお楽しみください♪
「いのちの歌」
のぴあさん：この曲を聴いたのは昨年6月。
歌詞をじっくり聴きながら聴いたのはこの時が初めてでした。
ちょうどコロナで宣言が解除されようやく少し動き出せる、そんな頃でしたが、私は長年行ってた仕事を休止、やりがいがなくなり、社会との繋がりがなくなり、孤独感が消えず、まだしんどい気持ちを抱えていました。
そんな時、歌詞を聴いて涙があふれて、当時病んだ私の心に染みて、耳コピーしてみようと、何度も泣きながら原曲を聴いて完成、ストリートピアノでも弾いたりなど、病み期から脱出するきっかけにもなった曲でもありました。
この曲の歌詞を聴いて、そばで支えてくれる家族や、会えないけれど心配してくれる友人、がいることのありがたさに気づきました。
そんな「いのちの歌」を、4月の発表会で弾き語りしたい！家族の前で、想いと共に伝え弾きたいと、今度は弾き語りの練習を2月から初めました。
歌詞があまりにも自分の想いと馴染むからか、練習では泣いてつまってしまったりということもありました。
カナ：とても素敵なエピソードが聞けて嬉しいです♪
いのちの歌は、のぴあさんが辛い時期を抜け出すきっかけになった、大切な曲なのですね！
歌詞と自分の想いが重なり、練習で泣いてしまうこともあったというエピソードからも、この曲への想いがとても深いことが分かります。
のぴあさんの演奏や歌声がとても優しくて聴き入ってしまいましたが、ご家族やご友人への感謝の思いが込められていたからなのですね。
何度も練習を重ねられた中で、大切な人へ思いを伝えるために特に意識されたことはどんなことでしたか？
のぴあさん：歌詞に共感しながら歌ったり大切な人を思い浮かべながら歌ったことです。
カナ：大切な人を思い浮かべて、思いを込めて歌われたのですね！
のぴあさんの思いが演奏からも伝わってきました。
「ハルカスメドレー」
カナ：では次に、ハルカスメドレーについて聞かせてください。
ハルカスの展望台に設置されたストリートピアノでの演奏、やはり特別な想いがありましたか？
また選曲もとても素敵でしたが、選曲へのこだわりについてもぜひ教えてください♪
のぴあさん：ハルカスピアノは本来は58階庭園に置かれるはずだったのですが、雨天の可能性があったため60階最上階に置かれました！
なので最上階です！
こんな高い場所でピアノ弾けるなんて、人生でそんな有ることではないですよね？！
しかも空に近い……。
空に近い場所。
太陽に近い場所。
手の届きそうな天の近くで、ピアノを弾いてみたい！！
引きこもりがちだったからか、尚更、そんな場所を求めていたのかもしれないです。
曲は、歌詞に空を感じる曲を選びました！
以下YouTubeに載せた説明です。長いですが……
【1】「希空~まれぞら~」
昔のNHK朝ドラ、土屋太鳳さん主演「まれ」のオープニングです。
澤野弘之さん作曲、太鳳さん作詞です。
今は未来が遠くても、小さな一歩を恐れずに旅に出よう！と元気付けてくれます♪
【2】RADWIMPSの「愛にできることはまだあるかい」
映画「天気の子」主題歌です。
この映画の中の、毎日のように雨が降り続くビル街と、晴れた時の人々の想いと、雨を予想したハルカスと、曲の歌詞と雰囲気がめちゃめちゃ馴染む！って急に思いついて、数時間の練習で挑みました♪
【3】絢香の「にじいろ」
たとえ苦しい日々が続いても、乗り越えれば強くなる。
虹色の雨が、風が、光が、希望と夢を運んでくれる。
空は私たちに輝きをくれる、空が味方になってくれる、と感じる大好きな歌です♪
【4】欅坂46の「世界には愛しかない」
この曲にも天気の描写があり夏らしく疾走感が気持ちいい爽やかな曲。
思春期の「僕」のひたむきでかつ複雑な感情を、夏の激しく移り変わるお天気と交えて描かれている歌詞がスカッとします♪
