ff通信4月第2弾♪仮想演奏会奏者リリーさんのリサイタル&10回記念インタビュー!

前回のff通信4月第1弾はこちら

 

こんにちは!ffサイトスタッフのきなこです。

 

先日開催された3月の仮想演奏会は、楽しんでいただけましたか?

 

おかげさまで仮想演奏会は好評につき、今回から定員制とさせていただいております。

 

まだ見られていない方は、ぜひご覧ください!(スタッフは定員枠に含まれていません)

 

演奏者インタビューでは、ffサロンのメンバーさんを中心にいろいろなお話を聞いています。

 

内容は、仮想演奏会に参加した感想や、ピアノの練習内容、今後の目標などなど…。

 

読者様のピアノライフのヒントにもなると思いますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

今回は、3月仮想演奏会でエントリー通算10回目となったリリーさんのソロリサイタルと、インタビューの2本立てでお送りします。

 

数々のコンクールで結果を残している実力者である、リリーさんの素晴らしい演奏を聴きながら、リリーさんとピアノの深い関係を知ることができるインタビューとなっています。

 

ぜひ、最後までお楽しみください♪

 

リリーさんのプロフィールをご紹介!

♫ 3月仮想演奏会での演奏 ♫
演奏曲 ドビュッシー作 亜麻色の髪の乙女
お住まいの都道府県 兵庫県
ピアノ歴 エレクトーン6年、ピアノ15年
メッセージ 綺麗な曲で、弾いていて気持ち良くなります。

 

大好きな曲の1つです!

 

森の中で、ドビュッシーが見た(見惚れた)景色をイメージして弾いています♪

 

亜麻色の髪の(足元までの長さの三編みパーマ)女性が、遠くぼんやりした景色の中からこちらに向かって歩いてきて、ドビュッシーが見惚れていると、髪飾りを落とし、ドビュッシーが声を掛けると、振り返って笑顔で女性が受け取り、頭を下げ、戻って歩いていき、またぼんやりした景色の中に消えていきました。

 

なんて綺麗な女性なんだと回想し、(消えていき)夢のようだったと終わるイメージです。

 

まさに、前から美しい女性が歩いてくる情景を想像してしまう演奏ですね。

 

リリーさんのテクニックと表現力によって、曲の良さが最大限に引き出されているようです。

 

リサイタルを始める前に、リリーさんのプロフィールをご紹介します。

 

リリーさんのピアノに関するプロフィール情報
  • 3歳からヤマハ音楽教室でエレクトーンを習い始める
  • 9歳の時に、お母さまの知り合いのピアノの先生のところに連れて行ってもらったことをきっかけに、ピアノへ切り替える
  • 高校生のときに第21回グレンツェンコンクール近畿地区大会優秀賞を受賞
  • 2020年1月11日、神戸国際コンクール本選へ出場
  • 2020年第一回グレンツェン動画ピアノコンクール予選銅賞受賞、本選通過
  • 現在、コンクールに向けて練習中

 

・リリーさんの過去のインタビュー記事はこちらをご覧ください。

 

≫ff通信10月第1弾♪リリーさんに仮想演奏会5回目記念インタビュー!!

 

≫ff通信5月第3弾♪仮想演奏会奏者リリーさんにインタビュー!!

 

ここからは、リリーさんとffスタッフきなこの対談形式で、リリーさんのプロフィールに関するお話を伺っていきます♪

 

きなこ(スタッフ):グレンツェンコンクールは、日本最大級のピアノコンクールなのですね!

 

出場者数30000人〜40000人と聞いて驚きました…!

 

予選銅賞受賞、本選通過おめでとうございます!!

 

動画形式での開催ということで、通常のコンクールとはまた違う心持ちだったかと思いますが、いかがでしたか?

 

リリーさん:ありがとうございます!

 

グレンツェンは日本最大級のコンクールですね!

 

予選・本選はともに、次に繋げたい思いで挑みました

 

予選時は、何が何でも本選の曲を弾きたいという気持ちが強く、最後の最後まで先生にレッスンしていただき、スタジオで動画を撮りました。

 

本選では、弾きたかった曲が弾けることの嬉しさを感じつつ、ファイナルまでいきたいという思いで、その時にできることの最大限を尽くしました。

 

現在、ファイナルに向けて、練習に取り組んでいるところです。

 

きなこ(スタッフ):予選は本選の曲への思いが、本選ではファイナルというステージへの思いが、とても強かったのですね…!

