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こんにちは!
海外それも日本のうらがわ、ブラジルから執筆しておりますffスタッフのNaoです♪
6月の仮想演奏会、私もたっぷり楽しませていただきました。
6月といえば!
ブラジルでは毎年6月に大人も子どもも大好きなフェスティバルが行われています。
その名も「フェスタ・ジュニーナ(6月のお祭り)」!
昔むかしにポルトガルから持ち込まれたカトリックのお祭りと、ブラジルの冬至祭(6月はブラジルでは冬です)がミックスされ、収穫祭として盛大に行われるようになりました。
お祭りではホットワインを飲んだり、フェスタ・ジュニーナならではのお菓子や食事を食べたりして盛り上がります。
何と言ってもコスチュームがかわいいんです♪
収穫祭ということで、大人も子どももみな麦わら帽子にチェックシャツやチェック柄のワンピースを着て「田舎っこ」になります。
残念ながら今年はロックダウン中のため、盛大とまではいきませんが、それぞれの家庭で思い思いに楽しんでいる模様です・・・。
ではでは、そろそろ本題に入らせていただきますね。
今回インタビューにご協力くださった方は、仮想演奏会に初めてご参加のnegibouzu gururiさんです♪
negibouzu gururi さんは、なんと独学でピアノをスタートされました!
どのようにピアノをはじめられたのか、興味深々ですよね?
negibouzu gururi さんのお話は、同じように独学でピアノに取り組まれている方たちの背中をそっと押してもらえるような、勇気が湧いてくる内容でした。
ご自身が実践中の練習法についても、詳しくご回答くださいましたので、これは必見ですよ~!
6月仮想演奏会奏者negibouzu gururiさんにインタビュー!
ff ID | negibouzu |
---|---|
お住まいの都道府県 | 千葉県 |
ピアノ歴 | 1年半 |
参加ジャンル | ポップス |
メッセージ | 独学でピアノ挑戦しております!
この曲は私の好きな犬夜叉のアニメエンディング曲です。
サビに入る直前の演奏がかなり難しく苦労しましたが、楽しく演奏できました。 |
まずはnegibouzu gururiさんのピアノ演奏をお聴きいただきました。
私も実は、この曲が大好きなんです。
聴き終わったあとは、昔カラオケでもよく歌っていたなぁと、思い出に一人ふけっておりました。
イントロがスタートすると同時にタイムスリップ!
当時の淡い記憶がよみがえってきて、切ないキモチ(タイトルはミンナノキモチですね!)になるんです・・・。
楽曲のタイトルにちなんで、この記事のメイン画像もハートにいたしました♡
それでは、この曲の切なさやはかなさを美しい音色で表現してくださっている、negibouzu gururiさんとffスタッフのNaoによる対話形式のインタビュー内容をどうぞ!
Q1.プロフィールを教えてください
negibouzu gururiさん: 皆さんはじめまして、negibouzu gururiです!
独学ですが、ピアノ演奏やっております。
よく、変わったアカウント名ですね。と言われるのですが、これは私のばぁちゃんがボソッと呟いた可愛い言葉ランキングの1位と2位を組み合わせたものです!
ばぁちゃんは今もめちゃめちゃ元気です!
ばぁちゃんに話がそれましたが、私はサッカーとサーフィンが趣味で、今は普通の会社員をしています!
Nao(スタッフ): かわいらしいお名前の由来がおばあちゃんだったとは♪
ピアノの他にも趣味をお持ちということで、negibouzu gururiさんのアクティブなお姿が想像できました。
お仕事と他の趣味を楽しみながらの独学ピアノは大変そうと感じますが、ピアノを始められてからどれくらい経ちましたか?
negibouzu gururiさん: ピアノを始めて1年半が経ちました。
ピアノを弾くと決めた次の日に楽器屋さんに行きました!
ピアノを初めて触った時は、鍵盤の重さにビックリしたのを覚えています。
こんなにも力がいる楽器なのかと衝撃を受けました!
Nao(スタッフ): やろうやろうと思っていてもなかなか踏み出せないこともある中で、negibouzu gururiさんのように、思いたった次の日にすでに行動に移せるとは素晴らしいですね。
そして思いつきではなく、1年以上も継続されていることから、とてもピアノを楽しんでいらっしゃることが見受けられます!
Q2.今回の演奏を終えてみて一言お願いいたします。
negibouzu gururiさん: 楽しく演奏できて良かったです!
自分の演奏レベルから考えるととても難しい楽譜だったのですが、何とかカタチになって良かったです!
Nao(スタッフ): 私も大好きな曲です!
negibouzu gururiさんのピアノ演奏は、優しくどこか儚い・・・そんな楽曲の雰囲気があふれ出ていて、切ない気持ちでいっぱいになりました。
具体的にはどのあたりが難しいと感じられましたか?
negibouzu gururiさん: サビ前からサビ終わりにかけての箇所がとくに難しかったです。
サビ前は指使いがスピードアップし、そのまま流れるようにサビに入っていく必要があったのですが、そこがなかなかうまく演奏できませんでした。
Q3.エントリー曲を選ばれた理由を教えてください。
negibouzu gururiさん: アニメの犬夜叉が好きで、エンディング曲に使われていたBoAさんの曲が犬夜叉の世界観ともマッチしていて、特に自分好みだったので選曲しました。
Nao (スタッフ): 当時はオリコンチャートを賑わせていた曲ですよね。
今でもファンが多い素敵な曲だと思います!
