
せっかくピアノを再開したのに、「上手くならない」「才能がない」と思って諦めようとしていませんか?
一度諦めてまた再開していた場合、心が折れてしまいそうですよね。
「やっぱり、向いていなかったんだ」「もうやめよう」
でも、少しだけ待ってください。
そもそも「ピアノの才能がある」とはどういうことでしょうか?
- 絶対音感を持っている
- 初見能力がある
- テクニックがある
- 表現力がずば抜けている
しかし、これらはピアニストに必要な才能で、読者様はピアニストを目指しているわけではありませんよね。
だから、上記の才能がなくても落ち込む必要はありません。
なぜなら、才能は自分で作ることができるからです!
諦めてしまう前に自分で才能を作って自信をつけましょう。
この記事を読むと、ピアノの才能の作り方が分かりますよ。
- ・なぜ、ピアノの才能がないと思ってしまうかが分かる
・ピアノの才能の作り方が分かる
ピアノの才能がないと思ってしまう理由
なぜピアノの才能がないと思ってしまうのでしょうか。
それは、次が考えられます。
- 思うように弾くことができない
- 他人の演奏と比較している
- 明確な目標が決まっていない
一つずつ見ていきましょう。
思うように弾くことができない
毎日欠かさず練習をしているのに、「思うように弾くことができない」と悩んでいませんか?
それは、練習方法が間違っているからです。
どれだけ練習しても方法が間違っていれば、上達はしませんよね。
間違ったピアノの練習方法で多いのが、「間違うたびに最初から弾きなおす」です。
間違えるたびに、冒頭や間違えた箇所より前の小節に戻って弾きなおすといつまで経っても、間違えるところが弾けるようになりません。
しかも、間違えない箇所はどんどん上手になり、間違える箇所は毎回間違うという負のスパイラルに陥ってしまいます。
一度、間違えた箇所に集中して部分練習をしてみてください。
また、テンポを落としたり片手ずつ弾いたりするのもおススメです。
間違った練習方法で練習を続けていると上達しないため、「こんなに練習しているのに」と落ち込んでしまいます。
上達しないなと感じたら、早めに別の練習方法を試してみてくださいね。
他人の演奏と比較している
他人の演奏と比較していませんか?
今は、YouTubeなどのSNSで簡単に他人の演奏を見られます。
「この方はピアノを始めて数カ月でこんなにも弾ける、それに比べて私は…」とすぐに比較ができてしまいます。
すると、ますます自分に自信がなくなり、才能がないからもう辞める!と自分を追い込んでしまいかねません。
他人と比較しても何もいいことはありませんよ。
それに練習時間、練習量、目標など違いがたくさんあります。
また、「他人」であり「あなた」ではないので違って当然であり、違っていてOKですよね。
明確な目標が決まっていない
明確な目標を決めず、「上手くなりたい」とやみくもに練習していませんか?
- 1年で教則本を5冊終わらせる
- 1年で弾けるようになるピアノ曲を調べる
- ピアノを毎日30分弾く
上記は目標として、とても良いと思いますよね。
しかし、どれも具体的ではありません。
このような状態で練習を進めても、なかなか上手くはなりません。
1年で教則本を5冊終わらせるためには、2.5カ月に1冊のペースで練習が必要です。
そのために1日何ページ進むのか、何分練習するのかなどの具体的な計画を立てないと目標は達成できませんよね。
ピアノの才能の種類
そもそもピアノの才能とはどのようなものでしょうか。
それは、手の届かないようなものではなく、今やっていることを自分で磨いて作るものです。
- 最適な方法で練習できる才能
- スモールステップで進められる才能
- 継続ができる才能
意外ですか?
しかし、上記は普段からやっていることを磨いた結果ですよね。
最適な方法で練習できる才能
最適な方法で練習を進めることができれば、最短で目標を達成できます。
当然、自分に合っていない練習を続けると上達しませんよね。
でも、最適な方法で練習するのってとても難しくないですか?