 

リリーさんの熱い気持ちが伝わってきて、私の体温まで上がりそうです…!(笑)

 

ちなみに、本選ではどんな曲を弾かれたのですか?

 

リリーさん:「亜麻色の髪の乙女」を弾きました。

 

とても美しい曲で、何が何でも弾きたいと思っていました!

 

きなこ(スタッフ):3月仮想演奏会で披露していただいた曲ですね♪

 

とても素敵でうっとりしてしまいました…!

 

ファイナルの舞台も、ぜひ楽しんでくださいね!応援しています!

 

リリーさん:ありがとうございます!

 

きなこ(スタッフ):コンクールの他にも発表会やストリートピアノなど、人前でピアノを弾く機会を大切になさっているのですね!

 

人前で弾く機会を増やそうとした理由やきっかけなどはありますか?

 

リリーさん:元々、子どもの頃から人前でピアノを弾くことが好きです!

 

現在は、ストリートピアノや発表会、弾き合い会、コンクールなどの機会をいただき、都合を見ながら参加しています。

 

実は昨年のコンクールでとても緊張してしまい、思うような演奏ができず悔しい思いをしました。

 

そのため、コンクールなどの舞台でベストを尽くせるよう、できる範囲で人前で弾く機会を増やそうと思いました!

 

きなこ(スタッフ):そうだったのですね!

 

コンクールのような一度きりの舞台で、思うような結果を残すってとても難しいですよね。

 

人前で弾く機会が挑戦のためとは、とてもかっこいいです!

 

リリーさんの演奏を聞きたい方も多いと思いますので、練習方法として一石二鳥ですね♪

 

リリーさん:そうなのです。

 

日頃から、いかに色々な演奏を聴いたり基礎をしっかり行ったり本番を意識した練習ができているかが大事だと思っています。

 

人前で弾く度に、足りないものを実感しながら帰宅し、翌日から気を引き締めて練習を行っています。

 

きなこ(スタッフ):リリーさんは、とてもストイックなのですね。

 

ピアノ上達の秘訣をお聞きできた気がします…!

 

昨年のコンクールにはとても悔しい思いがあるとのことですが、ほかにも、これまでに印象に残っている舞台はありますか?

 

リリーさん:印象に残っている舞台は、昨年、いつもお世話になっているスタジオで開かれた、コンピレーションCD発売記念ホールコンサートです。

 

コンピレーションCDとは
コンピレーションCDとは、何らかの意図によって、既発表の音源を集めて作成されたCDのことを指します。
多くの場合、様々なアーティストの曲を収録しますが、特定のアーティストのベスト・アルバムをコンピレーションと称することもあります。

 

事前にそれぞれ録音した演奏を1つのCDにし、お客様に当日渡しました。

 

コンサートは感謝したい人に向けて演奏する場で、私はや日頃からお世話になっているスタジオのスタッフ様に向けて演奏いたしました。

 

改めて、感謝の気持ちを込めて演奏することの大切さを学んだコンサートとなりました。

 

きなこ(スタッフ):感謝の気持ちを音楽の贈り物で届けるのは、とても素敵ですね♪

 

お母さまも、スタッフの方も、とても喜ばれたことでしょう…!

 

特別な気持ちを込めた演奏は、弾く側も聴く側も一味違う感動を味わうことができそうですね。

 

リリーさん:喜んでいただき、嬉しかったです。

 

皆様の心のこもった演奏を聴き、私も素敵な時間を過ごすことができました。

 

~インタビューのおまけ①~

コンピレーションCD発売記念ホールコンサートで演奏した時の動画です。

 

ショパン「スケルツォ2番」をCDに収録いただきましたが、他の曲も聴いていただきたく、コンサートでは以下の3曲を演奏させていただきました。

 

  • ドビュッシー「アラベスク1番」
  • メンデルスゾーン「春の歌」
  • ショパン「華麗なる大円舞曲」

 

今回は、ショパン「華麗なる大円舞曲」をお聴きいただきたいと思います!

 

>>リリーさんのYouTubeはこちらから

 

ffピアニストリリーさん♪オンラインリサイタル開催

 

リリーさんのプロフィールを知っていただいたところで、次はいよいよソロリサイタルに移っていきます♪

 

今回は、こちらの3曲を演奏してくださいます。

 

  1. 大井健作「Fragments of Lyrics」
  2. ベートーヴェン「エリーゼのために」
  3. ショパン「ノクターン第20番 嬰ハ短調」

 

それぞれの曲について、選曲の理由や曲にまつわる素敵なエピソードをお聞きしました!

