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こんにちは!ffスタッフのふみです♪
7月の仮想演奏会は、過去最多の25名の演奏者に参加いただきました。
エントリーいただいた方、見に来てくださった観客の方、今月もありがとうございました!
回を重ねるごとに規模が大きくなっており、嬉しい限りです。
さて今回は、初参加いただいたotonaさんのインタビューをご紹介します♪
otonaさんは大人になってからピアノに魅了され、ゼロから練習を始められた方です!
仮想演奏会での演奏を聴いて、「全然初心者には見えない!」とお思いになった読者様も多いのではないでしょうか?
otonaさんのインタビューからは、社会人になって時間がない中でも、ピアノ練習を続けるポイントを学ぶことができます!
内容が盛りだくさんのインタビューですので、じっくりとお楽しみください♪
仮想演奏会奏者otonaさんにインタビュー!!
演奏曲 | 同じ空の下で |
---|---|
ピアノ歴 | 1年10ヶ月 |
メッセージ | 初心者ゆえに全編においてとても苦労しましたが、特にイントロは最初から最後まで綺麗に弾けず大変でした。
(動画でも普通にミスってます汗)
それからお聴きくださるかた、くださった方、ありがとうございます!
初心者の大人ピアノの可能性を証明するべくこれからも精進致しますので、ピアノを大人から始めることに躊躇している方、僕と一緒に音楽で人生を彩りましょう! |
この後のインタビュー内容は、ぜひotonaさんの演奏を聴きながらお読みください♪
まるでオルゴールのような音色で、癒されるピアノ演奏ですね♪
どこか切ない曲調で、じっくりと聴き入ってしまいます。
映像の色合いやぼかしも曲に合っていて、otonaさんは演奏だけでなく、動画編集のスキルもお持ちなのだなと感服しました!
「大人のピアノ・ラボ」というブログを運営されているotonaさん。
私もotonaさんのブログを拝見しましたが、ピアノを始めてからの軌跡が詳しく記録されています。
ブログのアイコンの黒猫ちゃんが可愛いので、今回の記事のトップ画像も黒猫にしました!
以下の内容は、otonaさんのブログでとても詳しく紹介されていますので、今回のインタビューでは割愛させていただきます。
- ピアノを始めたきっかけ
- 今回のエントリー曲を選んだ理由
- 練習に苦労した点
気になる読者様は、otonaさんの演奏動画の概要欄にブログのURLが貼ってありますので、ぜひYouTubeからご覧になってみてください♪
それでは、これよりotonaさんとスタッフのふみによる対談形式で、インタビューの内容を紹介していきます!
Q1. 簡単にプロフィールを教えてください!
otonaさん:改めまして、0からの大人ピアノの可能性を証明するべく活動しているotonaです。
名前の由来は安直に大人=otonaという理由で決めちゃいました。
本業は普通の会社員で、仕事の合間をぬってピアノの練習をしています。
ツイ廃なのでみてもらえれば生活感がよく出ていてわかりやすいかもですね。
ピアノ歴は動画投稿時点で1年10ヵ月ほどだったかと思います。
もうすぐ二年になるところでしょうか。
多趣味ですが、主にインドア系全般、ゲームや漫画小説、アニメなどは幅広く好んでいて、それは選曲にも顕れているのでなんとなくわかるかと思います。
他には万年筆、腕時計、車、カメラ、登山、栄養学(健康ヲタク)、自作PC、音楽CD収集・・・などなど。
それから以前はソロギターをやっていましたが(詳しくはブログ記載なので割愛)、それでも音符も楽譜も読めない状態からのピアノスタートとなりました。
ふみ(ffスタッフ):大人になってピアノをスタートされたので、otonaさんなんですね(笑)
上達までの軌跡をブログに詳しく書かれていて、同じ立場の方やこれからピアノを始める方はotonaさんの姿に勇気付けられていると思います!
otonaさんは、ピアノ以外も多趣味なのですね!
インドア系のみならず、車やカメラ、登山とアウトドアの趣味もお持ちで、幅広いですね♪
otonaさん:ブログの方はなかなか更新がスムーズにいかない現状で申し訳ないのですが、焦らず継続していこうかなと思っているので見守っていただけると幸いです(^^;)
ふみ(ffスタッフ):ブログで練習の記録を残したり、ピアノ演奏の難所を文章で解説したりすることで、課題が整理されて上達に結びつきそうですね!
演奏の感覚的な部分を言葉で書きあらわすのは、文章力がないと相当難しいことだと思います。
Q2. 仮想演奏会を終えて一言お願いします!
otonaさん:仮想演奏会を終えて一言述べるなら「ピアノは大人から始めても問題なく弾けると少しは証明できたかな」でしょうか。
僕自身が演奏する気持ちよさがとても好き、というのもありますがピアノという文化的で生涯をかけられる趣味が、もっと普遍的な世の中にできたらなと思っています。
また、動画の投稿するまでの過程で言えばとにかく練習になりました。
撮影に臨んで初めてわかる細かい部分のミスや表現、それを地道に克服する地獄の反復練習、しかしいざ演奏するときに大切なのはミスをしないと恐れることではなく情景、メンタル・・・。
良い経験をさせていただきました!