Q4.エントリー曲の練習はどのようにされましたか?
negibouzu gururiさん: この曲を弾く!と決めてからは、1週間くらい毎日時間を忘れて、無我夢中でピアノを弾いていました。
とくにサビ前の指使いが難しい箇所は、そのフレーズだけ1日中弾いたりもしていました。
Nao (スタッフ): ピアノ練習に取り組んでおられる方にとって、とっても貴重なアドバイスですね!
実際に「同じフレーズを繰り返し弾く練習」をしたい方に向けて、もう少しアドバイスをお願いしてもよろしいでしょうか?
negibouzu gururiさん: この方法は私が勝手に考えた練習なので、本当に効果があるかは分からないのですが、難しい箇所は次の3つのことを意識して練習しています。
- ものすごーくゆっくり弾く。この時は1つのミスもしてはダメ!ミスしたらフレーズの頭からやり直し。
- インテンポで弾く。この時にミスしたら、ミスした所から弾き直す。
- インテンポより速く弾く。この時はミスしても絶対止まらない。とにかく最後まで弾ききる。
この3つを繰り返して練習していると、指が曲にフィットしていく感覚があります。
が、、、私はあくまでも初心者なので、理想の6割くらいの演奏が出来れば、自分に合格点をあげて、次に進むようにしています!
Nao (スタッフ): 詳しくてすごくわかりやすいご説明をありがとうございました!
ご自身で練習メニューを組まれ、徹底してルールに沿うことで、独学でもピアノ演奏を楽しむことができるのですね。
世の中の独学ピアノに挑戦したい方にとって、negibouzu gururiさんの練習法を参考にしたい方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
Q5.今回の演奏者で気になる方はいらっしゃいましたか?
negibouzu gururiさん: 紅蓮華を演奏されていた、げんきさんです!
ピアノ歴2週間とのことですが、とても素晴らしい演奏だと感じました。
また、若い時からピアノを楽しんで弾かれているのが、いいなと思いました!
Q6.ピアノを始められたきっかけは何ですか?そして今までピアノを習っていて苦労されたことはありますか?
negibouzu gururiさん: ピアノを始めたのはYouTubeの影響です。
皆さん素敵な演奏をされていて、自分もやってみたいと思い始めてみました。
ピアノで苦労しているのは、ペダルの使い方です。
今も良くわからず感覚で使っていて、音が濁ったり、途切れたりしてしまいます。
Nao(スタッフ): YouTubeでのスタートから、こんなにも上達されたとは驚きです!
ペダルの踏み方は、はじめは皆さま苦労されるようですね・・・。
具体的にYouTubeでのスタートからどのようなステップや練習方法を積んでこられたのか、お聞きしてもよろしいでしょうか?
negibouzu gururiさん: YouTubeで見た、サザンオールスターズの真夏の果実が弾きたくて、すぐに楽譜を購入しました。
基礎練習をする発想は無かったので、いきなり曲を弾き始めていました。
最初は片手ずつ練習し、その時に難しいと感じた箇所は勝手に楽譜をアレンジして弾きやすいようにしていました。
両手で弾くのはとても難しかったのですが、たどたどしくても両手で音が出せて楽しいという感情のほうが強く、イントロのフレーズだけを何時間も楽しんで弾いたりしていました。
そこからは、1小節ずつ弾ける箇所を増やしていき、1曲を完成させました。
2曲目も1曲目と同じように、弾きたい曲を見つけて自分用に楽譜を簡単アレンジして、あとは上で書いた3つの練習方法で演奏を楽しんでいきました!
私は性格上、毎日練習するとか、基礎練習するとかは、向いていないので、気分が乗った時に自分が楽しむものとしてピアノを弾いています。
最近は、楽譜のアレンジにも慣れてきて、簡単にするだけでなく、逆にここに音を足してみるかなんてこともやっています!
あまりカタチに拘らず、自分らしくやってきたので1年半やってこれたのかなと思っています。
Nao(スタッフ): 詳しくお話くださりありがとうございます!
やはりまずは、弾きたい曲を選ぶことがモチベーション維持に繋がるのでしょうね。
楽譜をアレンジできてしまうことにも驚きです!
焦らずマイペースに楽しんでいらっしゃることも、続けられる理由のひとつですよね。
negibouzu gururiさんは、ご自分に合った練習法をすでに習得されていて、じゅうぶん独学でもピアノを楽しめるレベルに達していらっしゃるのですね。
たくさんの方を勇気づけられる大切なお話と感じました。
Q7.今後の目標を教えてください。
negibouzu gururiさん: ピアノは一生続けられる趣味だと思っています。
ピアノに触って音を出しているだけでも楽しいので、この先ものんびりと自分に合ったペースで演奏を楽しみたいと思います。
あなたの「好き」を聴きたい方が待っています♪
negibouzu gururiさん、ご協力下さりありがとうございました。
すごく内容の濃いお話を聞くことができて感激です!
なかなか独学ピアノ奏者の方から直接お話をうかがう機会がなかったため、今回こうしてインタビュー記事として、たくさんの方に知っていただけることは嬉しいですね。
negibouzu gururiさんからお話をうかがって、好きな曲を自分に合わせてアレンジし、のんびり楽しんでいけばいいんだということを学ばせていただきました。
そして、楽しみながらもしっかりと自分ルールを作ってそれに沿った練習をすることも大切なのだと思わせてくださりました。
negibouzu gururiさんのお話を聞いて、仮想演奏会に参加してみたいかも!と思ってくださった読者様。
次はあなたの番です♪
プロも初心者も、独学も関係ありません。
必要なことは、「ピアノが好き」。
ただそれだけです。
皆さまのエントリーを、スタッフ一同心よりお待ちしております♪
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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