 

ぜひ、動画を再生し演奏を聴きながら、インタビュー内容をお楽しみください♪

 

大井健作「Fragments of Lyrics」


 

きなこ(スタッフ):1曲目は、大井健さん作曲の「Fragments of Lyrics」ですね!

 

40秒という短い曲ですが、何か始まるかのようなワクワク感と、泣きたくなるような美しさを感じました。

 

リリーさん:ありがとうございます!

 

この曲は、私が応援させていただいているピアニスト、大井健さんがご自身で作曲された曲です。

 

曲名の「Fragments」とは、断片という意味です。

 

きなこさんが仰っしゃられている通り始まりを感じさせる曲で、私も演奏が始まるという時や曲の切り替え時によく弾いています。

 

演奏世界へのお誘いのようなイメージがあり、最後の部分で次(未来)を予感させ、次にどのような曲が聴けるのだろうかと思わせるようなキラキラした世界観があるため、この曲を1曲目に選びました。

 

映像は、一昨年の夏にショパン展を開催している時に、デュオこうべのストリートピアノで演奏した時のものです。

 

大井さんのように演奏したくて、WALKMANでこの曲を何回も聴きながら、楽譜集に記載されているアドバイスに沿って試行錯誤し、完成しました!

 

大井さんの楽譜集に載っている曲はどれも素敵で、全曲を弾けるようになりたいです!

 

現在14曲のうち4曲はマスターし、2曲を練習しています。

 

きなこ(スタッフ):大井健さんは、作曲家の中村匡宏さんとのピアノデュオ、「鍵盤男子」としても活躍されていたピアニストさんですね。

 

楽譜集の全曲を弾けるようになりたいとは、並々ならない愛を感じます!

 

大井さんの魅力は、どのようなところなのでしょうか?

 

リリーさん:大井さんの魅力は、心優しく、1人1人のファンを大切に思い、感謝の気持ちをもって接しているところです!

 

一昨年の夏に、神戸で鍵盤男子のライブがあり、ライブ後にデュオこうべでYAMA-YURIを演奏していたところ、ファンの方が集まってくださり、動画を撮ってくださる方もいて、そこからファン友さんが増えました。

 

鍵盤男子のお二人、撮ってくださったファン友さん、そして繋がりのできたファン友さん達に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

ありがとうございます。

 

きなこ(スタッフ):なんと!素敵なエピソードですね!

 

大井さんのファン対応の親切さがよく伝わってきました。

 

ファンの人同士の繋がりまで広げるとは、ストリートピアノの可能性は計り知れないですね!

 

リリーさん:ストリートピアノを弾きに行くと頑張ろうという気持ちになれるので、私にとってのパワースポットです。

 

ピアノを習わせてくれた母にも感謝しています。

 

ピアノを弾けなければ、ストリートピアノでも弾けなかったですし、ファンの方との繋がりが広がらなかったと思います。

 

きなこ(スタッフ):ピアノを弾ける故の繋がりを作ってくださったお母さまも、それを十分に生かして広げていくリリーさんも素晴らしいと思います!

 

ストリートピアノという、パワースポットの存在は大きいですね!

 

リリーさんのピアノを楽しみにする人も、増えていきそうです♪

 

リリーさん:ありがとうございます!

 

この時期なのでそれほど行けませんが、ストリートピアノを弾いていると幸せで、頑張ろうという気持ちになり、練習のモチベーションにもなっているように思います。

 

私の演奏を楽しみに聴いてくださる方が、増えると嬉しいです。

 

~インタビューのおまけ②~

初めてのピアノの発表会の時の写真。

当時、小学3年生です!

バッハ「メヌエットト長調(トリルなし)」と「マーチニ長調」を弾いていました。

 

ベートーヴェン「エリーゼのために」


 

きなこ(スタッフ):2曲目は、「エリーゼのために」ですね。

 

11月の仮想演奏会で披露していただきました!

 

滑らかで1音1音が揃っていて、とても丁寧な印象を受けますね。

 

ピアノを習っている人なら誰でも通るような王道の1曲を、見事に演奏してくださいました。

 

リリーさん:「エリーゼのために」は、子どもの頃に弾いていました。

 

当時は早く弾くことが好きでしたが、大人になった現在は先生から表現力を学び、演奏(世界)が変わり、この曲を何回も弾きたくなるほど大好きになりました!