レッスンを受けていれば先生に教えてもらえますが、独学だと自分で調べないといけませんよね。
その方法は次の見出しでお伝えしますね。
スモールステップで進められる才能
練習を進めていくうえで、目標を持つことは大事です。
ただ、一点、気をつけていただきたいのが、初めから手の届きそうにない目標を設定することは止めておきましょうね。
いきなり大きな目標を掲げてしまうと、「なかなか手が届かない」としんどくなって簡単に挫折してしまします。
大切なのは「スモールステップで進める」ことです。
小さな目標達成を積み重ねると、やがて手の届かなかった目標が達成できます。
まず、曲を聴く→楽譜のテンポを確認する→右手、左手とも譜読みをする→歌ってみる→数小節を弾く、とやるべきことを細かく分けて弾いていきましょう。
継続ができる才能
これは誰でも手にしたい!と思うのではないでしょうか。
たしかに「継続は力なり」、「塵も積もれば山となる」です。
続けるためには、好きな曲で練習したり、練習状況を記録したりしてください。
好きな曲を弾けるようになれば、上達が目に見えて分かれば、嬉しく、さらに練習に力が入りますよね。
続けるにはモチベーションの維持がカギになってきます。
モチベーションを維持するとっておきの方法はこちらをどうぞ。
ピアノ練習でモチベーションが上がらない?気分が乗らないなら○○を♪
ピアノの才能の作り方
それでは、ピアノの才能を作る方法をお伝えしていきますね。
最適な方法で毎日練習するには
最適な方法で毎日練習するには、いろいろな方法を試して探していかなければいけません。
「自分に最適な方法って何?」と誰もが知りたい情報は、次の記事を参考にしてみてください。
【初心者向け】ピアノ独学時のオススメ練習方法4つと注意点2つ!
人によって「最適」はそれぞれ違いますが、一つだけ共通点があります。
それは、「毎日練習する」です。
どんなに忙しくても、たった5分でも、必ず毎日ピアノに触れてください。
毎日触れることでだんだんと最適な方法が分かってきますよ。
スモールステップで練習を進めるには
スモールステップで練習を進めるには、「過去の自分と比較すること」が大切です。
読者様の中には「他人との比較」をついついしてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
SNS、ストリートピアノなど、今は簡単に他人がピアノを弾いているところを目にできます。
他人が上手にピアノを弾いている姿を見ると、「私の方が年上なのに」、「私の方が経験があるのに」とモヤモヤして、「人より劣っている」と自分を卑下してしまいがちになりますよね。
しかし、読者様と他人は悩みや得意なところは全く違います。
違うのに比べても意味がないですよね。
今日から他人と比較するのではなく、過去の自分と比較してみてください。
ピアノを再開した時、1年前、3ヶ月前、2週間前、昨日、と今日の自分はどのくらい成長しているでしょうか?
少しずつでも成長を感じられたら、自信を持てますよね。
継続するには
何をするに置いてもこれが一番難しいですよね。
でも「継続は力なり」、「塵も積もれば山となる」です。
続けるためのモチベーションを維持するには、好きな曲で練習したり、練習状況を記録したりしてください。
好きな曲を弾けるようになれば、上達が目に見えて分かれば、嬉しく、さらに練習に力が入りますよね。
モチベーションを上げる方法は次の記事からもヒントを得られますよ。
【初心者・独学者向け】ピアノ練習のモチベーションアップ法7選!!
ピアノ練習でモチベーションが上がらない?気分が上がらないなら○○を♪
自分だけのピアノの才能を見つけてピアノライフを楽しもう!
ピアノの才能がないと思ってしまう理由と才能の作り方をお伝えしてきました。
ここまでの内容をおさらいしましょう。
- 思うように弾くことができない
- 他人と比較している
- 目標を決めていない
- 最適な方法で練習できる才能
- スモールステップで進められる才能
- 継続ができる才能
- 毎日、必ずピアノに触れる
- 過去の自分と比較して小さな目標を積み重ねる
- 好きな曲で練習する、練習記録をつける
自分だけのピアノの才能を見つけて、もっとピアノライフを充実させてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。