カナ：ハルカスのストピ、とても高い場所だなぁと思っていましたが、最上階の60階だったのですね！
確かに、そんなに空に近い場所でピアノを弾くことって滅多にできない経験ですよね。
空に近く一面が見渡せる場所でピアノを弾くことは、のぴあさんにとって重要な意味があったのですね♪
各曲についての説明もありがとうございます！
それぞれ素敵なメッセージが込められていますね。
どの曲も空や天気に関連していて、4曲を通してストーリーを感じます。
メドレーを聴かせていただいて希望や誰かを思う優しさ暖かさ、強さなどが伝わってきて、その場で聴けたらもっと素敵だろうなと思いました。
実際にハルカスのストリートピアノで演奏されての感想もぜひ聞かせてください♪
のぴあさん：普段私は電子ピアノなんで、慣れない生のピアノな上にグランドピアノ！！
しかもめちゃくちゃ素敵な音色なんですが、シーンとした中ですごく響くから、恐る恐る弾いてて、リラックスして弾けたらもっと味わって弾けたかなぁ！て。笑
でも、演奏が終わるたびに受付の方々が拍手してくださったり、さっきの曲なんて曲ですか？って聴いてくださる方がいらっしゃったり、嬉しかったです♪
60階から弾いてる実感より、広い空間で弾いてるっていう実感のほうが強かったですね。笑
とにかく、私にとって全てが緊張の要素だらけの場所でした。
でも思い切って行って良かったです！
うまく弾けた弾けない関係なく、最高の思い出になったんで！
カナ：グランドピアノでの演奏は感覚も違いますし、とても緊張しますよね！
ストリートピアノでは聴いてくださった方の拍手や言葉がけが本当に嬉しいですよね。
動画の最後では全体の様子が映されていましたが、確かにとても広い空間でしたね！
緊張の要素がいっぱいの中で、特別な場所で特別な演奏を行われたことが何よりも素晴らしいことですね。
のぴあさんのSNSや演奏活動について
カナ：では次のご質問なのですが、のぴあさんはtwitterでの発信をよく行われていますよね♪
ツイートの内容やtwitterでの交流で心がけていることなどがあれば教えてください。
のぴあさん：ツイートの内容は日々感じたこと、面白おかしかったことや、心の移り変わり、ピアノやギター演奏した動画のYouTubeリンクや、絵を貼ったりしています。
ただ演奏した動画を貼るのではなく、何故その曲にしたのか、必ずその時選ぶ曲には、自分の中のなにかとリンクするものがあるので、そんな「思い」と共にツイートする傾向があります。
交流は狭く深くが私の方針で、沢山の方を浅く知るよりも、一人一人のこれからを追っていきたいので、フォローは少なめにし、演奏動画やその方の呟きになるべくコメントするようにして、一人一人大事に接するよう心がけています。(それも、忙しいとなかなかですが。)
カナ：曲への「思い」を大切にされて、演奏動画を発信されているのですね。
仮想演奏会でも、のぴあさんのエントリー時のメッセージから、どのような思いを込めて演奏されたかが伝わってくるので、その思いを知って演奏を聴くとまた心を動かされます！
交流も一人一人の方と深く関わり、コメントをされることなどを心がけていらっしゃるのですね♪
のぴあさんの、「相手のことを思う」暖かいお人柄が伝わってきます。
ギターや絵についてもとても気になりますが、また後のご質問で伺わせていただきますね！
その他のピアノの活動として、「いのちの歌」のご紹介の時にも発表会について話されていましたが、発表会は毎年参加されているのですか？
のぴあさん：発表会は毎年あり、参加していましたが、コロナで1年飛び、今年の4月久しぶりの開催となり嬉しかったです！
カナ：コロナの影響で一度は中止になってしまっていたのですね。
ですが今年の4月に開催できて本当に良かったですね！
直接誰かに聴いてもらえるのは、仮想演奏会などオンラインでの発表とはまた違って喜びがありますよね。