 

映像は、グレンツェンピアノ動画コンクール予選時に弾いたものです…!

 

結果を残すことができ、私にとって思い出深い曲なので、選びました!

 

「エリーゼのために」は、新しい先生に1ヶ月間と短期間の間でレッスンいただき、初めて挑んだ曲です。

 

その以前よりも練習はしていましたが、思うように演奏できず悩んでおり、思い切って先生に指導をお願いしました。

 

レッスンを受け、ピアノとの距離感から、手の動かし方脱力…と様々なことを学びました。

 

先生にご指導いただき、表現力や演奏に対する気持ちも変わりました。

 

きなこ(スタッフ):コンクール予選の映像でしたか!

 

リリーさんがこれまでに培われた技術と、曲への思いが詰まっているのですね。

 

先生から指導を受けられているとのことですが、お教室に通われているのですか?

 

リリーさん:はい、電車で通っています。

 

最初は電車で通うのも…と思っていましたが、やはり先生にご指導いただきたい気持ちが強く、習って半年程になります。

 

きなこ(スタッフ):電車でお教室に通われているとは、時間もお金もかかりますし、簡単なことではないですよね…。

 

お教室に通われるようになったのは、コンクールに出場されるためですか?

 

リリーさん:先生のところに習いに行くにあたって、交通費もかかり、通うまでの時間もかかるため、悩みました。

 

ですが、自分の演奏に満足できず、もっとレベルアップしたい気持ちが強かったため、表現力や身体の使い方を学ぶために、先生に習いに行くことに決めました。

 

勿論、先生ご自身もコンクールでたくさん功績を収められてきたこともあり、私自身もコンクールでより良い結果を残したいという理由もあります。

 

きなこ(スタッフ):リリーさんの熱い向上心ゆえの、お教室通いだったのですね!

 

新しい先生に指導を受けられてから、ピアノの練習の仕方や成長する速さなど、変化はありましたか?

 

リリーさん:先生からは、肩から弾くことの意識、肩や腕の脱力、曲による身体の使い方、打鍵、休符を感じること、呼吸…とたくさんのことを学びました。

 

自分の中で練習する際も意識が変わり、演奏が変わってきたように思います。

 

また、今までは1日に何回も何回も通しをしていましたが、練習も効率良くするため、通しは1回のみで、あとは苦手なところをゲーム感覚で1つ1つクリアしていき、終わったら次の曲に進むようになりました。

 

先生に教えていただいた練習法により、1曲に対する練習量が減り、他の曲にも手が回るようになりました。

 

また、今まで怠っていた基礎をやろうという気持ちになりました。

 

今でも、余裕がなくなると手が回りませんが、以前に比べ行うようになったと思います。

 

そして、口で説明することは難しいですがバッハの良さがわかるようになりました。

 

きなこ(スタッフ):リリーさんの熱意と、ひたむきな姿勢で、どんどん成長されていくのが伝わります…!

 

練習方法も効率化されたのですね!

 

ゲーム感覚での練習、という感覚を持てると、練習の辛さが減る感じがしますね。

 

また、基礎練習の大切さを改めて感じられたのも、独学ではなかなかたどり着けない域かもしれませんね。

 

ショパン「ノクターン第20番 嬰ハ短調」


 

きなこ(スタッフ):3曲目は、ショパン「ノクターン第20番 嬰ハ短調」ですね!

 

2月の仮想演奏会一周年企画で披露いただきました!

 

美しく儚くかつ、安定感がある滑らかな演奏ですね♪

 

リリーさん:何回も弾きたくなるぐらい大好きな曲を最後に選びました!

 

3年前に河合楽器製作所のKawai NOVUS NV10のプロモーションビデオで、ピアニストの大井健さんが、こちらの曲を演奏されていて、またコンサートの時にも演奏をされていて、私がいつか弾きたいと思っていた曲です。

 

大井健さんのショパン「ノクターン第20番 嬰ハ短調」

引用:河合楽器製作所YouTube

 

今年から月1曲の完成を目指して、練習に励んでおり、1月はこの曲を弾けるようになることを目標に取り組みました!