ふみ(ffスタッフ):仮想演奏会に初参加いただき、ありがとうございました!
どうしても「ピアノは子どもの頃に習うもの」という印象が強くありますよね。
大人になると練習時間を確保するのも大変ですし、子どもの頃と比べて新しいことを習得するのに時間がかかります(汗)
そんな逆境の中でも、反復練習を繰り返し、完成に向けて努力されたotonaさんを尊敬します!
やはり「動画を投稿して人に聴いてもらう」というところが目標になっていたのでしょうか?
otonaさん:そうですね、ピアノ(音楽)と携われるか楽しさを知ることができるか。
これが生まれた環境で左右されてしまい、諦めるなんてとてももったいないと思っているのでその印象を払拭したいと思っています。
目標としましては、人に聴いてもらいたいというのはあまり意識してなかったと思いますね。
僕がシンプルに演奏を、音楽を楽しみたい。ただそれだけかもしれません。
動画は自身の軌跡と積み重ねをしっかり記録しておきたかったのと、区切りをつけやすくなるなかなか良い手段だと思っています。
ただ、せっかく投稿したのだから・・・というのと好きなことにだけはアクティブでいよう、という思いから発表の場に参加させていただいた感じでしょうか。
ふみ(ffスタッフ):自分が演奏や音楽を純粋に楽しむことが、日々の練習の根幹となっているのですね!
演奏を動画に撮って記録すると、客観的に振り返りができますよね。
細かな目標を一つひとつクリアし、自分の成長を実感することはモチベーション維持にとても役立つと思います!
Q3. 仮想演奏会に参加したことで、心境の変化はありましたか?
otonaさん:まずは圧倒的な達成感、でしょうか?
動画にし「作品」にまで作ることでもただ演奏しているだけでは得られない達成感はありましたが、やはり発表の機会を経て、多かれ少なかれ激励の言葉をいただくというのはとても言い表せないほどの充実感を僕に与えてくれました。
うまく言えませんが、これからのピアノライフにとても良い影響を与えてくれるのではないかな、と考えています。
ふみ(ffスタッフ):圧倒的な達成感!!
それは練習を積み重ねてきたからこそ味わえたものですね♪
感想や激励の言葉をもらえると、また頑張ろう!という気持ちになれますよね。
私は4月の仮想演奏会に下手っぴなピアノアプリで参加したのですが、まず参加できたことへの満足感と、恥をかき捨てたことで一皮向けたような気がしました(笑)
otonaさん:ピアノアプリでのエントリー、あれはすごく良かったと思います!
というのも、本当に実力や形態は問わないんだな、というのがよくわかる例なので幅広い層の方が参加しやすくなったと思うんです。
ふみ(ffスタッフ):そう言っていただけて嬉しいです!
勇気を出してエントリーしたかいがありました♪
いつでも演奏会のハードルを押し下げられます(笑)
恥ずかしいのですが、ピアノアプリでの演奏の様子はこちらからご覧になれます。
otonaさんは、仮想演奏会が始まった当初から応援してくださっていますよね!
演奏者として、また観客として、仮想演奏会に期待することがあれば、ぜひ教えていただきたいです。
otonaさん:やはり僕のスタイルが初心者さんや0からピアノを始める方の後押し、というものなので、大人からピアノを始める方が楽しめるような、モチベーションの支えになるような、そんな人を選ばないオープンな場であり続けてくれたらなと思います。
ふみ(ffスタッフ):ありがとうございます!
「誰でも気軽に参加できる」という魅力を感じてもらえるよう、これからもオープンな場を目指していきたいです。
Q4. 演奏曲はどのように練習されましたか?また、どれくらいの時間練習されましたか?
otonaさん:大人からの方はほぼそうだと思うのですが、僕も楽譜を見ながら弾けないので、暗譜と譜読みはセットで進めなければなりません。
もちろん、簡単なものであれば見ながら弾けるようには成長してきていますが、簡略化されていない普通の曲は現状不可能と考え割り切っています。
平日は基本的に基礎練習と曲の復習&問題点洗い出し、まとまった時間がとれる休日などに曲を1日に2~6小節ほど進める・・・そんな繰り返しでしたね。
時間についてはちょうどフルで記録していた曲なので、ログが残ってます。
時間は凡そ60時間ほど、暗譜までが完了したのが24時間時点でそこからは完成度を高めるため弾きこみました。
期間にすると3ヶ月になります。
初めて取り組んだ曲(YouTube参照)は時間こそ計測していませんが、期間にして一年かかっているのでそう考えると随分成長したな、と思います。
初めて取り組まれた曲の演奏動画は、インタビューの最後でご紹介しています♪
ふみ(ffスタッフ):なるほど、暗譜をしながら少しずつ進めて行かれたのですね!