仮想演奏会ではよく弾き語りの演奏を披露してくださいますが、発表会でも弾き語りをすることが多いですか？
のぴあさん：4月の発表会ではいのちの歌を弾き語りさせてもらいましたが、5年くらい前には、中島みゆきさんの「糸」をさせていただきました！
多くはないですね……。その2回だけです！
カナ：中島みゆきさんの「糸」の弾き語りもされたことがあるのですね！
歌詞がとても深い意味のある曲で、のぴあさんの弾き語りの演奏、きっと素敵だったろうなと思います。
仮想演奏会でもストリートピアノの演奏で何度かエントリーしてくださっていますね♪
コロナ禍でなかなかストリートピアノができないこともあったと思いますが、少しずつまた演奏できているでしょうか？
またこれまでのストリートピアノを行ったときの思い出に残るエピソードなどをぜひ教えてください♪
のぴあさん：思い出に残るエピソードは本当にたくさんあって、書ききれないですね～♪
たどたどしいミスだらけの演奏なのに、聴いてくださったあとに嬉しいご感想をいただけたのは本当にありがたくて、この曲をこんな風に弾けるのは素晴らしいと仰ってくださったり、何かを思い出して涙を流してくださった方、誰のなんて曲？興味をもってくださった方、リクエストくださった方など……。
たくさんのその場限りの出会い、いただいたお言葉、いただいた拍手は、一生の思い出になっています！
カナ：ストリートピアノでの演奏、そのときに聴いてくださった方からのご感想や反応は直に感じられるもので、その一つ一つが大切な思い出となっているのですね。
涙を流してくださるなど、のぴあさんの思いのこもった演奏のパワーを改めて感じます！
私もストリートの演奏を聴くことが大好きなので、のぴあさんのストリートピアノを聴けたらきっと素敵だろうな、と思います♪
のぴあさん：ありがとうございます！！
私もカナさんやみんなとワイワイしながらストピなどで直に交流したいなって思っちゃいます～！
のぴあさんのピアノ以外の趣味について
カナ：では次に、ピアノ以外の趣味についても伺わせてください♪
これまでもプペル演奏会の動画やTwitterでもデジタル絵のイラストを拝見させていただいていて、柔らかい優しい雰囲気の絵が素敵だなぁ、と思っていました♪
9月の仮想演奏会でもとっても素敵な水彩画のイラストとともに演奏してくださいましたね。
イラストは何か習われていたのではなく、趣味で描かれているのでしょうか？
のぴあさん：絵を褒めていただきありがとうございます！
ハイ！私の絵は完全に趣味で、習ったことがないです。
小さいときから漫画や似顔絵描くのは好きでした！
デジタル画は、スマホ持ち出してしばらくしてから描き始めたので3年くらいになります！水彩画は本当に学生時代以来かも知れません。
カナ：そうなのですね！私も小さいときは絵を描くことが好きだったのですが、今では全く描かなくなってしまったので、デジタル画でいろんな絵を描かれていて素敵だなあと思っていました。
水彩画はとても久しぶりだったのですね！
曲のストーリーを描き出していて、絵の色合いもすごく綺麗だなあと感じましたが、特に描く上で苦労された点はありましたか？
のぴあさん：かなさんもお絵描き好きだったんですね！
苦労した点は、
・1度塗ったら綺麗に消せない
・周りの色との兼ね合いが難しい
・実際撮った空の色と似せた色が作りにくかった
などです。
水彩絵の具はデジタルと違い、消したりできないから、上から色を重ねたりして修正という感じでしたから、あちこちムラができてしまいました。
そうでなくても、丁寧に塗りこむことができずで。(汗)
サラサラっと描きたかったから、丁寧さに欠けてしまったと思います。
カナ：普段描かれているデジタル絵との違いで、一度塗ったら消せないことなど苦労される点が多かったのですね！