 

先生にご指導いただいてから、1音1音に耳を傾けるようになり、ピアノのタッチ音楽の方向性等の表現力や身体の使い方などたくさんのこと学び、弾けるようになりました!

 

弾いていると気持ちが良く、心の中で歌っています。

 

入り方左手の動かし方打鍵民族舞踏のリズム最後の長い連符が続くところ…と、様々なことに気をつけながら弾きました!

 

35連符が、最大の難所です。

 

きなこ(スタッフ):35連符は長すぎますね(笑)

 

これを完璧に弾くのは相当の指の動きの滑らかさと安定感が必要なのでしょう…!

 

動画のリリーさんは、見事に弾かれていますね♪

 

すごいです!

 

リリーさん:ありがとうございます。

 

最後の長い連符が続くところが難しいですね。

 

18連符→35連符(2分55秒〜)→11連符→13連符となっており、それぞれ2拍の中で弾ききらないといけないので、集中力と呼吸腕が上下に動かないように平行に動かすこと力加減ピアノとの距離に気をつけています。

 

どうしてもピアノと近づきすぎてしまったり、力んでしまい、途中で止まってしまうこともあります。

 

さらにそれぞれ強弱の記号があり、連符をミスしないように弾くことに意識が行きがちなので、今後の課題です。

 

きなこ(スタッフ):ピアノとの距離感まで、調節が必要なのですね…!

 

まさに、椅子に座るところからの一寸の狂いもない計算が、美しい演奏を作り出すのかもしれませんね。

 

ピアノの奥深さを改めて感じます。

 

仮想演奏会10回エントリー記念インタビュー‼︎

 

さて、リリーさんのソロリサイタルは楽しんでいただけたでしょうか?

 

続いて、仮想演奏会エントリー通算10回目を記念して、リリーさんに伺いたいことを質問させていただきました♪

 

それでは、リリーさんの10周年記念インタビューをお楽しみください!

 

Q1. 仮想演奏会に10回参加してみて、いかがでしたか?

きなこ(スタッフ):仮想演奏会に10回参加してみて、いかがでしたか?

 

リリーさん:昨年のピアノの発表会が、コロナにより人前で演奏ができなくなったため、長年お世話になっている先生宅で動画を撮っていただき、動画発表会という形になりました。

 

発表会予定だった日に自宅で一人発表会をしていたところ、仮想演奏会様にお声掛けいただいたのがきっかけでしたね!

 

たくさんの方々に聴いていただく機会をいただき、嬉しいです!

 

人前で弾いた気分になり、いつも楽しませていただいています。

 

あれからほとんど毎月参加させていただき、10回目になるのですね!

 

毎月、今の自分に何ができるか、何を聴いていただこうかと考え、取り組み、動画を撮り…と楽しく参加させていただいています。

 

クラシック等様々な曲を聴いていただくことができ、嬉しいです。

 

今では1ヶ月に1曲を完成させることが目標になっています!

 

また、皆様の演奏も楽しく聴かせていただいています!

 

今までは皆様の演奏を聴いて、いいねしていただけでしたが、参加させていただいた際に、コメントもいただけるのが嬉しく、私もコメントをさせていただきたいと思うようになりました。

 

これからも毎月、様々な曲を聴いていただけるよう、練習に励みたいと思います!

 

きなこ(スタッフ):こちらこそ、いつも仮想演奏会を盛り上げていただき、ありがとうございます!

 

仮想演奏会が目標の一部になっているとは、とても嬉しいです!

 

仮想演奏会では、クラシック部門ポピュラー音楽部門弾き語り・連弾部門企画…とジャンルを様々用意していますので、これからもぜひ、挑戦のきっかけにしてください♪

 

他の参加者さまへのいいね、コメントもいつもありがとうございます!

 

ffサロンや仮想演奏会という繋がりがあるので、そんな仲間のような方からの演奏へのコメントはとても励みになりますよね!

 

リリーさん:こちらこそ、いつも参加させていただきありがとうございます。

 

今後も、挑戦の機会にさせていただきたいと思います!

 

皆様からのいいねやコメントは、練習の励みになっています。

 

いつもありがとうございます!

 

きなこ(スタッフ):これからも仮想演奏会とともに、リリーさんの思い出が増やしていっていただけたら、嬉しいです!

 

Q2. コンクールで結果を出すための、アドバイスをお願いします!