平日も仕事終わりにコツコツ練習をされていて、otonaさんは努力家だと思います!
初めて取り組まれた曲よりも短い時間で完成されたのは、成長を感じられて嬉しいですね。
練習時間は、何かアプリなどで記録されていたのでしょうか?
otonaさん:記録はstudyplusにて行っています。
記録忘れや隙間練習を入れると60時間以上になると考えています。
(上記画像はotonaさんに提供いただいたものです)
ふみ(ffスタッフ):4月の約32時間はすごいですね!
平均すると、毎日1時間以上練習を続けられたということになります。
otonaさん:僕自身でも当時の練習時間はすごいな、って思ってます(笑)
モチベーションの差というのは、僕や皆さんが思っているよりも遥かに凄まじいのかもしれませんね。
ふみ(ffスタッフ):今回の演奏曲は、モチベーション高く練習できたのですね!
Q5. 今までピアノを習っていて苦労したことや、悩んだことはありますか?壁にぶつかったことはありますか?
otonaさん:苦労したことは・・・
やはり社会人だと時間の捻出をするのが大変なことでしょうか。
大人の場合、周りが勝手に環境を用意してくれる幼少期の習い事パターンと違い、すべて自分の意志をもってお膳立てしてあげなければなりません。
また、時間を作れても疲労などの要素も絡み、効率的にピアノに向かえるかは別の話になります。
壁については、常にぶつかっていますね。
やはり初心者なので当然とも言えますが、言い換えれば出来ることだけに甘んじることなく、常に出来ないことをやろうとしているとも言えるのでこれで良いのかなと考えています。
ふみ(ffスタッフ):「壁にぶつかっているということは、できないことに挑戦している」というのは、とても勇気付けられる言葉ですね!
仕事終わりにもピアノに向かわれていて、本当に尊敬です。
otonaさん:言葉では偉そうな持論を述べていますが、僕自身それを完璧にこなせているかというとそんなことはありませんので、ご注意ください(笑)
でもありがとうございます!
ふみ(ffスタッフ):私なんか一人で練習しているとすぐにくじけてしまいそうですが、壁にぶつかっても練習を続けられていてすごいです!
otonaさん:僕も挫けて他の娯楽に逃げてしまうことは多くありますけどね。
ふみ(ffスタッフ):なかなか夜間の練習は気を使うのではないかと思います!
少し話がそれますが、ピアノは電子ピアノを使われているのでしょうか?
otonaさん:ピアノは電子ピアノを使用しています。
スピーカーで音を出すなら、音量はやはり気を使うのは間違いないですね。
ふみ(ffスタッフ):ヘッドホンを使って、音が外に漏れないようにしているのですね。
Q6. 今後の目標は?
otonaさん:目標ですか・・・、そうですね。
僕は弾きたい曲がいくらでもあるのですが、技術的に殆どの楽曲に対応できるくらいの腕前にはなりたいと思っています。(ポピュラーですけど)
ただ気をつけたいのは、漠然と上手くなりたい、技術が欲しい・・・と目的と手段が逆になりそうな時があるので注意するようにしてます。
好きな曲を、楽しく弾く。
この原点を忘れないようにしたいですね。
ふみ(ffスタッフ):ピアノに限らず、楽しくて始めたはずなのに、だんだんと作業のようになってしまうことがあるのはわかります!
始めた頃の気持ちを思い出すのは大切ですね。
そのためにも、記録をつけるのはとても良い方法だと思います!
Q7. 今回の演奏会で気になる演奏者はいらっしゃいましたか?
otonaさん:気になった人は・・・
やはりポピュラーで歴が浅く僕と近しい感じの人は気になりましたね。
つかつかさんや、negibouzuさん、ままゆきさんなどです。
それから、studyplusでFF関係(スタッフ注釈:フォロー・フォロワー関係)にあるclairさんもですね。
演奏者の皆さんについては、こちらのインタビュー記事の中でご紹介しています。
ふみ(ffスタッフ):やはり、同じように大人からピアノを始めた方のことが気になりますよね!
これからも皆さんと仮想演奏会で共演されることを楽しみにしています♪
ゼロからのスタートでも、可能性は無限大!
全くの未経験から、大人になってピアノを始められたotonaさん。
限られた時間の中でも、努力を続けられている姿勢には学ぶことがたくさんありましたね!
インタビューで聞いたお話から、「ピアノ練習を続けるポイント」を私なりにまとめてみました。
●演奏や音楽を楽しむ気持ちを忘れない。
●練習の過程を記録し、自分を振り返る機会を持つ。
●モチベーションを高く維持できる工夫をする。
ご自分と向き合い模索しながら、練習を続けられているotonaさんは、本当に素晴らしいと思います!
「好きな曲を、楽しく弾く。」
ピアノを演奏する人にとって一番大切な言葉ですね!
今後もotonaさんのご活躍がとても楽しみです♪
otonaさん、お忙しい中インタビューに答えてくださり、ありがとうございました♪
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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