実際の空の色を元に色作りをされるなど、こだわって塗られていたのですね。
いえいえ、ムラは気にならないほど、色の重なりがとても綺麗だなあと感じました！
twitterで良くギターを弾かれていることもツイートされていますよね！
ギターはいつ頃から始められたのですか？
のぴあさん：ギターは昨年6月ごろからです！
カナ：ギターの練習は昨年から始められたのですね。
twitterで素敵な弾き語りをされているのを聴かせていただいていたので、もっと以前から弾かれていたと思っていました！
よろしければ、ギターのチャンネルも紹介させていただいてよいでしょうか？
のぴあさん：PRになるほどのクオリティーではなくお恥ずかしいですが、良ければよろしくお願いいたします！
カナ：とんでもないです！
YouTubeの曲も数曲聴かせて頂いたのですが、優しく爽やかな雰囲気の弾き語りがとても素敵でした♪
ピアノを通して伝えたい思い
カナ：YouTubeやtwitterなどで発信されているのぴあさんですが、ピアノを通して伝えたいことや演奏に対する思いなどをお聞きできたら嬉しいです♪
のぴあさん：ピアノを通して伝えたいこと……なんだろう…。
昨年コロナ禍に入り、人と会わなくなり、喜びや悲しみを面と向かって共有できなくなった中、ピアノや弾き語りが私の感情の表し方の一部になり、それをストリートピアノやSNSなどで、聴者と心を通わせるツールになり、音楽って素晴らしいなって。
人と人をつなげたり、懐かしさを共有できたり、曲の素晴らしさを感じ合えたり…。
練習中の様子から完成までを追ったり、人の成長に感動したり、奏者の想いを感じたり…。
ただ演奏を聴くだけでなく、奏者の努力、生き方、向き合い方にも出会わせていただき触れさせていただいた。
音楽は人の人生や想いに触れられたり、様々な人と交流できる、素晴らしいツールだなぁと実感しています。
ピアノをただ弾く楽しさだけではなく、その場にいる人たちと心を通わせることが、何よりの喜びです。
演奏することは、私の感情表現の一部です！
カナ：のぴあさんの演奏が感情を表現するものとなっているのですね。
「聴者と心を通わせるツール」という言葉が、のぴあさんの演奏やtwitterでの交流の様子を表しているなぁと感じます！
音楽って奏者と聴く人の思いを通わせる、本当に素敵なものですね。
では、これでインタビューを終了させていただきます。
のぴあさん、インタビューにご協力いただき本当にありがとうございました！
自分らしく「思い」を届けるピアノ演奏
私がのぴあさんの演奏を始めてお聴きしたときに、なんて優しくて繊細で心に響く演奏なんだろう、と感じたことを覚えています。
今回インタビューをさせて頂いて、のぴあさんが1曲1曲をとても大切に演奏されていることを改めて感じました。
ピアノや弾き語りをただ演奏するだけでなく、その曲をご自身の中で深く解釈されて思いを込めて演奏されていること。
そして聴く人と心を通わせるように意識されていることをお聞きして、きっとこのような思いからのぴあさんの心に響くピアノの音色が生まれるのですね♪
これからも、のぴあさんの思いのこもった演奏がたくさんの人の心を癒すのではないかなと思います。
のぴあさんの今後の活動も楽しみにしています！
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
勇気を持ってチャレンジ！
ピアノ人生を輝かせる仮想演奏会
仮想演奏会は、演奏動画を投稿することでだれでも気軽に参加できる新しいピアノ演奏会です。
ピアノ初心者・再開組大歓迎！自宅にいながら発表の場を持つことができますよ♪
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カナ
読者様のピアノが聴ける日を、楽しみにお待ちしています！