きなこ(スタッフ):多くのコンクールで、素晴らしい結果を残しているリリーさん。

 

読者の皆様に、コンクールで結果を出すためのアドバイスをいただけますか?

 

リリーさん:やはり、演奏だけでなく、心身も調整することだと思っています!

 

どれだけ練習してきても、気持ちがついてきていなかったり、体調を崩してしまうと、良い演奏ができないと実感しています。

 

レッスンでも、気持ちがついてこないと吸収しにくくなります。

 

そのため、演奏だけでなく心身としっかりと向き合い、調整していく必要があると思っています。

 

例えば、疲れた時や気が乗らない時に無理をして練習すると逆効果になるので、通しのみと練習時間を短くしたり、他の曲を弾いたりするなど、工夫が必要だと思いました。

 

また、同じ曲でも演奏者により弾き方がそれぞれあるので、様々な演奏をYouTubeで聴いて参考にしています。

 

練習の仕方としては、ただがむしゃらにするのではなく、一度通し、演奏を振り返り、改善点を練習して終わったり、先生にご指導いただいたことを振り返りながら練習するなども必要だと感じました。

 

私の場合、練習をしている中で曲のイメージやこう弾きたいと思うようになるので、その時は先生に相談し、イメージに合わせた演奏法をご指導いただいています。

 

本番前や前日は、何回も弾きたくなりますが、がむしゃらに弾いてしまうと、できていたところができなくなったり、演奏の調子が悪くなってしまうので、いつも通りに生活して、ゆっくりしたり、演奏の調子が良い時に練習を止めることも必要だと感じました。

 

それから、お忙しい中、先生にご連絡するのも…と思っていましたが、コンクールや弾き合い会の前日か当日の朝に先生に連絡し、目標を伝えることをしています。

 

そうすることにより、自分の中で安心感があり、目標を意識して演奏できているように思います。

 

本番が終わってからも、振り返り、結果とともにお伝えし、少しずつ次に向けて活かすことができているように思います。

 

現在、体力作りのために、毎朝5〜10分程ジョギングしています。

 

きなこ(スタッフ):丁寧にありがとうございます!

 

ただ練習を一生懸命するだけではなく、心の調整目標管理も大切なのですね。

 

リリーさんがコンクールに向かう中で、一番大変だったのはどのような点ですか?

 

リリーさん:やはり、気持ちの調整が大変でした。

 

何が何でも勝ちたいといった強い気持ちがあると演奏もついてきますが、気持ちが下がってしまうと演奏も思うようにできなくなります。

 

きなこ(スタッフ):確かに、モチベーションを保つのは難しいですよね。

 

気持ちが下がってしまった時のリリーさんなりの対処法などはありますか?

 

リリーさん:そうなのです。

 

気持ちが下がってしまった時は、その時に弾きたい曲を気持ちがスッキリするまで思う存分に弾く時もあれば、ピアノから離れる時もあります。

 

きなこ(スタッフ):なるほど…。

 

思い切りくっついたり、離れたり、ピアノとの距離感を図りながら、気持ちも調整なさるのですね。

 

最近、リリーさんが思いっきり弾いた曲はありますか?

 

リリーさん:その時々ですが、一番思いっきり弾けるのは、メンデルスゾーン「Op.53-3」です。

 

大学生時代から思いっきり弾きたくなると、弾いています。

 

fから始まり、思いっきり感情をぶつけて弾くとスッキリします(笑)

 

勿論、本来の弾き方でも弾いています。

 

あとは、ショパン「夜想曲9-2」や「華麗なる大円舞曲」、ドビュッシー「アラベスク1番」、大井さんの楽譜集…と、その時の気分で気が済むまで弾いていたりします。

 

きなこ(スタッフ):おお〜そうなのですね!

 

思いっきりメンデルスゾーンを奏でるリリーさんがすぐ想像できました!(笑)

 

レパートリーが多いと、色んな場面でその時に応じてモチベーションを高めることができるという意味で、とてもいいですね♪

 

ピアノ上級者の楽しみ方を、垣間見ることができました…!

 

Q3. リリーさんにとって、ピアノはどんな存在ですか?

きなこ(スタッフ):リリーさんにとって、ピアノはどんな存在ですか?

 

リリーさん:私にとってピアノは大切な存在です。

 

家族のような、友達のような、心の支えのような、心身の一部のような、コミュニケーションの一部のような存在といえます。

 

幼少期のエレクトーン時代は正直、練習が大嫌いでしたが、母が弾いていると「私も弾く!」と邪魔するような子どもでした。

 

勿論、練習をしないのでグループの皆より遅れていき、余計に嫌になりましたが、意地を張って辞めないと言って続けていました。

 

レッスン帰りに駄菓子屋さんに寄ってもらえるのが嬉しかったから、続いていたのだと思います(笑)

 

9歳の頃に、母にピアノ教室に連れて行ってもらいました。

 

雑談をしながらのレッスンで楽しかったです。

 

また、練習をした日にノートにシールを貼ってきてと仰っていただき、シール集めにハマっていたのもあって、練習をするようになり、結果ピアノを好きになりました。

 

小学生の頃は友達とも遊んでいましたが、ピアノが好きなあまり、友達と遊ぶよりピアノを弾いていたいと思っていた時期もありました。

 

学校で伴奏したり、学校の電子オルガンで弾くようになると、弾いてと友達に言ってもらったりして嬉しくて、コミュニケーションのきっかけにもなりました。

 

また、学生時代からピアノを弾くことで、頭や気持ちの整理になっています。

 

ピアノが、どんな感情でも受け止めてくれるので、ピアノから離れたくなくなります。

 

大人になってからも、発表会や弾き合い会…と、ピアノのおかげで様々な繋がりができ、切っても切れない存在です。

 

きなこ(スタッフ):素敵なお話をありがとうございます!

 

リリーさんの人生を語るうえで、ピアノはとても重要な存在なのですね。

 

駄菓子やシールなど、子どもが練習を続けるための大人たちの工夫も伺えて、微笑ましいです。

 

学校でピアノが弾ける子は大人気ですよね♪

 

私も、ピアノが上手な友達に、好きな曲を弾いてもらってました!

 

また、ピアノが頭や気持ちの整理になるとは、すごいですね。

 

リリーさんのことを一番知っているのは、ピアノなのかもしれないですね…。

 

特に、どんな感情をピアノに受け止めてもらうのですか?

 

リリーさん:そうですね!

 

子どもの頃から、楽しい時も、そうでない時もずっと一緒だったので、ピアノが私のことを一番知っていてくれていると思います。

 

ピアノは、どんな感情でも優しく受け止めてくれます。

 

特に、悩んだりネガティブになった時に思いっきり弾いて、受け止めてもらっていると感じます。

 

勿論、心の中でピアノに話しても言葉では返ってきませんが、ピアノが何も言わなくても受け止めてくれていると感じます。

 

きなこ(スタッフ):悩みは時に、何か言葉で回答が必要なのではなく、ただ受け止めて欲しい時も多々ありますもんね。

 

そんなとき、余計なことを言わず感情をそのまま表現してくれるピアノは、良き相談相手になるのかもしれません。

 

リリーさんとピアノの深いつながりを改めて感じました!

 

~インタビューのおまけ③~
Q. リリーさんのピアノ以外の趣味を教えていただけますか??

 

A. ピアノ以外の趣味は、ライブに行ったり、お出かけしたり、食べに行くことですかね!

何人か好きなピアニストがいるので、聴きに行ったり、この時期なので、オンラインでも楽しんでいます。
嵐のライブにも解散まで、何回か行っていました!

 

あとは、友達とお出かけしたり食べに行ったり、一人旅も好きですね。



 

ピアノはどんな感情も受け止めてくれる

いつも華麗な演奏で、仮想演奏会を盛り上げてくださるリリーさん

 

今回のインタビューで、その裏側にある尽きない向上心と、謙虚でストイックな姿勢を知ることができました。

 

そして印象的だったのは、ピアノがどんな感情も受け止めてくれたという言葉です。

 

1つの楽器でありながらも、こんなにも人を支えてくれる存在があるのだなと感動してしまいました。

 

リリーさん、この度はインタビューにご協力いただき、ありがとうございました!

 

これからの挑戦も、ffスタッフ一同、応援しております♪

 

仮想演奏会での素敵な演奏も、楽しみにお待ちしていますね~!

 

ぜひ、お体は大事になさってくださいね♪

 

今後も多くのffサロンの皆様に、ソロリサイタルにご参加いただけたら嬉しいです。

 

*  *  *

 

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ぜひffサロン&仮想演奏会にお越しください♪

 

スタッフ一同、お待ちしています。

 

NEXT ≫ その他の演奏者インタビューはこちら

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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